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遊戯王 【ユベルスプライト】 2024 DC【SEP】69位/レート【Season33】 5位 

こんにちは、ヒマワリです。
今回の記事は、2024年9月のレートとDCで使った【ユベルスプライト】の記事です。
(10月から一部規制されるカードや新弾による環境変化もありますので、その内容も含めて10月からの話もします。)

デッキ解説と、展開紹介メインです。
カード名をクリックすれば公式データベースに飛べるようにしてますので、分からないカードがあればその方法でカード効果を確認してください。

今回の記事は、投げ銭形式にさせて頂いております。
YouTube配信中の飲み物やおやつ等に使わせて頂くので、この記事がタメになった~って方は良ければお願いします。


DC69位
レート5位
9月構築
10月構築

構築的には上記のものを練習段階から一切変えず9月頭のレート、DCを走りました。
結果的にはレート5位、DCは69位で銀アイコンを獲得できました。
よければ、最後までお付き合いください。




1.【ユベルスプライト】というデッキ選択

①事故が少なく、誘発受けが良い

今期僕がデッキに求めていたことは、安定性と誘発の受けが良いことでした。
《暗黒の招来神》(とそれに繋がるカード)が1枚初動となり、+スプライトで無効系誘発を貫通できることは僕が求めていたことであり、引いていれば引いているだけ手数と誘発貫通になるのはかなり理想的なデッキだと感じました。

基本はスプライト展開をしていくわけですが、《ナイトメア・スローン》やユベルギミックを引いていると《ファントム・オブ・ユベル》に繋がっていく為、無駄なく独立初動兼上振れ要素として成立しているのは混ぜ物ギミックとしてかなり優秀ですね。



手札にスプライトギミックがなく、《ナイトメア・スローン》しかない時は《暗黒の招来神》ではなく上振れ狙いの《サクリファイス・D・ロータス》展開にしていきます。

動画でも解説していますが、展開中に《I:Pマスカレーナ》を使用しているので墓地にいますが、《スプライト・エルフ》で釣りながら《ピットナイト・アーリィ》を起動させます。
チェーンを組まれてスカされたら次は《I:Pマスカレーナ》で起動、それもスカされたら《S:Pリトルナイト》の成功時効果やエンドフェイズまで除外効果で起動していく形ですね。


②手札誘発スロットが多い

上記構築は手札誘発が他のデッキと比べてかなり多めに入れられており、初手に2枚ほど来ることが多い為、後攻でも戦いやすくストレスなくゲームができます。

また、スプライトギミックだけの展開の場合、手札誘発の受けが良い分盤面が心許無い為、手札誘発が独立した妨害になるのが助かります。

手札誘発の選定はこのデッキタイプに合わせているのはもちろん、基本的に打ちやすい手札誘発を選定しています。


③ライフを取る方法の多様さ

打点の小さいモンスターで戦う為、キル力が心許無く感じますが、《スプライト・ジェット》からサーチしてくる《スプライト・ガンマ・バースト》、ユベルギミックが回れば反射ダメージ、モンスターが並ぶなら《No.2 蚊学忍者シャドー・モスキート》のバーンと、ライフを取る手段がわりとあります。

特にユベルギミックでの反射ダメージや《No.2 蚊学忍者シャドー・モスキート》のバーンなどは相手の盤面を処理する必要がない上、この2つを併用するとかなりのダメージを稼ぐことができますね。


また、《ギガンティック・スプライト》は発動後2系統のカードしか出せなくなる為、《原始生命態ニビル》はもちろん【炎王】の《聖炎王 ガルドニクス》や【ユベル】の《スピリット・オブ・ユベル》、【天盃龍】の自ターン行動などを無視してライフを取れるのもかなり優秀です。



2.構築とプラン

9月最初のランクマからこの構築でレート、DCを走り切りました。

練習の為にほぼ毎日YouTube配信していましたので、イメージをつけたい方はどのアーカイブでも良いので見てみてください。

ユベルギミックが通ると上記の盤面になり、ハンドの持ち合わせ次第では追加で《スプライト・レッド》もいる状態になります。

《ナイトメア・ペイン》が攻撃誘導の為、先にバトルフェイズに入られてスプライトギミックを減らされることもなく、基本メイン1の攻防になります。

スプライトギミックだけの展開だと心許無い盤面にはなりますが、相手ターンに《スプライト・エルフ》《スプライト・ジェット》を吊り上げ《スプライト・スターター》を確保することにより後続が手に入りつつ、《I:Pマスカレーナ》《スプライト・キャロット》でマストな部分を読み止めて次ターンに《スプライト・ブルー》《スプライト・ジェット》《スプライト・ガンマ・バースト》でゲームを決めていくことになります。

無効系妨害や《S:Pリトルナイト》で相手の手数を減らして、次のターンに残ったモンスターでリンクしていきゲームを決める考えです。
「肉を切らせて骨を断つ」は僕の1番好きなデッキの考え方で(【EM魔術師】とかも同じですが)、今回のデッキはその考えでゲームプランを考えれたので非常に僕にマッチしました。
大味な妨害カードを立ててゲームする方は合わないかもしれません…。

《スプライト・エルフ》+《I:Pマスカレーナ》までリンクを伸ばすのは確定として、《スプライト・レッド》《スプライト・キャロット》かどちらかしか残せないパターンが多々あるのですが、その場合は《スプライト・キャロット》優先にします。

