【スプラ3】S+5に来たのでS以下の人向けにアドバイスをしてみる

発売してから無限にやっています。
S+5まで来たので、とりあえず「S+入門」相応の実力はあるな……という自覚ができたので、知り合いのスプラ3初心者の人向けに色々アドバイスを残しておこうというメモです。
上手い人から見ると「何言ってんだこいつ……」となるかもしれませんが、「中級者から初心者へのアドバイス」ということでどうか一つよろしくお願いします。(予防線)


1)塗りを軽視しない

スプラトゥーンというゲームの大前提なのに、バンカラマッチになると頭から抜けている人が多そうな事。

特にイカニンジャ(イカ移動時に飛沫が出なくなる)を付けている近接武器が多い今、改めて「塗りは大事」という事を広めていきたいです。

Sまでに昇っていく中で一番見るのが「エリアに向かって一直線に塗って出て、そのまま撃たれて死ぬ」というデスの仕方です。これは数あるデスの中で一番しょうもないので絶対にやめましょう。

「だってエリアやヤグラに触らないとカウントが取れないし……」と思っている人もいるかもしれませんが、はっきり言って塗り拡げを発生させないオブジェクトへの干渉は9割無意味です。
特に今作ではエリアの取り返しの判定がやたら厳しくなっているため、人数有利を作らない形でのオブジェクトの干渉は自己満足と言っても間違いではないと思います。

ボムに引っかかる・マニューバ系統に無限にコロコロされる・チャージャーに抜かれる・敵が潜伏していてリスキルされる……などの死因は「しっかり塗った上で前に出る」という動きでほぼケアできます。というより、塗りを軽視しているとこれらの安易なキルが全部素通しになります。
最初動こそ、カウントが負けそうな時こそしっかり「自陣」を作る意識で塗りを作って前に出ましょう。
慣れないうちは自分の足場を作る→交戦している味方の足場を作るという意識で動くといい感じになります。

逆説的に、自分は3のゲームスピードやブキ・スペシャルから「塗れない武器は弱い」と思っています(ここツッコミポイント!!)。
「ヤグラならクラブラが強いらしい」「スクスロ超強いらしい」という世間的なアレコレとは対極的に、自分の中では「わかば・ヴァリアブルローラー・スプラスピナー」あたりの評価がめちゃくちゃ高く、実際握った時の勝率は高かったです。

2)一人で前に出ない・スーパージャンプをしない

これもかなり「諸説ある」ポイントなのですが、初心者に対するアドバイスならこう断言してもいいかなと思っています。

1)でも書いた通り、スプラトゥーン3というゲームは1人ではゲームが動きづらいように作られています。今作でのホコのカンモンの追加は特にその要素を強調した改修の一つと言えるでしょう。

ほぼ1)と被るのですが、相手をしてる側からしてもほぼ敵インクが広がってない状態で前に出てくる敵は「的」にしか見えません。

これが特に顕著になるのがスーパージャンプが絡んだ時で、不利な状況で行うスーパージャンプは基本的に悪手だと思って間違いないです。

上級者が上級者に向けてアドバイスをするときにはよく「早く前に出てラインを作れ」という言葉が出てきますが、そんな難しい概念はとりあえず無視してOKです。

まずは「味方と一緒にゆっくりとスペシャルを溜めつつ前に出る」という意識で取り組んでいきましょう(実はこの2つは同じことを言ってたりはする)。

3)ワイプアウトをしたら敵陣に乗り込む

大前提として、スプラトゥーンというゲームの一番楽な勝ち方は「完全に有利な状況を作って、反撃のリソースを稼がせずに抑え込む」です。スプラトゥーン3では前作ほどスペシャルが強力ではないため、一旦抑え込まれた場合に「スペシャルを溜めて捲って打開する」というのが大変難しくなっています。

逆に言えば、「一回有利を作ったら徹底的に抑え込むと勝利が近づく」ということです。
「こっちが4人生存・相手が1人以下」の状況が出来たら、爆速で敵陣に走り込んでいって、反撃の届かないところからボムを投げたりスペシャルを撃ったりしましょう。

こう書くと簡単なようですが、これができている人はS以下だと本当に少ないです。

わかりやすい例だと「ユノハナ大渓谷」で相手がワイプアウトをした場合。
この場合は「即座に金網を歩いて敵陣に乗り込む」のがほぼ正解なのですが、「塗れない金網を歩く」という行為を嫌ってか、中央の高台に(ひどいパターンだと自陣の高台に)居座ったままの人がとても多いです。
ユノハナの高台は相手の高台と同じ高さな上に遮蔽が無いので、長距離武器やスペシャルの的にされてデスするだけなのですが……。

自分1人で荒らしに行くだけでも、リカバリが出来てない状態で相手が敵陣から出られない状態を作れるので、カウント獲得の面で非常に有効です。これを読んだ人は是非実行してください。

4)ステージを広く使う

ザトウマーケットの自陣最手前の左側。
マテガイ放水路の自陣左側。
あなたはバンカラマッチでこれらの場所を塗った記憶がありますか?

1)・2)の発展型のような話なのですが、「有利な塗り状況を作る」なら、まず自陣を自由に動ける場所にしないといけません。

打開ターンですぐに自陣から降りてデスするのが癖になっている人は、「自陣のギリギリ敵の攻撃が届かないとこから塗りを作って降りる」という手があるのを覚えておきましょう。その「安全な塗り」を素早く作るための自陣の塗りが必要なわけですね。

これを聞いてサーモンランの最序盤に壁や床を塗るあの下準備を思い出した人はめちゃくちゃ賢いです。サーモンランにはガチマッチに必要なことが全て含まれています……!!!!

上手い人になると塗れる壁とそこからのイカロールを活用して攻めてきたりします。そういう意味で「ステージをどれだけ広く使えるか」という意識を持って動ける場所の知識を頭に入れていくのは勝利への一歩になります。

(以降追記予定)

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