池っち店長vs中条兜氏のゲートルーラー揉め事を整理してみる

ゲートルーラーという紙のTCG開発周りでゴタゴタがあったみたいで、記事が公開されてるわけだけど、話が長いし要点がわかりにくいので整理してみる。一回とおして全部読んでから整理してるので、その時点では出てこない情報とかもでてきます。

僕は係争、いってしまえば裁判で最終的に裁定がくだされるであろう部分にしか興味がない、という前提で読んでます。

一応、ゲートルーラー戦記は全記事有料部分まで購読しています。

というのも、僕も開発と会社立ち上げで揉めて裁判を戦った経験があるからです。こないだ最高裁にも出て、全部やっと終わりましたけどね。8年間裁判してました。

前段 開発費未払いについて

スタジオアックスは有限会社遊縁からの2021年5月~2022年2月の10ヶ月、ゲートルーラー開発業務を受注した。8月からは、池っちの離脱もあってそれ以外の業務外のことも担当した。1ヶ月あたり120万円の契約だった。

受注外の業務に関してはどちらから申し出たのか?そもそも本契約の契約書自体が存在しない口頭のものらしいので、受注外に関しても契約書はないものと思われる。金額について独占禁止法とか下請法を引用してるがまあ関係ないかな。

2022年3月と4月もこれらの業務を担当した。追加で売上に応じたインセンティブが支払われる前提があった

この2ヶ月の分をいれると12ヶ月の請求になるはずが、10ヶ月の分を未払いとして請求してるので、ここは契約書をまいてきちんと支払われたのかな。それとも、納品してないから請求してないのか。

これに対し遊縁は、契約の解除と報酬額の減額、そして契約期間での業務内容を超える成果物の納品を要求。拒否すると「実際に業務を発注したのは8月のカードリスト作成業務」のみであり、「業務遂行における金銭的負担は150万円程度」、「200万円なら支払う」との通知書。交渉を重ねたが不成立。訴訟に至る手続きに踏み切った。

関係者の証言とかミニグランプリ事件とかは、ほぼ無意味です。その場しのぎの虚偽等は、因果関係がなければ罪や賠償責任に問われません。要点だけ読んでいきましょう。「訴訟」ではなく「訴訟に至る手続き」っていうと民事調停?この期に及んで悠長だなあ。

池田氏はこの調停の不成立までにも、ゲートルーラー公式HPにて我々を含む関係者全員の名誉を棄損するような風説の流布を行った他、自らを正当化するために卑劣な主張を様々な手段で繰り広げています。

卑劣に名誉毀損してるっていうなら訴えればいいし、風説の流布は株価に関する虚偽の情報を発信することなので本件には不適切でしょう。

開発費が未払いである件を裁判で争う場合、そういった経緯から陳述していかなければならない状況にあります。そのため、過去、池田芳正氏から被害を受けた方々に、情報の提供をお願いする必要性が出てまいりました。

前段は当然のことですが、後段は理解できません。裁判はその事件についての裁定を求めるものであって、別の事件はこの事件に関係ありません。刑事事件の場合は類似再犯や累犯という概念がありますが、民事事件ではせいぜい心証が多少変わるかもね?とか集団訴訟にできるかな?程度です。

第一回

遊縁は現在、業務委託契約の存在自体は認め、報酬を支払う意思はあると宣言し、和解を提案しつつも、その実態は「1日分の報酬のみを支払う」といったもので、交渉や対話を行わず、一方的に主張するのみ、という姿勢を崩さない。調停は不成立となった。

絶対飲めないライン(もし飲んだら丸儲け)を突きつけるというのは揉め事っぽくてワクワクしますね。ただ契約を認めてしまうと、あとは勤務実態を立証すればいいのでは?と思いますが。僕はネトゲ戦記だと「僕が勝手に働いてただけで契約すらなかった」って言われてましたからねw。

係争中の相手を貶める虚偽を公に発信することは常識的な行動ではない。先に「情報開示による場外乱闘」のカードを切られた筆者らは、その情報開示が偽りであることを公に主張する権利を手に入れた。

まず、「常識的な範囲の行動」であるならそもそも係争になりません。次に、「情報を発信し主張する権利」はそもそも手に入れるものではなく、最初から持っているものです。そこで手に入れたのは権利ではなくて「大義名分」ですね。

2020年秋、ゲートルーラーが発表され、中条が池っちにコンタクトを取る。そこでゲートルーラーを一緒にやらないかと誘われ、やりましょうと同意した。ゲートルーラーは遊縁と大興印刷が50:50株を持っている合弁会社大遊に帰属する。他に外部顧問Xがいて、池っちは契約書を改ざんして印税がこの人物に流れるようにした。当時の池田芳正氏は株式会社大遊の代表取締役だったが、独断でそんなことを行う権限はどこにもない。

おおー、契約書改ざんがどういう部分かわからんが、場合によったら有印私文書偽造罪とかになるね?ただ大興が事後承諾してるというし、代表取締役が代表印で行ったことなら、改ざんではない気がするけど。代表取締役にはその権限があるよね。

