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オンラインサロンに向いてないテーマとサロンを継続させる工夫

2020年になりましたね。
今年もよろしくお願いします。
どうも僕です。

さて、僕はShibajukuというオンラインサロンを1年ほど運営しています。

今日書く記事は、すでにサロンにも書いたことなのですが、僕が1年オンラインサロンを運営して感じたオンラインサロンに向いてないと思ったテーマと、サロンを継続させる工夫について書いてみたいと思います。

これはあくまで僕が感じた感想なので、決して他のサロンを否定してるとか、そういう事ではないので、そこは誤解がないようにお願いします。

オンラインサロンに向いてないと感じたテーマ。

まず、僕が1年やってみて感じたことは、オンラインサロンは、ものすごく可能性に満ち溢れているものであると同時に、情報系や教育系は向いていないということです。

「おいおい、あんたガッツリ情報系だし、教育系のオンラインサロンやってんじゃねーかよ!」

って思ってるあなた。

そうです。ガッツリそうです。

あ、でも安心して下さい。

これは、オンラインサロンをやる前から、だいたいわかっていたことなのです。

情報系が向いてないと思った理由。

じゃあまず、なんで情報系のサロンが向いていないかと言うと、まぁ、このWeb業界を見てたらよくわかりますが、どんな新しいテクニックとか技術が出てきたとしても、ググれば大体それに関する情報は出てきます。

つまり、どんだけ有益な情報だとしても、誰かが無料で情報を公開した瞬間、徐々にその情報は、お金を払うほどの価値ではなくなっちゃうわけです。

これは、ブログやYouTubeなどがある限り、益々そういう流れになると思います。

だって、無料で有益な情報を公開することで、そのブログやYouTubeにアクセスが集まり、そこから広告収入によってマネタイズをしたり、信用を高めたりする時代だからです。

ようは、誰が最初に無料で公開するか!の勝負になってたりします。

実はCreatorQuestもその路線を狙ったサービスです。(更新できてなくてごめんなさい。今年は更新します。)

普通はスクールに行かないと学べないノウハウを無料で提供しているのです。

今はそんな時代なのです。

情報がありふれているので、よっぽど新鮮で、他にない情報を提供し続けれるならいいんですが、ググっても出てこない情報って、今はなかなかなかったりします。

つまり情報は誰かが無料で公開した時点で、徐々に拡散されていき、ググったら出てくるものになり、いつしか、わざわざお金を払ってまで欲しい情報ではなくなるのです。

なので、僕は有益な情報もいつか無料になる。って思っています。

現に、僕がオンラインサロンを始めた1年ほど前は、情報系のサロンが沢山ありました。

「副業のノウハウ教えます」や「好きなことを仕事にしよう」、「社畜を卒業しよう」などのノウハウ系サロンが沢山ありました。

今、見てください。

この1年でほとんど、なくなったか、サロンメンバーの数が減っていますね。

そういえば、炎上してたサロンもあったし、ずっと、サロンメンバーが0人のサロンもあります。

よって、情報系のオンラインサロンを運営することは、やはり非常に困難だなと感じたのです。 

教育系が向いてないと思った理由。

そしてもう一つ、教育系のサロンも向いていないということです。

オンラインサロンを盛り上げて行こう思ったら、サロンメンバーの数は重要になってきます。

別に、ものすごく人数が多い方が良いと言っているわけではなく、ある程度人数がいないとオンラインサロンのメリットであるコミュニティ機能が発揮できないのです。

その為に、サロンのオーナーが考えなくてはいけないのが、入会者を増やす工夫と、退会者を減らす工夫です。

個人的には、後者がとても重要だと考えています。
なんなら僕は後者の事しか考えてないです。

なぜなら、退会する人が少ないということは、それだけサロンの質が高いことを意味し、それが外に伝われば、入会希望者が増える要因にもなるからです。

でも、教育系には卒業があります。

その知識が身に付いたら、そのサロンはお役御免になります。

僕はスクールで講師もしてますが、スクールだってここに悩まされています。

卒業だけじゃないです、勉強のモチベーションが下がり、その勉強をやめるということで、お役御免になる場合もあります。

つまり、教育系は、いくつか退会ポイントがあるという事です。

こうなると、どうしても退会者が増えるので、サロンの質を上げる事をしつつ、新たな入会者を募るためのリソースも裂かれ運営が回らなくなる可能性が高いなと感じたのです。

結果、サロンを継続的に続けていくのが、困難であると思いました。

実際CAMPFIREにあるコミュニティを沢山見ましたが、教育系のサロンも割とサロンメンバーが少なかったりします。

今、CAMPFIREにあるオンラインサロン(コミュニティ)を人気順で見ていくと、いろんなジャンルのオンラインサロンがあります。

そして、現在(2020年1月6日)サロンメンバーが1000人を超えるような、大きいサロンはCAMPFIREでは4サロンしかありません。

これ去年は、もっとたくさんあったんですよ。

そして200人以上いるサロンが、約20サロン。
100人規模が35サロンくらいあります。

Shibajukuもここに入ります。

そして、サロンメンバーが0人のサロンは、数えきれないくらいあります。

実はCAMPFIREで公開されているサロンの約半分の700サロンくらいは、サロンメンバー0人なんです。

つまり、オンラインサロンの運営は、なかなか容易ではないってことがわかると思います。

そう考えると、Shibajukuなかなか優秀でしょ?w(←自分で言うな!)

