りえたくと、はじめてのご紹介。(2)
【りえたく濃度 ★★★★★】
ななおです。こんにちわ。
りえたくが引き起こす現実がすさまじいスピード感で進んでしまうので、「社会の窓」の原稿がまったく追いつきません。がんばります。
さて、オタク先輩(かつ仕事の後輩)の「査読」の結果はどうだったのか?という、緊張のターンでございます。
先輩は、ななおがこの世で初めて「りえたく」を紹介することになった相手です。出来るだけ簡潔かつ盛大に魅力を伝えようと努めましたが、オタク界のパイセンには若輩の思惑など通用しませんでした。こちらからの発信もしっかり消化しつつ、実に自由に「りえたく」に触れていきます。でも、、、
ですよね、すみません!!!
「りえたく」という、エロ味混じりの濃い目の情報を、就業中に送りつけた私の責任です。爆 その後「ななおのサブ垢のアイコンは、この占い師のイラストにしたらどうですか?」だの、いまや神動画として320万再生を叩き出している再会動画(8月末現在)の萌えポイントだの、と会話しているうちに、先輩の視聴環境が整ったようで、、、
そりゃそうだw まだ自己紹介動画をみてないわけですから、顔と名前の一致はむりですよねw
なんてことを話しているうちに、、、
キタコレ!!!
このあとめっちゃ長い「りえたく対話」が続きまして、さすがに再現するには無理があるので、パイセンの査読結果と、それを元にふたりで考察を深めていった内容を織り交ぜながら、要約してお届けします。
(ちなみに、こちらのマガジンは、すべて、りえたくによって「公開されている情報」を元にお届けしています。youtube※1、Twitter※2、質問箱を情報源としており、ファンクラブなど非公開の場で発信された情報は含まれません。また、筆者の読解力の限界、あるいは腐脳の暴走などの理由により、りえたく自身は「そういうつもりじゃなかった!」という箇所がないとは言い切れません。その場合は本当にごめんなさい。一切の文責は筆者にございますので、苦情はななおまで。 ※1:音倉、ポニーキャニオンを含む。※2:りえたく公式、りえい、たっくん新垢、たっくん旧垢。Tweet、Replyを含む。)
だいぶ長くなったので、先に結論を述べるとしたら、私がハマったのは「腐女子沼」でも「ドルオタ沼」でもなく、「りえたくという新ジャンル」なのであり、他に類を見ない「だいぶ特異な沼」である、との着地となりました。切り口は、5つ。では、いきます(感想には個人差があります)
1)超絶歌上手いな!
先輩はメインフィールドをドルオタとする、雑食系です。そのメインフィールドとの比較という前置きで、自虐的な物言いではありましたがw、「超絶歌上手いなという印象です」「2人の声質が合ってる」との言質がとれました。原文ママ。
私はJpopをあまり積極的には聴かないので、そのあたりの相対評価には自信がなく(もちろん個人的には、りえたく上手い!と思ってますが)、幅広くJpopを聞いている先輩の第一印象は、とても参考になりました。超絶歌上手い認定、いただきましたっ!(誰認定?w)
ちなみにパイセン、現時点でデジタル配信で購入できる唯一の曲(当時)「恋をした」を、早速購入してくれました!あざます!
