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お礼を伝えられないのでnoteに残しておきたい親切

こんにちはHimaです。
noteを開いてくださりありがとうございます。

今日はのんびりとした一日でした。みなさんも忙しい毎日の中に、少しでものんびりホッとする時間がありますように⭐︎


◆私は大学生の頃、実家から電車で40分ほどかけて大学へ通っていました。高校生の頃は自転車通学だったため、憧れの電車通学でした。しかし、実際に電車通学してみるとウキウキしていたのは3日ほどで…待ち時間や電車内でのストレスに疲れていました。朝のラッシュ時の人の多さに驚き、やっぱり自転車通学の方が楽だったんだなぁ…と。

入学式から二週間ほどたち、大学生活にも電車通学にも少し慣れた頃、朝電車に乗ろうとすると財布の中に定期券が見当たりません。

〝あれっ⁇昨日はあったのになぁ…”

駅にある隅っこのベンチでリュックの中身を全部出し、リュックの底まで探してみても見つかりません…。家に取りに帰る時間がなかったので、その日は仕方なく切符を買って大学まで往復しました。

◆家に忘れたんだろぅと思っていたのですが、その日の夜、家に帰って探しても定期券がありません…。次の日も探しても見当たらず。

◆定期券のカバーを買っておらず、ペラペラの定期券を財布に入れたり出したりしながら使っていたため、〝どこかに落としたのかもしれない…”と落ち込みました。〝4万円近い6ヶ月定期券を二週間で落とすなんて…泣 ”


駅の窓口で落し物はないか聞いてみても届いておらず「磁気の定期券は再発行できません。」との答え…。


◇私はとにかく忘れ物や物をなくすことが多くて…今までの我が身を振り返り反省しつつ。母にも怒られつつ。再度、定期券を購入しょうかどうしようかと迷いながら、切符で通学していました。


◆そんなある日、私宛ての手紙が家に届きました。差し出し人の名前も住所も書いておらず、封筒の中には、無くした私の定期券と短い手紙が入っていました。

「先日、○○駅でこの定期券を拾った者です。住所と名前が書いてありましたので、お送りさせていただきます。私にも、大学生と高校生になる娘が二人おりますが、大事な物をすぐになくしてしまいます。次は落とさない様に大切にしてあげてくださいね。」


◆私は大学の近くの無人駅で定期券を落としていた様です。定期券を拾い、封筒と手紙を準備し、切手を貼り郵送してくださったこの方に本当に感謝しています。高額な定期券を無くした自分の不甲斐なさと、母に怒られてへこんでいた心にしみる手紙…文面からも伝わるこの方の優しさに何だか涙が出てきました。お名前もご住所も書いておらず、お礼ができていないのが心残りです。


◆いつか、私も定期券を拾ったら同じことをしたいです。このことをきっかけに、物を大切にして、忘れ物や落し物をしないように気をつけようと今でも心に留めています。


◇みなさまも大切なものをなくさないように、もしなくしてしまっても親切な方に拾われますように願っています(^^)

最後までお読みいただきありがとうございました⭐︎

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