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この山田啓吾には夢がある

僕です。
こんなタイトルにしておきながら好きなのはナランチャです。


僕が20年和太鼓を続けてきて、いろんな和太鼓奏者を見てきました。
別にプロだけじゃなく、自分がかつてそうだったように部活だったりアマチュアの方だったり。
その中で、唯一一人だけ、「あ、この人には勝てないな。今の僕はこんなふうに太鼓が打てないな」と感じた人がいます。

その方は太鼓の保存会の方で、相当なご高齢。多分70歳くらいかな。
その方を見たのは、1000人は入りそうな大きなホール。そこでいろんな太鼓団体が演奏する中、ゲストとして呼ばれて演奏をしていました。
若い大学生の子達やプログループに比べて、エンタメとしては見劣りをしていたかもしれません。保存会だから見世物というより伝えることに意義があるだろうからそれはごく自然なこと。
でもそのおじいちゃんは、「多分この人は、町内会のお祭りでもこの1000人のホールでも、変わらず演奏できるんだろうな」と見てて感じることができました。
僕は今まで、見ただけでそんな印象を受ける太鼓奏者を見たことがありませんでした。

こんな風になりたいな、と感じました。

僕には夢があります。それは、「70歳を超えてから現役でいること」です。
その実現のために、今から動こうと思ってます。
手始めに、自分のチームを作ろうかなと考えています。そのためにワークショップを動かしていく。それは結構楽しそう。

でもこの夢って、応援してもらうものではない気もしてます。
何故なら、「人の役に立つような夢ではない」からです。
「70歳超えて太鼓?そっか頑張ってね」で終わる話。
じゃあ応援したくなる夢って、どういうものかなーって先日1人で焚き火をしながら考えてました。

多分、「何かの役に立つ」だと思うんですよ。
それが、幅広く誰かの利益につながるなのか、現代社会が抱えてるネガティヴを解消するなのか。それはどちらもあり得るのかなあって思います。
考えやすいのは後者で、「ああーこういうの嫌だなーどうにかならんかな」とか、「僕はこういう風にして問題解決してるけど、そう出来ない人もいるんだなーどうにか上手くそれを伝えられないかな」とか。

つまり、日常生きていて、問題点を見つけた際、それが夢になり得るのではないか。


僕が一つ今考えているのは、長らく指導という意味で人に教えることが多かったものですから、「人に教えるのって苦手な人多いんだな」ということ。
そこを何とか解消して、例えばバイトの新人くんに楽しく教えられたら、ちょっと世の中幸せになるなーとか思います。

これを、今やってる和太鼓、特にワークショップとうまく繋げられないものか。
ワークショップの中で僕は指導をするけれど、それを元に、ワークショップを受けた人が誰かに何かを教える際、参考にしてもらえるような?んーここら辺はまだまだ試行錯誤が必要そう。


なーんてことを考えてました。これも焚き火のおかげ。焚き火は良いぞ。


ってことで、急につらつら書いてみたくなりました。ジョジョは5部も好きですが6部も好きです。



おしまい。


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