デビュー曲「恋をした」デジタル配信(2019.11.01)
2)共感性羞恥とBL動画の関係 〜その限界と突破の可能性〜(論文かw)
共感性羞恥とは「人が怒られたり恥をかくような場面を見た時に、まるで自分が怒られたり恥をかいているように感じてしまう事」を言います。先輩曰く、共感性羞恥持ちなので動画をそのままは観られず、音声だけで聞いたとのこと。なるほど!ということで、ひとしきり盛り上がりました。というのも、実は、私も共感性羞恥持ちで、テレビ番組などでよくあるドッキリ企画などは、絶対に観ないのです。というか、観ることができない。
それなのに、なぜ、先輩と同じく共感性羞恥持ち(のはず)の私が、りえたくのBL動画は観られたのか?という考察で盛り上がりました。この論点に関しては、実は奥が深いと思ってまして、長くなるので別記事に譲ります。前の記事でも言及した「私は三次元BLが射程外だったのに、りえたくだけはなぜOKだったのか?」という論点にも通じるヒントがありそうです。キーワードとしては「照れ」の方向性などなど。爆 たとえば、つい最近のりえたく(りえい氏)のこんなTweetは、とても核心を突いていると思うわけであります。
というわけで、、、エロ味がかった萌え考察は、雑食とはいえ腐女子ではないパイセンと、商業BL歴1年未満の腐女子入門者ななおという組み合わせにおいては、これ以上深まりませんでしたことをお詫び申し上げます。。逆に、腐女子味においては最弱のコンビなのに、よくもまあ、りえたく対話が延々と続けられますね、、、それって逆にりえたくスゴくないですか?、、、という方向で関心していただけたら本望ですw
3)リアルゲイカップル、というリアリティが運ぶ情動
やはり、リアルに絶賛おつきあい中のゲイカップルである、という事実によって、オーディエンスの情動が上にも下にも掻き立てられちゃうよね、という論点は、しっかり取り扱いたい所存です。
腐女子ではない先輩でさえも「ふああぁぁぁ尊い、、、」的な甘々な感情も持ったようですし(上向きの情動)、「なんか今日はじめて知ったのに2人の道がずっと連なっているといい...といらぬ心配をしておりますw」(原文ママ)(ハラハラさせられるという下向きの情動)と言わせてしまう求心力がある(感想には個人差があります)
さすがに若くもないお年頃の我々的には、人生がお花畑じゃないことくらい重々承知しておるわけですから、紆余曲折も含めてスパイス、味付け、塞翁が馬!とハラハラしながら見守ってしまうのだろう、との結論。この先、いろいろあるでしょう。恋人と仕事のパートナーが一緒であることの酸いも甘いも、我々は身を持って知っている。そんなことはわかってるけど乗り越えてくれ!と祈るような気持ち。
んで、りえたくは、なんだかんだ飄々と突き破って(©りえい)いくのではないか?との楽観的な見通しのようなものもあるように思える。これらの清濁併せ持った情動こそ、前の記事でも言及した「オーディエンスの感情が直接的に揺さぶられるシズル」の源泉なんじゃないかと思うわけです。そうだとしたら、強みでしかないし、リアル万歳!リスキー上等!それがどうした!りえたくがんばれ!ではなかろうかと。
(まあ、永遠はありませんから。この先のことは誰にもわかりませんし、結果は結果として、そのときにはそのときの最善があるはず。何があろうと、♪どちらかが幸せで、どちらかが不幸になってしまうような未来はもういらない(©りえたく)♪ を自ら実践してくれるでしょうし、どっちにしろ「ふたりともが幸せな未来」を、切り拓いてくれるでしょう!
また、念の為。ガチでおつきあいして「いない」りえたくには価値が「ない」と言っているわけでは「ない」(三重の否定www)のは、論理的帰結として当然のことなので、くれぐれも誤解なきようにお願い致します)
4)呼び名と立ち位置がっっっ、、、やっぱ気になる!笑
私はさほど気にならなかったのですが、オタク先輩は猛烈に気になるようでした。腐女子的な「攻め×受け」という並びのコードを了解した上で「りえたく」はわかったと。ならば立ち位置はよ?という問いに、りえい氏が言及していた「ギターの機材の関係で」という説明で代弁を試みましたが、まったく納得は得られず。笑 先輩は立ち位置への違和感の表明に、実に12個のコメントとサンプル写真1枚の添付という労力を投じていらっしゃいました。立ち位置だけでこの熱量。笑