で、僕がサロン運営で、とても大事だなと思ってる事は、やっぱり退会者を減らす仕組みをどう作るかなんです。

退会者を減らす工夫

正直毎日その事を考えてます。

で、僕が他のサロンの紹介ページに書いてある活動内容を見たり、サロンメンバーの動向から感じた仮説を言うと、
「サロンオーナーが、サロンメンバーの利益より、自分の利益を考えだすと退会者は増える」です。

退会者を減らすには、そのコミュニティが提供してるものの質や、コミュニティの雰囲気などを向上させる必要があるわけです。

その為には、常に色んな工夫をしないと行けないわけです。

つまり、しっかりと密にサロンメンバーとコミュニケーションをとって、ニーズを汲み取り、サロンオーナーがサロンの舵を切る必要があります。

もしスター性があるような、サロンオーナーだったら、いわゆるファンクラブのようなスタイルで、サロンメンバーが応援したくなるような活動をするのもありかと思います。

日々、ワクワクする何かをサロンメンバーに提供し続けることで、その活動を見届けたくなりますからね。

でも僕は、スター性があるわけでは無いので、そういうスタイルではできないし、そもそも、教育系のサロンという退会ポイントが多いサロンなので、なかなか突破口を見つけるのが大変なのです。

で、僕がShibajuku設立時に考えた突破口は3つです。

1つ目は、Shibajukuの本質を授業ではなくすことです。

どういうことかと言うと、サロンの本質を授業にしてしまうと、どうしても卒業的なものが出てきます。

なので、Shibajukuではスキルを身につける事は、スタートラインに立つ事であり、そこからサロンの活動に参加したりできるようにしています。

つまり、Shibajukuは教育系ではありますが、本質は授業じゃないところにあるので、卒業という概念がありません。

そして、2つ目は、鮮度の高い情報を提供することです。

これは、教科書にすでに載っている情報だけを提供するのではなく、教科書を作るため情報を提供するということです。

もし、サロンのコンテンツがすでに教科書にある情報だけを取り扱っていれば、やはりググればでてくるので、それほど価値はないと思っています。

なので、例えば僕が何かに挑戦する過程をおっぴろげに開示したり、その結果をサロンに共有したりすることで、教科書にはない新鮮な情報を提供することができると考えています。

そして、3つ目が、退会者を減らすんじゃなくて、退会しなくていい仕組みを作るということです。

いやー、これはめちゃくちゃ難しいし、夢のまた夢の話かもしれないですが、そこを目指したいなとは思ってるんです。

もし、教育系のサロンで、退会しなくていいサロンの仕組みが出来たら、これはなかなか他にはマネできない事だと思っているので、チャレンジしがいがあると思ったんです。

正直まだ、Shibajukuにその仕組みが、ちゃんとはできてないし、機能もしてません。

ただ、僕の中でその仕組みを作るための答えが、大体見えていて、すでにサロンメンバーにもShibajukuのビジョンとして共有しています。

なので、今年はそれにチャレンジしていきます。

また、どうなったかという結果を来年、書き残そうと思います。

いずれにしても、サロンオーナーは、オンラインサロンを運営していく上で「どうやったら自分のサロンの退会者を減らせるか」ということ考えないと、なかなか継続することが困難になると思います。

これが、オンラインサロンを運営していく上での鍵になると僕は思っています。

僕はオンラインサロンを1年やってみて、よくわかったのは、オンラインサロンは生き物だということです。

つまり、日々何かしらの動きがあって、常に変化していくんです。

だから、サロンオーナーは常にその動きに反応して、サロンを進化させていく必要があります。

そして、そのほとんどはサロンメンバーとのコミュニケーションによるものなので、そのコミュニケーションしっかり取れないとサロン運営は難しいのかなぁと感じました。

オンラインという性質上、離れた場所にいて、直接顔が見えないサロンメンバーとのコミュニケーションも多いので、個人的にはリアルのコミュニケーションよりも遥かに難しいと思っています。

もちろん、アクティブに活動してくれる方も、ROM専の方もいます。

アクティブに活動してくださる方の意見は比較的キャッチしやすいですが、ROM専の方だって意見はあります。

そこをキャッチしに行く必要もあります。

全員とまでは行きませんが、なるべく多くのサロンメンバーと密にコミュニケーションを取ることが、何よりも大切だと思います。

もちろん、機械的にそのコミュニケーションコストを下げることも出来るかと思いますが、僕はなるべく、サロンメンバーと、密にコミュニケーションをとってみんなと一緒サロンを盛り上げていくスタイルの方が、オンラインサロンは継続できるんじゃないかと思っています。

なので、オンラインサロンを長く運営していくには、サロンのビジョンを明確にし、サロンメンバーと密にコミュニケーションを取りながらニーズを汲み取り、常にサロンを進化させていく。

これが大事だと僕は思いました。

この記事が誰かの役に立つかはわかりませんが、これが僕がオンラインサロンを1年運営してみて感じた、サロンに向かないテーマと、サロン運営の難しさです。

というわけで、Shibajukuももうすぐ6期生を募集しようと思います。

では。

応援して頂きありがとうございます。 本当にありがとうございます。