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人が安心して笑顔で集う場に関わりたい(ラプソディ オブcolors)

映画「ラプソディ オブcolors」を観ました。

身体的、知的、精神的に。様々な「障害」を持つ人々が集う、社会人サークル「colors」を映した映画でした。

「障害」の有る無しはさておき、東京で、人が集う場があり、その中心で、ものすごいエネルギーを発している、石川さんの姿が私には印象的でした。

映画上映後、舞台挨拶で直接、石川さんの姿を見ても、すごく人を惹きつけるエネルギーがあって、素敵だなと感じました。

舞台挨拶では、この映画は、強いメッセージがあるわけでも無く、観た人それぞれの状況や価値観でそれぞれが何かを感じる映画だと監督や石川さんがお話されていました。

「人は老いるし、死んでしまうんだな」と感じました。映画の中で、「20代だけれど、あの子は死んでしまった」「60歳になった時に今よりもっと体調が悪くなっている」といった言葉を聴いて、人の老い、人の死を意識しました。今の自分がいる環境で、老いや死について考えたり、感じたりすることがあまり無いため、印象に残りました。それと同時に、自分の身体や心に急な不調が来た時に、その不調を受け入れて生きていけるような自分でありたいと感じました。

また、拠り所になる場所、人と関われる場所を私も作りたいと感じました。身体や心の状態が良かったとしても、拠り所・居場所・人と関わる場があれば、自分も生きやすいし、そのような場を求めている人は私以外にも沢山いると感じています。colorsの石川さんのようなエネルギーを発することは難しくても、身体や心の状態、年齢、国籍、ジェンダー、職業など問わず、人が安心して笑顔で集う場に関わりたいなと感じました。