大遊は池っちが経営しているカードキングダムというカードショップ絡みで「コロナのおかげで3000万円借りることができたから」設立された

わぁグレーって感じだけど本件には関係ないですね。

第二回

池っちがはしゃいでブシロードから訴えるぞと通知される。中条と池っち、サブスク型会員制プレイルーム不知火の新事業を一緒にやっていこうということに。2020年12月26日、ゲートルーラーが発売され好調な売れ方、不知火でイベントを行った。大盛りあがりだった。しかし雲行きが怪しくなると、これも契約書がなかったので口約束は何も履行されなかった。

本件には関係なし。

2021年1月8日、池っちの右腕でゲートルーラーの実質ディレクターだった?とり店長が遊縁を退社。「僕のために働け。アンチを見返すことが最優先だ。」発言。ブシロードが池っちを訴えると公表。数日後、池っちに呼ばれた中条が外部顧問と、今後どんな仕事を任せるか話した。その余波かゲートルーラー第二弾は受注が壊滅的でやばい。調子に乗って第一弾を池っちが増産していたのもやばい。

本件には関係ないですね。

手塚治虫がSNSを発信していたら、多分漫画の神様にはなれていない

本件には全く関係ないのだけど、ふざけるな。手塚治虫が漫画の神様以外になれるわけないだろ、SNSで発信した程度で。あの才能をなめるな。

不知火の強みはゲートルーラーの全カードが不知火内において無料レンタルできること。

それいうほど強みかなあ?まあ本件には関係ない。

「妻子が実在するのか否か」は議題になりました。聞いたことのある娘の名前が数パターン出てきてゾッとした記憶はありますが、まぁ誰かの聞き間違えでしょう。

いきなりシュナムルさん要素が出てきて泣いちゃったァ・・・

第三回

ゲートルーラーの第二弾がクソゲー。ダルマゲドン・ダニーのカードが強すぎて環境崩壊。とり店長後任の遊縁開発スタッフから中条に話を聞いて欲しいと連絡。会ってみると池っち店長は無能なのに独裁者で困っているのでもう退職したいという。かわりに中条ら4人に人月30万円でゲートルーラーの仕事を発注することを口頭で合意。契約書はあとで作るからという話に。聞き込みにより中条が第一回や第二回にあった裏事情を知る

第一回と第二回の情報を前提に、契約書なしで仕事はじめてるのは手落ちとしか言いようがないですね。

池っちイラスト発注費横領疑惑。筆者はこの異常なイラスト発注費用問題について、これ以上知ることも問題を解決することもできなかった。

はいちゃんと立証できたら業務上横領ですね。ここ本気でやったら?これなら告発できるかもよ。諦めてないでさ。

2021年6月、「池っちを開発から1年と半年の間外し、中条らが開発の全権を握る。売上に基づいたインセンティブ報酬を上乗せする」という方向で大興と中条が合意。池っちが外れる。

おー。乗っ取り下剋上っすね。俺も三国志バトルで似たようなことやったからわかるわー。そして、こんなことしたらもう全面戦争ですよね。相手を更迭してるんですよ?なのに2022年に調停とか、この中条って人はぬるいなあって思います。初手訴訟でしょ。どちらが正しいとか、道理が通ってるかとかはおいといて、相手との関係性や取るべき手段がわかってなさすぎると思う。

第四回

2021年7月、遊縁幹部から、遊縁は大遊に解散されると倒産する財務状況にあるとの話をされる。中条を中心とした新体制チーム発足。ゲートルーラー第三弾を制作する。池っち、更迭後も問題行動。大興が池っちに「1年半休職し、SNSなどでゲートルーラーに関する発言をしない。」という念書にサインさせるも問題行動止まらず。

池っちがヘラったりしてるあたりは本件に全く関係ないし、大遊を解散するとかの主張もただの主張なので本筋に関係ないです。

2021年9月頃、池っちいったん引き下がる。中条が大興、遊縁、アックスで三者間契約をまこうとする。

下剋上したあと、自分の正当性を主張するのが目的ですね。豊臣秀吉の清州会議みたいなもんです。

第五回

ゲートルーラープロジェクトは7000万円の赤字を抱えており、遊縁は2000万円の未払金がある。7000の折半で3500万円と2000万円で5500万円を遊縁が精算しようとすると、遊縁は破産する。この状況を用いて、遊縁に中条がゲートルーラーを今後握るという契約を結ばせようとした。遊縁から、アックスの契約を解除するので今できている成果物を納品せよという革命返し。

僕は中条氏は状況がわかってない、ぬるいと評価しましたが、逆に池っちは状況を理解しており、適切な手段を取っています。これはどっちが正しいかという話ではありませんよ。池っちは弁護士に相談してたんでしょうね。逆に中条氏は弁護士に依頼したとか、僕の弁護士はこう言ってたという話をしません。「相談にいったらこういう話だった」くらいで、法律相談?くらいまでかな。そこが結果の差につながったということです。

