バズツイートの「置き方」~1人5万円の寿司とギュネイの死に様とピンフスキーさんへの愛を添えて~

はじめに

バズツイートの置き方というのは、「バズりそうなツイートをしそうになったとき、ちゃんとバズるように一工夫して”置きにいく”」という意味です。絶対に間違えてはいけないのは、「バズることが目的になってはいけない」です。

バズることが目的になる例

○○を攻撃したらバズる→○○をもっと攻撃しよう。
こういうのが一番やってはいけない例。あくまで、日常の中で「バズりそう」な良いつぶやきが思い浮かんだ時に一工夫するのが大事なのであって、「バズること」そのものを求めるようになったら気が狂っていきます。そういう人いっぱいいます。

さらに一番やってはいけないのは、「バズるために虚言を弄する」ことで、嘘をついてまでバズるようになると、日常的に嘘をつくようになり、何が本当かわからなくなるので、最速RTAで気が狂います。

実際にバズった例①:1人5万円の寿司

このアカウントは凍結されたのでtogetterから引用します。この発言主なので、ツイッタールール外の画像引用もアリアリですね。

バズった本体

この時思いついて実践したコツ

・ホストか?と思った俺の感想で一回下げて、そのあと泣きたいという俺の感想で上げること

・あえて「」を使わないこと。俺は普段のツイートはもうちょっと句読点や「」を使い、論理的にツイートしますが、このツイートは句読点の使い方も工夫しました。スルスルって喉ごしよく飲み込めるような文章を目指した。

・ツイートに入れなかったこのカップルのエピソードは色々あったけど、厳選して一番よさそうなネタだけを140文字にまとめた。たとえば重い情報としては、これはこのカップルの3年目の記念日だったらしいですが、そこは伏せたほうが良い、ミロのヴィーナスのように想像できる余地があったほうが面白いと思い抜きました。代わりに、どうやって知ったかの「役員に聞いてきた」は入れた。

一応言っておきますが、工夫はしたけど中身には一切嘘のない実話です。嘘松!嘘松!のシュプレヒコールが起こったら、実名で証言してくれる人がいました。俺は他にも、これが事実だったと店の大将にも証言してもらえます。

リプ欄に自分でつけたリプライ

これは「客はみんな不快だったんじゃないか」「そんな高いところいきなり行っても味がわからないんじゃないか」という声があったので、「そうではなかった」と事実を述べて否定しました。

いつものバズったので宣伝します枠。こちらの目的も果たせて嫁が見つかると俺も大喜びだし、みんなこのネタは好きなので鉄板の婚活ネタです。

マナー論がリプ欄で盛り上がっていたので、あえてそちらには触れず、俺の思ったことや、一番大事だと思うマナーを述べたもの。

これらのぶら下げたツイも全部そこそこバズりました。

これで最終的に2万2千RTの12万いいねだったかな?までバズったけど、そのあとこの記事で嘘松だって絡んできたしみったれた爺さんに煽り返しリプしたせいでこのアカウントは凍結してしまいました😥

実際にバズった例②:ギュネイの死に方

ものすごくあっけない数秒の動画だけど解説を読んでからみると何度も見返したくなる、”あえてMS名をギラドーガと間違う”、「解説してもらわないとわからないけど、解説をみて見るとアムロが怖くなる」と感情に訴えかける書き方、「アムロキリングマシーン説」は最近のガンオタ界では人気ネタ、などを意識してます。

これは実は元ツイートがあって

逆シャアで一番盛り上がるのはこのシーンでアムロ最強論議をウンチクすることだよなあって俺は思うんだけど、それを昨晩つぶやいてて、今日、「今晩逆シャアが放映されるなら、みんな話題にしたいタイミングだろうな、しかも放映される夜に備えて、逆シャア見るぞってなってる日曜の昼である今こそが最もいいタイミングだな」って思いついたのでツイートに動画を添えて練り直したものです。まさに”置きにいった”

自分でリプ欄にぶら下げたリプライ

これは140文字からはみ出た書きたかったことを添えたもの。あんまりバズ狙いって感じではない。

これは3000RTくらいされたところで、こっちもあったほうがいいなって足したもの。これはだいぶよかった

一応今晩やるよってのも足したけどこれはあんまりバズらなかった

鉄板ネタ。ちなみに募集は本気です。

アムロさんも優しい人だと思うし、俺もキリングマシーンではありません。

ネタバラシ。まあこれもあんまりバズらなかった。本体の動画の説得力と、語りたくなるポイント(俺の思う逆シャアでガンオタが一番語りたくなる要素)なので、本体のできがよかったんでしょう。

さいごに

これが俺が意識してバズを置きにいったことの解説です。ギュネイの死に方でネタバラシしてて、解説するかなあって思ったから書きました。

バズの狙い方はバズらせる人の数だけあると思うので、俺のやり方が正解とかじゃないし、俺のやり方を俺以外の人が真似してもうまく行かないと思います。ただ、「置きに行く」ことは意識したほうが良いし、「バズが目的」になったら気が狂うことも気をつけたほうが良いと思います。

こういうバズの置き方で俺が勝手に師匠として観察してるのがピンフスキーさんです

この人は知能が高く、ツイッターの上手さにかけては俺以上なのに、バズってもまったく心濁らず、それでいてきちんと「バズを置きに」いける達人です。

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