Colabo0306声明文を解説してみる
ひ「どうも認知プロファイリング探偵暇空茜です」
な「助手のなるこです」
ひ「今日は住民監査請求勧告についての再調査結果にColaboが声明文を出したので、それを解説しようと思うよ」
な「なんだか実家に帰ってきたみたいな感じですね。で、どうでした?また正義の大勝利!とか言ってました?この書面はどう見ても社会人なら呆れたあとブチ切れる代物でしたけど」
ひ「うーん、大勝利まではいえないけど、大本営発表であることは間違いないね。まあ見ていこう」
な「・・・えっ?Colaboって領収書の提示を拒否したりしてましたよね?」
ひ「まだ慌てる時間じゃない。それはこのあとで出てくるよ。ただ、誠実に回答したっていう話だとは僕も思わないね」
な「ワ、ワア・・・」
ひ「えーと、まず今回の調査で明らかになったのは「東京都が2700万の支出を中身は無茶苦茶だけど認めて返金させないことにした」ってことだけで、不正が無かった認定なんてされてないし、認められない経費だらけだったことは少なくとも確定したよね?」
な「ですよね?ここでこれを宣言できるのはすごいなと思うけど、もうそこは引き下がれ無いんでしょうか」
ひ「知らない。では、更に見ていこうか」
ひ「まず、本来57,347円のものを507,347円と請求してたら、ミスであってもそれは不正会計だよね?」
な「ですね。それに誤って、というけれど、
事業計画書「エアコン15万」
↓
監査「エアコン33万」
↓
都庁「パソコン33万のミスでした!」
だよね?2段階変身してますよね?」
ひ「1回変身ならまだしも、2回も変わるのはその場その場で帳尻をつけようとしてるようにしか思えないけどね?」
な「んん?」
ひ「別にさ、2600万円は支払われる上限であって、経費の説明を2600万円で止める必要ってないよね?むしろ、翌令和4年は2600万から足りないから増やせって言って4600万円になってるわけじゃん?そのためにも、本当は2600万以上かかったなら、本当にかかった費用を全部書き出して、その上でもらえる上限の2600万もらえばよくない?」
な「ですよねえ」
ひ「結局、4Qでマイナス会計になったのを、全部を削って2600万にしてるからだ!って説明してるんじゃない?数値を見ればわかるけど4Qだけ異常に膨らんだりマイナスがでたりしてるから、僕は通期の数値を適当に入れただけじゃないのって思うけど。そもそもさ、0が1個増えたり、15万のエアコンと33万のパソコンを間違うような奴らの会計をどうやって信じろっていうの?そこしかミスらないって思うバカいる?全部ミスだらけだろうと推定するしかないふざけたミス会計だと思うんだけど。普通会計って、最低でも1回は検算してあってるか確かめるものだろ?これ検算すらしてないじゃん」
な「あまりにも酷い正論ハラスメントですよ!!!!」
ひ「これさ、都庁がそういっただけなんだよね。都庁が認定しただけだし、人件費も都庁が支払っただけ。第三者である僕らはそれをなにも検証できないよね?「都庁ヨシ!」って言ってるだけだし。住民監査請求の監査結果だして」
な「これですね。客観的に検証可能なものとする、というのは多分こういうことじゃないと思いますね。あれ?(2)の、過去の事業年度についての調査されてませんよ?」
ひ「これについて、情報元は伏せるが確実なタレコミがあったんだけど、都庁はこれを「190万円の認められない経費はあったが、2600万円は超えてて過払いがなかったからお咎めなし!」ってことにしたんだってさ」
な「マジですか?」
ひ「マジ。そもそもこの再調査結果は無茶苦茶だし疑わしいところもあるから、意地でも返金のない範囲に都庁が落とし込んだようにしか見えないし、それで全部ミスでしたでお咎めなしなら、民間の確定申告とかも全部1回目はお咎めなしで、認められない経費を含めた会計書類を提出しても修正したらOKとかにしてほしいね」
な「これ住民監査請求って無意味じゃないですか?」
