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遊戯王 2023.10月DC48位 【斬機】

こんにちは、ヒマワリです。
今回の記事は、2023年10月のDCで使用した【斬機】の話と、DCを走った感想などを書いていきます。

今回はデッキ解説記事ではないので、各モンスターの役割等は記載しませんが、カード名をクリックすれば公式データベースに飛べるようにしてますので、分からないカードがあればその方法でカード効果を確認してください。

構築的には上記のものを練習段階から一切変えず最後まで走りました。
結果的には、48位で銀アイコン獲得できました。

よければ、最後までお付き合いください。



1.【斬機】というデッキ選択

10月の新パックで【クシャトリラ】が強化され、【クシャトリラ】か同じく強化された【ティアラメンツ】をDCでは使用しようと思っていましたが、思っていたほどパワーがないと感じました。

DC向けのデッキってなんだろうと考えながらおきるねさん(@yappa_neruwa)に相談したら【斬機】を爆推しされたので、僕自身も以前より使ってみたかった《斬機サーキュラー》が3枚使える【斬機】を選びました。

構築や基本的な考え方など教えて頂いた、おきるねさん(@yappa_neruwa)とまぐろさん(@mgr_junkdoppel)ありがとうございました。
使い始めてDC終了までの期間が2週間ほどしかありませんでしたが、なんとか自分で色々考えて回せるようになりました。

シングル戦及び繰り返し試合を行う必要のあるDCというゲームにおいて【斬機】を選択をした理由はいくつかあり、大まかに下記5点です。


① デッキパワーの高さ

よくご存知だと思いますが、令和の《海皇子 ネプトアビス》、強すぎます。
(ちなみに最近の人はもう《海皇子 ネプトアビス》通じないらしいです…)

これ1枚で展開、妨害形成、リソース確保とやれることが様々かつ無効系誘発を2枚分吸ってくれるので、初動で起動できるだけでかなりの安心感あります。

先攻は基本的に《トランスコード・トーカー》《デコード・トーカー・ヒートソウル》《斬機超階乗》で構えて、ドローしながらリソースと手札誘発を構える方針で考えました。

《斬機サーキュラー》は素引き以外にも《サイバネット・マイニング》《スモール・ワールド》で手に入りますし、9枚体制かつレベル4×2で《塊斬機ダランベルシアン》を作りサーチできることから、タッチする方法が非常に多いです。

《斬機ダイア》を素材としたエクシーズ召喚を行うことにより安心して《アクセスコード・トーカー》に向かえたり、自分のターンで出す《塊斬機ラプラシアン》も強力な為、相手に合わせた攻め方ができる点も非常に良かったです。


②キル力(周回効率)の高さ

本戦では少なくはなりましたが、相手が何もない状態で《斬機サーキュラー》を使用するだけでサレンダーを貰えたり、勝敗決着が他のデッキに比べて早いので、周回効率が良かったです。

相手のライフを取り切ることも含めて決着が早いのは時間の限られたゲームではやはり重要になる上、ストレスや疲れも溜まりにくかったです。
(連続でやれば、1時間内に6〜7試合はできました)


③誘発に多く枠をさける

メインギミックをコンパクトに収めることができているので、手札誘発に多く枠を割くことができています。
13枚の誘発は今回の構築のコンセプトである、「《デコード・トーカー・ヒートソウル》で誘発を引いて相手の行動を止めていく」ということを実現してくれ、《斬機超階乗》 にプラスして1〜2枚の手札誘発を構えながらゲームできていました。

後攻でもストレスなくゲームする上で手札誘発の存在はかなり大きいです。


《スモール・ワールド》からの壊獣

《スモール・ワールド》経由で怪獣を手に入れられるので、突破が難しい《エクスピュアリィ・ノアール》《クシャトリラ・アライズハート》を飛ばせたり、単純に邪魔な《クシャトリラ・フェンリル》を退かせたりでき、シングル戦における「詰み」を回避できます。

《雷撃壊獣サンダー・ザ・キング》を選択しているのは、光属性であることと《ドットスケーパー》と同じ守備力2100である点を評価しているからです。
最初は《怒炎壊獣ドゴラン》でしたが、最終的には《雷撃壊獣サンダー・ザ・キング》1択かなと思いました。


《レッド・リブート》を積める

壊獣と同じく、なぜかマスターデュエルでは2枚使える《レッド・リブート》を積めるところもこのデッキを選択した大きな理由です。
(正直《レッド・リブート》を使えるデッキしか選択しないつもりでした)

【ピュアリィ】の《ピュアリィープ!?》やミラーの《斬機超階乗》、【ラビュリンス】などの罠タイプのデッキに強く出れ、単純にどのデッキにも入っている《無限泡影》を弾いてキルを狙いにいけます。

DC期間の中でも《レッド・リブート》《レッド・リブート》を当てることも多くあり、《斬機超階乗》を通すカードとしても使えました。


2.構築とプラン

DC期間中は最初から最後まで同じ構築でいきました。

先攻は基本的に《トランスコード・トーカー》《デコード・トーカー・ヒートソウル》《斬機超階乗》で構えて、ドローしながらリソースと手札誘発を構える方針で考えました。
打点と対象耐性があるので、意外と突破されにくかったです。

