美しい子猫たち傷だらけ泥だらけでじゃれあって離れていく
島本理生著「七緒のために」を読みました。新型肺炎の影響で落ち着かない心を読書で慰めています。この本はずいぶん前に購入して放置していました。島本理生さんの小説は複数読んでいるはずですが、パッと思い出せるのは、ナラタージュくらい・・・忘れてしまっています。アウトプットすることで、少しでも感情を記憶にとどめておきたくnoteを使ってみることにしました。
あらすじ主人公雪子の回想から話が始まる。中学二年生の雪子は、女子校を辞め、新しい中学に転校してきた。同じクラスの女子に馴染めない