池っち、P氏を借金10万円で縛ってる問題

本件に関係ないです。あとP氏は嫌ならやめて転職すべき。

中条、警察に相談にいく。被害届や告訴告発は出せず。

完全に民事不介入ですね。この時点で訴え出るならイラストレーター横領の件とか、あとはP氏への強要罪(脅迫罪)だけど、それもイラストレーター本人とかP氏が立たないと受けてくれないでしょうね。中条氏は警察にイラストレーターかP氏を同伴しないとだめです。

2021年12月末、池っち復活。遊縁が1億円近い金を出して?大興から大遊の全株式を取得。大興が座組から外れる。

大逆転の一手ですね。中条氏は遊縁は財務的に詰んでるので、自分がゲートルーラーを握れると踏んでいたが、その前提が崩れました。その他の労働環境の話等は本件に一切関係ありません。

遊縁代理人からの主張として、第3弾のカードは約100枚であり、それぞれのカードのテキストは100文字程度である。そのため、作業量は1人で1日程度あれば済むものである。

うーん裁判官わからせゲームwゲーム制作の人が聞いたら噴飯ものなんだけど、これを裁判官にわからせるには陳述書が5枚は必要だね。

中条は三者契約で、池っちが暴走して損害を受けた場合は、2160万円を遊縁が補償してねという条件をいれようとしていた

うーん戦争w中条氏はどうも相手の立場に立って考えるのが苦手なようですね。自分の正当性を主張するのも大事でしょうけど、相手がどう思うかも戦争をする上では大事です。こんなこといわれたらもう交渉の余地など一切なく、ただただ全面戦争ですよ。池っちは自己の利益のためなら他者を踏みにじれるサイコパスである、という主張をされてますが、じゃあなおさらそういう相手がどう思うかは考えるべきです。

なお、有料部分で中条氏は

「契約」や「約束」は守る意思のある相手とのみ意味があるものなので、契約書があってもこうなっていたと思います。(中略)基本的に契約書は作り得だと思いますが、「契約書があると楽」もしくは「契約書が無いと大変」くらいの認識が適切で、「契約書があれば大丈夫」は過信でしかないと思います。

と述べていますが、相手が誰であれ、契約に基づいてなにかするなら、契約書があったほうがいいのは間違いないです。というか契約書なしではやらないほうがいいです。

第六回

遊縁、池っち以外の社員がほとんど辞めた?辞めさせた?中条、いまだに調停交渉を池っちに対し続けるが破談。「本当に裁判がしたいらしい」

ちがいますね。「裁判で負けないと言うことを聞くわけ無いだろバーカ」というだけです。全面戦争ですからね。本当にこの中条氏は現状認識が甘い。甘すぎる。戦争をする資格がないんじゃないかというくらい。

遊縁が大遊の全株式取得に支払った1億円近くの金は、フランチャイズカードショップ大量出店計画で引っ張った融資で、不正融資の疑惑がある。遵法意識に難があり、被害者が泣き寝入りしていたから捕まっていないだけの男が、ゲートルーラーというプロジェクトでついに一線を越えて、弁護士を使って素人を脅迫するに飽き足らず、銀行や税務署まで騙しているのかもしれない。

推測の積み重ねですね。証拠を揃えて告発するか、被害者にタレコミして調べてもらうかすべきです。ちなみに刑事告訴は被害者等しかできませんが、刑事告発は第三者でもできます。親告罪でもないですし。

1つ解れれば、他の事件に被害届が無くとも警察が捜査する理由になる。

警察は民間人の意向で捜査したりはしません。警察が必要と認めたときに捜査します。独立した機関です。ですからこれはただの中条氏の願望です。

2022年2月23日、池っちリアル凸事件。

ただの揉め事で本件に関係ありません。

だが現実であり、被害者も存在するのだ。
それを広めることこそが、このnoteの目的だ。

でしょうね。このnoteは本件解決のためではなく、多少のリスクを負いつつ池っちの悪行を白日の下に晒すことにあるのだと僕も読んでて思いました。

池田芳正氏が周囲の人間に話している内容を要約してみた。

というか第5回で大逆転されて、中条氏側はせいぜい裁判で争った挙げ句、1200万と200万の間で未払金を払ってもらえるかもくらい。契約書をまかなかった中条氏に有利な結果が出るとは思えないので、裁判費用も考えると負けですね。

中条氏が望んでたゲートルーラーの実権を握ることももう出来そうにないですし、もう勝負としては池っちが逮捕起訴されるくらいのさらなる大逆転できないと負けで、まあほぼ負け確なんですが。

第6回は酷いですね。陰謀論にかなり近いものになっており、中条氏の池っちの悪行を白日の下に晒すという目的にも沿わないものになってると思いました。

僕の感想と結論

中条氏が望んだっぽい「池っちが二度と仕事ができないように情報を発信し拡散する」は十二分に果たされてると思いますよ。でもそれ裁判と関係ないですからね

有料部分に有料ほどの価値はない。つまらん。裁判はじまったら暇だったら記録閲覧しにいくから教えて。


中条氏からのメッセージ

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やるべきことはnoteに書きました。あとは弁護士2,3件まわって良さそうなところに頼ってください。専門家は弁護士です。









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