スプーンでキャッチ!多摩川ナマズ!
雨は天からのお恵み。
常時、水が少ない多摩川はそれはそれは貴重な恵み。
時間はないが釣行を決行。
仕事終わり。増水を期待してフィールド直行。
しかしそれは裏切られすごく浅い。
すげーな。高次元の治水レベルに拍手喝采。
面倒な準備もしたし帰りたくない。まずは表層系から投げる。
しかしまともに釣りができない。すぐボトムにこする状況に嘆く。
開始わずかでカゲロウ、スイッシャー、ペンシルをロスト。
果敢に挑むもトップが根がかる。積み重なるコスト。
(トップが根がかるってどういう状況?)
薄暗くよく見えない。
ガサガサに渇いた川は動脈硬化状態。
そしてはじまるスプーンのショータイム。
こいつで一定レンジを探るのが唯一の特技。
1投目から放つスプーンの奥義。
四方八方へ奥義を放ったら、ちょこっと水深のあるプールを発見。
流れは地味でただの水たまりのようだ。Ohガッデム!
水深があるといっても1mそこら。でも魚がいるとしたらそこだろうな。
ダウンからそのままプール際を通過させる。
ノー感じ。次第に暗くなってく空に少し焦る。
何投しただろうか。何の前触れもなくゴゴッゴゴッと生命感あふれるコンタクト。
こいつはボトムじゃない!すかさずキメるフッキング。全身全霊で伝えるインパクト。
ジィーーーーと機敏に走りまわり、首を振るようなファイター。
これには初の堰上シーバスを期待。
11月も終わりに堰上シーバス?
これは奇跡ジャマイカ。
しかし惜しくも正体はナマズ。
しかもブリブリ、通りで引くはず。
堰上シーバスが、、、残念だ。
ただ、外道でもこいつは嬉しい。
たくましい腹とつぶらな瞳が妙に眩しい。
予定外のファイターに楽しませてもらった雨釣行。
長居はせずこのへんでやめとこう。
今日も自然に感謝。心から楽しかった恵みの雨。
そして無念に逝ったルアー達にアーメン。
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