モンスターの攻防は基本《S:Pリトルナイト》《ピットナイト・アーリィ》、相手ターンで蘇生したレッドで対応できますが、《スプライト・キャロット》はそれを乗り越えた後の三戦などの強力な魔法を無効にする重要な役割があります。
初動で強力な魔法を使われることも考え極力最初から盤面にいる状態にしておきたいです。


①メインデッキ

スプライトギミックは最低限で、《スプライト・ブルー》《スプライト・ジェット》のみ2枚採用です。
基本的に《ギガンティック・スプライト》から触れるので、展開中にカードが増えるもののみ最大枚数にしてます。

《スプライト・ジェット》から加える択は、展開を伸ばす《スプライト・スターター》とライフをとる《スプライト・ガンマ・バースト》のみにしています。

《暗黒の招来神》はスプライトギミックとユベルギミックを繋ぐこのデッキの重心となるカードです。
《七精の解門》《ナイトメア・スローン》をフル投入し、安定性と上振れ性能を両立できています。

開門がレベル10(ユベル)がいる時に永続魔法を墓地からサルベージできるので、《七精の解門》《ナイトメア・ペイン》を捨てて回収してから使うなどをすればコストを補うこともできます。

ユベルギミックも必要最低限です。
《ナイトメア・スローン》は基本《暗黒の招来神》をサーチしますが、スプライト系統の手数カードがない場合は《サクリファイス・D・ロータス》を回収し、1枚初動の展開に繋げていきます。


②エクストラデッキ

ゲーム展開を考えた時に必要な《スプライト・エルフ》《ギガンティック・スプライト》《ファントム・オブ・ユベル》は2枚採用にしています。

《スプライト・エルフ》《七精の解門》スタートの時に先行で2枚使う為、返しのターンの3枚目が欲しくなりますが、枠がカツカツです…。
また、バック除去方法が乏しいため、《トロイメア・フェニックス》等も欲しくなりますが、枠的な意味で見送りしています。

《スプライト・ガンマ・バースト》でライフをとる以外に、《No.2 蚊学忍者シャドー・モスキート》やユベルの反射ダメージでライフをつめることが出できます。
先攻展開以外で《スプライト・ジェット》のサーチ先を考える時に、攻撃ダメージでライフをとる《スプライト・ガンマ・バースト》か、展開を伸ばして《No.2 蚊学忍者シャドー・モスキート》を目指す《スプライト・スターター》かを相手の盤面を見ながら決めていくといいでしょう。

ユベルギミックが回ると《ファントム・オブ・ユベル》を出せるわけですが、効果の書き換えをしつつ、その後の盤面モンスター数が実質変わらない為、返しのターンでリンクに繋げてライフを取りにいけます。
《ナイトメア・ペイン》のおかげで小粒のスプライトモンスターや《I:Pマスカレーナ》が先に戦闘で踏まれるということがないのが非常に強力です。


3.10月以降の構築

《暗黒の招来神》《七精の解門》が準制限になり、9枚体制だったのが7枚体制になりました。
体感、「《暗黒の招来神》に繋げる」だけならあまり変化はない気がしますが、どちらか先に2枚引いてしまうと効果の発動ができない部分はやはり不便に感じます。(特に、発動すらできない《七精の解門》がやばい)
《暗黒の招来神》《ファントム・オブ・ユベル》成立の際にデッキに戻せるので、その部分を余計に意識する必要があるなと感じています。

抜けた枠に入ったのが、《サクリファイス・D・ロータス》の2.3枚目です。
元々、《暗黒の招来神》に触れた上での《ナイトメア・スローン》による上振れ要素ではあった(《サクリファイス・D・ロータス》自体がスプライトモンスターと合わせて誘発貫通にならない)のですが、ユベルギミックから入るスプライト展開が強固なものになること、そのそも《サクリファイス・D・ロータス》1枚初動であることを評価し、初動率を減らさず上振れ展開を狙えるようにしました。
また、《原始生命態ニビル》は【炎王】の減少・【天盃龍】の台頭の為抜け、《三戦の才》の2枚目を採用しています。

レート戦で現在も使用していますが、安定感は相変わらずよく、《ディメンション・アトラクター》で詰まない部分も評価できます。
ただ、《幽鬼うさぎ》は常に意識してゲーム展開を考える必要がありますが。



4.さいごに

さて、ここまで読んで頂きありがとうございました。
元々文字の人間でしたが、最近配信ばかりしていてなかなか記事が書けていなかったので、久々に書けて楽しかったです。

7月からマスターデュエルに本格的に力を入れ始めて、エクシーズカップに続きDCsepでも銀アイコンをとれました。
【ユベルスプライト】というデッキ選択が自分にとって正解だと信じて練習しまくった結果が実ってめちゃくちゃ嬉しかったです。

誘発受けの良いデッキで非常にわかりやすく使いやすいので、興味が出た方は是非使ってみて欲しいです。
(OCG制限では使えないデッキですし、MD特有のデッキ感があるのもいいです)

おかげさまでもうすぐ登録者数4000になります。
【ユベルスプライト】だけっていうわけではありませんが、ライブ配信もよくやっているので、よければ遊びに来てください~。

また、最初にも記載させて頂きましたが、今回の記事は投げ銭形式にさせて頂いております。
YouTube配信中の飲み物やおやつ等に使わせて頂くので、この記事がタメになった~って方は良ければお願いします。


それでは、また、どこかで。

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