大スクープ!都庁ハンコ虚偽公文書作成

ひ「どうも、ハンコプロファイリング探偵暇空茜です」

な「助手のなるこです・・・え?転職したんですか?」

ひ「今日は東京都が「虚偽公文書を作成していたであろう証拠」となった、ハンコ分析の話をします。なので無機物のハンコの印影や書類を追うから、認知プロファイリングは使えません。今日だけはハンコプロファイリング探偵暇空茜です」

ひ「といっても、調査員のひょんな気付きや、多くの地道な調査によってたどり着いた答えで、僕はこれといって調査自体はしてない」

な「3月くらいにもハンコ問題は取り上げてましたね、陰謀論だなーと思ってみてましたが」

ひ「僕は確信してたよ。でもぶつけるにはまだ足りないと思って、調べようとは思っていた。そして今回、ついにピースが揃ったと思う」

な「それでどんなスクープなんですか、ここまで言うならよほどじゃないと。ハードルは爆上げです」

ひ「まずこの3枚の画像を張り出してくれ、これが今回の鍵だ」

1枚目。平成31年度若年被害女性等支援事業、ライトハウスによる事業計画書。

2枚目。同じく平成31年度若年被害女性等支援事業、BONDプロジェクトによる事業計画書。1枚目と2枚目はセットだ。

な「は、はんこが3つずつある・・・」

ひ「そして3枚目がこちら。

東京都若年被害女性等支援事業平成30年度精算書

ひ「とりあえず確定してるのはこの3枚だよ」

な「ぜ、全部ハンコが3つある・・・」

ひ「一つずつみていこうね。1つ目のハンコのところ拡大して

な「えっ、なんかグーグル広告でアウトリーチ116万人とか無茶苦茶書いてあるけどいいんですか?」

ひ「それはもう住民監査請求の期限切れてるからね。今日はハンコだけ見る」

な「押した順番は右から順番に押されたと見るべきだろう。つまり

この順番に押されたわけだ。わかるかね?

な「えーっと、①は令和1年6月12日のハンコですね。②は令和1年4月1日のハンコです。③は平成31年4月1日のハンコですね。あれ?でも令和1年って、2019年ですよね?平成31年が4月30日までで、5月1日から令和1年だったから、令和1年の4月1日って存在しない・・・や、嫌な予感しかしない・・・!!」

ひ「右上の日付を見てくれ」

な「ぴゃああああああああ!!6月6日を消して4月1日に書き換えてあるーーーーー!!!!」

ひ「時系列を整理しよう。この書類は

2019年6月6日に作成される。(右上日付)

2019年6月12日に都庁で収受される(ハンコ①)

2019年6月12日以後に都庁で日付を4月1日に改竄される(ハンコ②)

2019年6月12日以後に、令和1年4月1日が存在しないことに気づいてまた改竄される(ハンコ③)

こういう順番をふんだことになるんだ。

な「ぴゃああああああああああああああああああああああああ!!」

ひ「こちらのBONDプロジェクトも同様だ」

ひ「この①は拡大するとわかるが6月14日だね。ライトハウスの①のハンコ、6月12日と異なるから、なぜか変なハンコがあって押し間違えたという言い訳もできなくなる

そして、BONDとライトハウスの①②③ハンコを並べると

ひ「わかるだろうか?途中でハンコの右側になにかゴミが付着してしまったみたいで、この3つのハンコにこのように・・・」

な「ぴゃああああああああああああああああああああああああ!!」

ひ「そして更にいうと、①と②③のハンコは違うハンコなんだよ」

な「ああああああ!!①だけハンコが違う!②と③は同じだ!!!」

ひ「なるくん、普通に考えると都庁の収受印って、仮に複数あっても同じハンコだと思うんだけど、どうして異なるタイプのハンコになってるんだろうね?もし複数の収受ハンコが存在しなかった場合、この②③のハンコは偽造されたハンコということになるわけだが・・・」

ひ「なぜ偽造をする必要があったのか?実はね、この最終的に4月1日になってるこの書類はね「4月1日に受領されていなければならない書類」なんだよ。なぜならば、この書類が受領されてないと、「事業計画書を受け取ってないのに契約して概算払もしてたことになっちゃう」からね。だから偽装してでも4月1日にしなきゃいけなかったという理屈はあり得るんだよ。この書類を見てくれ。

これはこの「4月1日に受領されたことになってる事業計画書をもとにして、ライトハウスとBONDプロジェクトが5月17日と5月20日作成の書類を5月23日に受領したハンコが消されて、6月17日に受領したことになってるね。5月23日と6月17日で間違う事あると思う?これはね、「先に事業計画書を受領したことにしないといけないから」こうなったんだよ。つまり、あらためて「見るべき」時系列を整理しよう

①5月23日、BONDプロジェクトとライトハウスの一千万円の請求書が受領された

②「先に提出されてなければならない事業計画書が提出されてないのに請求書が提出されてしまったことが」問題になった。なので、BONDプロジェクトとライトハウスに書類を急遽出すように求めた。6月12日と6月14日に、ライトハウスとBONDプロジェクトの事業計画書が提出された。

③ハンコ②はハンコ①よりも先に捺されていなければならない。よって、ハンコ②の2つを4月1日に書き換えた。そのとき、平成と令和の違いをミスしたので、訂正印が2つになってしまった。

④そして、6月12日と14日に提出された書類を4月1日に書き換えて処理することに成功したので、最後にハンコ①の5月23日のハンコを消して、6月17日にハンコを捺し直した。

だから、ライトハウスとBONDプロジェクトのこの請求書は、
5月17日と20日の日付で、5月23日の収受印があるのに、6月17日のハンコに訂正されている。これにより、公文書の改竄が完了した。