①メインデッキ

斬機の種類と割合については、

《斬機サーキュラー》3
《斬機シグマ》2
《斬機ダイア》2
《斬機アディオン》1
《斬機サブトラ》1

にしました。

《斬機シグマ》が2なのは、《スモール・ワールド》で飛ばしてもよくなることや、相手の《クシャトリラ・ライズハート》で1枚飛ばされた時のケアになったり、単純にロングゲームになった時のリソースとして優秀なのを評価しているからです。
《斬機アディオン》《斬機サブトラ》を1枚ずつに抑えていますが、理由としては上記枚数でも初動としては安定していると判断したことと、単純に被りを避けたかったからです。

斬機モンスターを最低限の枚数にしており、《ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード-ネオテンペスト》《斬機ナブラ》を採用していません。
斬機モンスターが3体墓地に揃わないパターンも確かにありますが、そのパターンの《斬機超階乗》《塊斬機ダランベルシアン》でリソース回復するカードとして割り切っていました。
《斬機ダイア》が素材にできる場合は即発動からの初動1枚無効として使ってました)

その他のギミックはなるべく最低限に抑え、手札誘発に回しています。
13枚の手札誘発ですが、効果無効系に寄せています。
《デコード・トーカー・ヒートソウル》で引いて打ちやすい誘発を優先しており、《エフェクト・ヴェーラー》《無限泡影》にプラスして《朔夜しぐれ》も採用しました。
《朔夜しぐれ》が風属性なので 《スモール・ワールド》《パラレルエクシード》経由しながらサイバース族に触れるので、その辺りの噛み合いもあるのはよかったです。

壊獣や《レッド・リブート》もしっかり積み、シングル戦における「詰み」をなくすことを意識しています。
これはデッキ構築をするにあたり、僕自身1番重要視している「負けない構築」という考えに基づいています。

②エクストラデッキ

《塊斬機ダランベルシアン》
《塊斬機ラプラシアン》
《スプラッシュ・メイジ》
《アクセスコード・トーカー》

これらのカードを2枚ずつの採用とし、《ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード-ネオテンペスト》ギミックの採用を見送りました。

理由としては、《クシャトリラ・ユニコーン》で抜かれた時にやばい系のカードは2積んでおくべきというのと、単純に2枚使うゲームが多かったからです。

《斬機サーキュラー》《パラレルエクシード》のパターンだと《塊斬機ラプラシアン》で先攻ハンデスしながら《トランスコード・トーカー》《デコード・トーカー・ヒートソウル》《斬機超階乗》で構えていけますし、《斬機超階乗》《墓穴の指名者》を打たれた場合に2枚目の《塊斬機ダランベルシアン》があるとリソース回復に変換できるのがやはり優秀だと感じました。


3.DCの感想

最終ポイントは48768でした。
3月時に【魔術師】で走って40000ポイントの150位くらいだった時が正直くやしかったので、今回はリベンジDCだったのですが、ある程度その時の雪辱は果たせたのではないかと思います。

DCを走るにあたって思ったことの感想を少し話していきたいと思います。


①初日に全力でポイント盛れ

まず、初日に全力で盛った方がいいなと思いました。
金曜日は仕事の出張で遠出をする逆噴射ロケットスタートだったのですが、合間を見て18時までに10000盛り、

帰宅後配信せず集中して土曜1時の時点で29000までいけました。

毎回のことですが、DCは初日のポイントアップスピードが異常に早く、出遅れるだけでプレッシャーを感じます。
追いつけないと思いモチベーションが下がるのが初日最大の敵だと感じた為、上位になるべく食らいついて走るべきだと思いました。


②「あと1勝しておきたい」の罠

欲を出したり慢心すると1回崩れた時に焦りを感じ、ミスなどの負の連鎖を生み出しやすくなります。

土曜1時時点で29000ポイントあり、あと1勝すれば1桁になるタイミングで調子に乗り、そこから5-20くらいで計15000減ってポイントが半分になりました。

そこから改心し、盛りに盛って土曜の8時のタイミングで30000まで盛り返せました。

ちなみにバカなので、日曜朝にあと1勝すれば3位に届くというタイミングで欲を出し、52000→46000まで落ちてその付近を彷徨うことになってます。
欲、慢心、気をつけよう。


③弱気になるな

日曜の朝に52000→46000に落ちたタイミングで、タイムリミットまで24時間あるというのに、このまま滑り落ちて銀も取れなくなるのではないかという不安にかられました。
疲労からか気持ちが不安定になって、ここから48768まで上げてステイ(実質リタイア)することになりました。

これが今回自分の中で1番許せないと感じていることで、次回への最大の課題だと思っています。


④まとめ

最終的には銀を取れましたが、たくさんの課題が見えたDCになりました。

上位層に食らいつくことによるモチベーション維持、欲慢心排除、向上心を持ち続けることが次への課題になります。
嬉しいことに12月にもDCが開催されることが発表された為、次勝負したいと思います。


4.さいごに

さて、ここまで読んで頂きありがとうございました。

今回集中してDCを走れましたが、正直自分の中では満足した結果ではありませんでした。
次は課題をクリアしつつ、限界に挑戦してみたいと思います。


また、今まで紙とMDの力の入れ方は9:1くらいの割合でしたが、逆の2:8くらいに変えようと思います。
これは単純に時間が今まで以上に取れないようになっているのもありますが、MDのDCに向けての調整や思考の過程が僕の好きな昔の2.3ヶ月に1回しかCSが開かれていなかった頃の遊戯王に似てていいなと思ったからです。
WCSにかかる要素が現期間に紙の方でないのもあります。

おかげさまでYouTubeも登録者数3500をこえました。
配信の為の機器も充実してきました。

今は紙ではなくMDの方に力を入れてみて、やれるところまでやってみたいと思います。


それでは、また、どこかで。

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