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#16 全ての道は誰かが作ってくれたもの

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こんにちは。暇人 all the peopleの考えるラジオです。

今日も考えていきます。

昨日散歩してた時にふと気づいたんですけどね、道歩くのってめっちゃ楽じゃないですか?僕らコンクリートで綺麗に舗装された道歩くじゃないですか。当たり前すぎて深く考えてなかったんですけど、あの道って全部誰かが作ってくれたわけですよね。やばくないですか。

コンクリートの下って全部土で、それも想像するとやばいんですけど、なんか地球の表面にコンクリート乗せてその上を歩いてるっていうのも不思議な感じしますね。モグラとか、やっぱびっくりしたんでしょうかね。土の中に潜って地上に出ようとしたらコンクリートで塞がれてて、え、地上出れないじゃん!みたいな。モグラ界は騒然としたと思うんですけどね。

どうやって道路作ってるのか全然わからないですけど、作る人の労力と歩く人の労力の差ってすごいですよね。これ職業でも価値観でも、色んなところで言えると思いますけど、最初に道を作る人って報われないというか、労力に対しての評価が低すぎますよね。自分が遠くに行くためには新しい道が必要だと気づいて道を作るわけですけど、0から道を作りながら進むので全然先に行けないんですよ。で、道が完成した頃にはもうおじいちゃんになってたりしてね。でもその後に続く人は10代からその道を歩けたりするわけですよね。そして多くの人が歩くようになると、その道を華々しく歩く人に評価が集まって道を作った人は忘れ去られるという。切ない。笑

例えばパソコンっていう分野で見ると、スティーブ・ジョブズとかビルゲイツとか、マークザッカーバーグの名前はみんな知ってますけど、コンピューターの基礎を作ったとされる人たち、アラン・チューリングとかフォン・ノイマンのことなんて僕たち全然知らないですもんね。とはいえ、それが自然なことなんでしょうね。

今と昔だったら、そりゃ今の方が大事ですし、過去と未来だったら未来の方が大事ですから。後から道を歩く人が評価されるのは自然なことですよね。でもね、たまに道を作った人に想いを馳せて、感謝するっていうのは、いいことだと思いますね。だって本当にすごいことですから。そういう気持ちで散歩すると、道路工事して道を作ってくれてるおじさん1人1人がね、偉大な人物に見えてきますよ。

ジョージアのCMで世界は誰かの仕事でできているってキャッチコピーがありますけど、まさにそんな感じ。今ある世界は誰かが作ってくれたんですよね。

なんてしみじみしたところで、今日はおしまい。

最後まで聴いていただいてありがとうございました。

暇人 all the people の考えるラジオでした。

ではまた。

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