な「ぴゃああああああああああああああああああああああああ!!ぴゃああああああああああああああああああああああああ!!ぴゃああああああああああああああああああああああああ!!ぴゃああああああああああああああああああああああああ!!」

ひ「あ、あとこの偽装工作で使われたハンコは違う、6月14日頃2種類のハンコがあった」というのは覚えておいてね」

な「え?やだ覚えていたくない消されそう」

ひ「なるくん、覚 え て お い て ね?」

な「ぴゃい」

ひ「あとはおまけなんだが、ライトハウスの書類でデータ部分を追うと面白いことがわかる。

2019年3月11日には、グーグルとTwitterの12月17日~2月19日のデータが提出されている

2枚目2019年4月26日には、グーグルの方だけ12月17日~3月24日のデータに更新されてるね

そして3枚目。グーグルだけでなくTwitterも最新のデータに更新されているね。4月26日の2枚目のデータよりも新しいデータになってるわけだ。4月1日の書類だとおかしいねえ????6月6日のデータなら納得がいくね。というわけで、この書類はやはり令和1年6月6日に作られたものだよ」

な「全く反論できねぇ・・・そんなバカな・・・ゆりこ・・・」

そしてこれ、BONDとライトハウスの2団体は同時に承認書類が作成されてるんだけど、起案日が6月12日で決定日が6月14日

ひ「それぞれの①のハンコも12日と14日だねえ」

な「もうやだー」

ひ「1枚目と2枚目は以上で、最後に3枚目がこれだ」

な「えーと、①平成31年4月16日のハンコ、②平成31年4月15日のハンコ、③・・・3が手書きの平成31年4月26日のハンコ!?!?!?!?!?!?!?!?!」

ひ「やばすぎやん?ハンコおしたあと手書きで1桁書き足してあるって、ハンコの意味ないじゃん…と、このハンコ書類については以上なんだけど、これ、手書きで書き足すってことは、このときは令和になって1の位までのハンコしかなかったでしょ手元に。右上のここ

5月20日のハンコもある。これはどうやら、ハンコに3を書き足したことから5月1日以後だと推認できるよね。

な「5月になってどうして4月26日に書き換えてるんでしょうか?」

ひ「当然の質問だねなるくん。お答えしよう。

4月26日に厚生労働省に報告書あげてるからだよ。4月26日に払い込まれてるからだよ。だからこの日でなくてはならなかったんだ」

な「改竄の裏付けになる資料だすのやめてもらっていいですか(泣)」



そしてこの1枚目と2枚目の話に戻ってくるわけだが・・・この2種類のハンコを使って「平成31年も用意できた」ハンコ②と③はハンコ①と違うよね」

な「覚えておいてってゆったのに自分でだしてる!ええ、そうですね」

ひ「つまりだなるくん・・・5月20日ころにこの手書き偽装をしたときは、ハンコが令和の1年のものしかなくて慌てた

ひ「だから、この②と③の、-1で令和1年も押せるし、31と入れて平成31年も押せる。なぜか①と違うハンコが6月には用意されてたんじゃないかなあ。偽装をするために。2回目だからより用意周到となって、こんなハンコを用意したんじゃないかなあ。このハンコ本当に正規のものだろうか?僕は疑わしいと思うよ・・・」

な「ちょっとまってくださいよ、これシュナムルさんの次に作品燃やしてるTwitterのフェミニスト調べてみようって話でしたよね?なんでこんなやばすぎる話になってるんですか???どこで選択肢まちがえた???」

ひ「知らない。知らないけどまあ見つかったんだから乗りかかった船だよね」

ひ「さすがにやべーと思うんで以上についてはすでに関係各所に、資料として提出済みです。僕が調べられるのはここまでだと思うので、資料を託した人たちが調べてくれるといいなと思います。ここまで露骨なハンコの偽装事件が握りつぶされたらこの国の捜査機関は終わってることになるかもしれませんね」

な「ちゃんと追及されることを願います・・・」


(なんかアイキャッチカットイン)

おまけコーナー

ひ「びっくり!訂正もされてないのにハンコが2つ!」

な「あっこれ違うハンコじゃないですか?「-2」になるハンコと「  2」になるハンコの2種類ありますよ」

ひ「そうだね、そもそもどっちが訂正印かわからないんだけど、「ー2」になってる2月3日のほうがたぶん偽物のあとから押したハンコかなあ?だって役所で日付の所-2になるって違和感ない?あんまりみたおぼえないなあ。まあ役所のハンコに詳しいわけではないけど」

な「これもう都庁むちゃくちゃじゃないですか?」

ひ「うん、今回の結論として僕が言いたいのは、東京都若年被害女性等支援事業においては公文書の改竄やハンコの偽装が平然と行われていたってことだね。これが、若年被害女性等支援事業だけのことなのか、他の部署や事業でも行われていることかはわからない。ただ、この若年被害女性等支援事業に関しては、徹底的に調べないといけないとおもう。虚偽公文書作成ってかなり重い犯罪だからね?それが平然と行われていたなんて、いったいどれほどの闇が隠されているのか想像もつかないよ」

な「これ、今度こそ報道されますかね?これだけのスクープで、証拠も揃ってるなら、マスコミも調べてくれますかね?」

ひ「知らない。また一切触れてもらえないかもしれないし。なるくん、都民ファーストが公約を消して隠蔽ほどの闇だし、それをマスコミは一切触れてないんだよ?何が起こっても、また何が起こらなくても、不思議はないよ」

な「怖すぎるッピ!!怖すぎるッピ!!怖すぎるッピ!!」

ひ「それではまた次回お会いしましょう」

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