ひ「まあ、続きは住民訴訟でやるよ。住民監査請求はすでに他WBPについても複数請求ずみだし、そっちも監査結果が出たら住民訴訟をするよ。都庁という行政は信用できないことがはっきりした。なら、司法でやるだけだよ。三権分立がちゃんと成り立ってるかみてみようぜ」
な「お前のような一般人男性がいるか!!!」
な「ところでここなんですけど
監査結果のときはこのとおり「対象人数は不明であるものの高額なレストラン」ってあるんですよね。どうして監査のときは人数が不明だったのに、東京都が見に行くと人数が出てくるんでしょう?」
ひ「いいね!すごくいい認知プロファイリングだよ!これはまさに人数が監査のときは不明だった、もしくは監査委員としては認めるわけにはいかなかったってことだよ」
な「というと?」
ひ「領収書に人数も書いてない6万円の領収書があって、これは8人のときの領収書です!証拠はないですけど!ふくし?の団体なんですけお!とか言われて、それを認める監査委員ってどう思う?」
な「ガバガバで信用できません」
ひ「だから不明って言ったんじゃないかな。だってそこで認めると、監査委員として認めたことになっちゃうから責任問題だよね。今回の再調査って基本的にColaboの言い分を丸呑みしてるだけだよね?だから対象人数もColaboの言う通り信じてヨシ!したんじゃないかな?」
な「それってもし適当な数値を鵜呑みにしてたら都庁の責任になるんじゃないですか?」
ひ「どうだろうね?Colaboが勘違いでしたテヘペロって言うかもしれないし、都庁は性善説を主張するかもね。そのへんは法廷できっちり説明を求めていきたいと思う」
な「つくづく住民監査請求って、ほとんど意味のない調査ですね。都庁が自分で自分を取り締まってるんだから、そりゃガバガバになりますよ」
ひ「それでも絶望するもんじゃないよ。この仕組みを作ったときに、きちんと行政が完全に腐敗しても司法に場を移せるよう、監査が行政だけで終わらないように行政訴訟って仕組みを作ったんだろうさ。なに、やるだけやってみるさ」
ひ「Colaboは再調査でさえ領収書の提出を拒否して都庁からメッ!次から気をつけてね!ってされた件については、たとえば交通費の領収書に保護した女の子の住所氏名が書かれてるから出せないんだって言い訳らしい」
な「へー、領収書に住所氏名を書かされるタクシーなんてあるんですね、知らなかった」
ひ「僕もそんなタクシー乗ったことないね。タクシーのった領収書ってタクシーで発券してもらえるし、そこには個人情報なんて当然ないよね?これ、「白紙またはコクヨの領収書帳に、交通費10,000円 山田花子 って書いたのを”領収書"として使ってるんじゃない?でそんなものは認めるわけにはいかないから、理由をつけて拒絶したことにしたんじゃないかなあ。だって、そんなのなんでもありじゃん。女の子に名前と住所と金額書いてもらったら、裏の取れない領収書いっちょうあがりだよ。やろうと思えば無限に偽造できる。」
な「それ以外ちょっと思いつきませんね・・・」
ひ「いや?思いつくよ」
な「えっ?」
ひ「表に出せないやべー領収書があったことに気づいたから、そういうことにして闇に葬った可能性もある」
な「怖い話禁止!」
ひ「というわけで、Colaboの声明はこんな感じだね。よくもまあこれで不正はなかったとかいえたもんだと思う。その根拠は「不正のようなものはあったけど返金されなかったから。全部ミス!」って言ってるんだもの。
な「これで不正じゃないがいけるならこの世に不正会計なんて存在しないと思いました」
ひ「これについてはもう住民訴訟を提訴済みだし、今回の再調査結果についても公文書開示請求をかけたし、訴訟の中でもバンバン追及していくよ。それはColaboの令和3年度だけで終わらずにWBPC全部、令和3年度と令和4年度の申請できる全部にやるよ。きっちり最後まで、司法の場で白黒つけましょうってことで」
な「だからおま一般!」
ひ「進捗があれば随時報告していきます。今後とも応援よろしくお願いします。それではまた次回お会いしましょう」
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