見出し画像

【So-net】ひかり電話を解約したらv6プラスが1か月ほど使えなくなる話

ひまパパです。
フレッツ光+自前プロバイダの形からSo-net光に乗り換えて半年くらい経ちました。
クレジットカードで年会費がかかっていて解約しようと請求口座や内容を整理している際、使っていない「ひかり電話」のオプションで月500円程度かかっていることに気付き解約手続きを進めました。

ただのオプション解約だと思っていたら割とゴチャゴチャした話になったので書きたいと思います。

解約前の構成

自宅は建売の一戸建て住宅で光ケーブルを宅内に引き込んでいます。
構成は以下の通り。
・ONU/HGWはフレッツ光契約時にNTTからレンタルしているPR-500MI
・ひかり電話契約状態
・ルーティング機能はPR-500MI
・v6プラスオプション適用済み
・So-net契約時に勝手についてきたAterm WG1200HS4を2階のWi-Fiに
・自前で購入したAterm WG2600HPを1階のWi-Fiに
・Atermはどれもブリッジモードで稼働

画像1

解約申し込み時に工事担当者から言われた事

Webのマイページからひかり電話の解約依頼を申し込むと数日後にSo-net工事担当者から電話がかかってき手説明を受けました。
注意事項として以下を言われました。
・NTTレンタル機器のルーティング機能がなくなります
・上記に伴いNTTレンタル機器のポートは1つしか利用できなくなります
・インターネット接続はお客様で再設定が必要な場合があります

要するに、NTTレンタル機器「PR-500MI」はハードウェアとしてルーティング機能が使える仕様だがそれをわざわざ使えなくするそうです。
なんでわざわざそういうことになるのかよく分かりませんが、So-netとNTTの間での事情なんですかね。ともかくそういうことになるそうです。

4月初旬に申し込みをしましたが末日まで使っても料金は変わらないとのことで4月30日解約日を勧められたのでじゃあそれで、としました。

工事が実施され家内のWi-Fiからネットがつながらなくなる

4月30日を迎え、家の中のWi-Fi経由インターネットがつながらなくなりました。インターネット経由でSo-netの工事が実行されONU/HGWの設定変更がされたのでしょう。
PR-500MIのルーティング機能がなくなったため、家庭内でルーティングを行っている機器がなくなり家庭内のWi-Fiも利用不可になった状況です。

配線および2階のAterm WG1200HS4の設定変更

複数台をインターネットにつなぐためにルーティング機能が必要になるので、配線および設定変更を行います。
WG1200HS4はLAN側ポートが3つあるので配線盤からそのまま差し替え
WG1200HS4は後ろの切り替えスイッチでルーターモードとして再起動します。

画像2

Atermの設定はクイックWeb設定、またはスマホアプリの「Atermスマートリモコン」でルータの管理画面にアクセスして設定変更を行います。

自宅では2台のAtermがあるので、ルータ機能として使う2階のWG1200HS4の設定画面に入ります。設定画面への入り方はこちら
[基本設定] -> [基本設定] の画面で「装置名/動作モード」の自動判定をONにして画面最下部の「設定」を押下。ルータの再起動が求められるので再起動を待ちましょう。

画像3

再度クイックWeb設定に入りなおすと接続先設定を入力できる旨のボタンが表示されているはずです。表示されてない場合は [基本設定] -> [接続先設定]から入ります。

So-net契約時に郵送されてきたインターネットアクセスのための情報を入力して保存。また再起動が促されるので再起動します。

これでインターネットにはアクセスできている状態となります。WG1200HS4のActiveランプも点灯になっていることを確認します。ただし、v6プラスは利用できない状態です。

今の状態でSo-netのv6プラス設定手順を実施してもv6プラスではつなぐことはできません。

再度v6プラスを利用するためには32日後に再申し込みが必要

v6プラスは「ルータに対してSo-netが設定作業を行いv6プラスを使えるようにする」しくみだそうです。

ひかり電話解約に伴い旧環境で使っていたPR-500MIはルータ機能がなくなりました。これに伴いv6プラスで設定してもらった設定も消失した状態です。なので今度はAterm WG1200HS4に対してv6プラスの再設定を行ってもらう必要があるのですが、So-net側のシステムの都合上、ひかり電話を解約してから32日以降からしかv6プラスの再申込ができないそうです。

また、私の場合はSo-netのマイページのオプション利用状況でv6プラスのサービス確認をしたところ、ひかり電話解約後も「利用中」となっていました。実質使えない状態になっているので、こちらはチャットサポートに連絡をして解約処理を行ってもらいました。

6月になったら再びマイページからv6プラスの申し込みを行うと、適当な工事日にSo-netのエンジニアがインターネット経由でうちのルータの設定を行って、v6プラスが使えるようになるはずです。
要するに5月いっぱいはv6プラスは使えない状況となります。

まとめ

私はITエンジニアであるためネットワーク周りも多少は理解できますが、
一般の方からするとまったく理解できないだろうなぁと思いました。

家庭内の環境もそれぞれ違うでしょうし、プロバイダーの接続サポートをするエンジニアって大変なんだろうなと思いました・・・。

なおv6プラスを利用すると速度が格段に上がります。
v6プラスは無料で提供しているプロバイダが多いので、まだ利用していない方はぜひご利用を検討してみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?