流石だなと思ったのは、「BLってついてる動画は立ち位置変えて(りえたくの並び通りにりえい氏が左)、そうじゃないのは逆(今の立ち位置)にするの、超萌えませんか? 本当の立ち位置は逆だよね、っていう。考察オタクは大好物のやつ」との代替案の提示があったことです。爆
立ち位置が腐女子的にも重大イシューであるという点を含めて、りえたく本人も百も承知の論点かと思いますが、リサーチ結果の一貫としてそっとここに置いておきますw
5)ファンとの距離感が独特ですね
ファンクラブ会員数600人規模(6月末現在)の段階でも、SNSやファンクラブ内Slackで、(たまにではあるが)直接対話が出来ている状態は、やはり異色とのこと。加えて、「男子アイドル」はファンとの距離感や線引きを語らない傾向にあるらしく、SNS上でのいくつかの「りえい発のTweet」を根拠として、独自路線であると。強いて言えば、距離感的には「賢い女子地下アイドル」に近い印象とのことでした。さすがパイセン、オタク界の解像度が高いです。そのへんの肌感覚は、私には全然読み解けませんので、オタク界深い...と思いました。
りえたく=アイドルなのか、そもそもりえたく本人はそれを目指しているのか?という論点は残りますが、ひとつの視点としては、大変興味深い指摘だなと。
ちなみに、私はオタク界の解像度が低い代わりに、起業フィルターを通すとやたら視界良好になりまして、りえたくについても解像度があがるのですが、起業フィルターを通した組織論の観点からみても、やはり異色です。創業者とスタッフの関係と、りえたくとファンの関係は、そもそも関係性の在り方が違うわけですが、「組織の規模別のあるある現象」という観点では、相似形をみることが出来ると思いますので、ちょっと説明を試みます。
組織開発やチームビルディングの観点からすると、創業期のチームは、8名くらいの規模を経て、一旦30人くらいまでになると、創業チームは「ひとつの時代」が終わった気分になります。笑 そしてCEO(要は社長)は、スタッフとの距離感という観点において、創業期をやたら懐かしむようになります(ヒャクパーそうなるので断言しますw)。スタッフひとりひとりへの理解が難しくなったと感じ、関係性も薄くなり、なんとなく尊敬されちゃったりして、「雲の上の人」っぽい雰囲気が出始める。それでもまだ、顔と名前は一致しますし、直接対話は諦めないフェイズです。ところが600人となると、もう無理です。CEOは、スタッフとの直接対話を諦めるようになり、様々な「仕組み」を導入することによって組織基盤を強化し、組織を活性化しようと涙ぐましく奮闘します。一周まわって「やっぱ直接対話だわ!」とか言い出して(イイコト!w)、一対一での対話の機会を積極的にスケジュールに組み込もうとする場合もありますが、それはすなわち、希薄になってしまった関係性を実感しているからこその打ち手なのです。
ところがりえたくの場合、ファンクラブ開設直後に250人規模なので、8人→30人→三桁、みたいな段階を経ずに、一気に三桁のコミュニティをマネジメントすることになったと。しかも、2ヶ月後には600人規模になっている。加えて、りえたくにとって馴染み深い最強のコミュニケーションフィールドはTwitterですし(りえたく発足当時の2018年から運営)、いまや数でいえば最大勢力となっているフィールドは登録者数10万人を優に超えるyoutube(2020年3月開設)ですから、当然のことながら、ファンクラブだけをケアしていればいい状態ではありません。
コミュニティのサイズとしては、一気にとてつもない規模をマネジしなければいけない状態にも関わらず、りえたくは、ファンクラブには入っていないけど古参のファンとか、熱心なファンとかの存在も(すべてではないにしても)明確に認識している様子が垣間見えます。そして、TwitterやYouTubeやSlack(ファンクラブ限定)で、可能な限り直接対話を試みている姿は、「起業家あるある」に照らしても明らかに異質ですし、なかなか出来ることではない、、、との考察(賛辞)を述べておきます。いみじくもつい最近、
とのTweetがあったんですが、これを読んで、「なるほど!」と勝手に合点しました。2020年3月のyoutubeチャンネル開設以来の3ヶ月で急激に大きくなっているので、イマイチ実感が伴っていらっしゃらないご様子www
この錯覚は、コミュニティビルディング的にはとてもいい状態をもたらしており、いまのところ、錯覚したままでも破綻しないでいけそうな気配なので(表から見えている限りでは)、ぜひりえいくんには、しばらくのあいだ錯覚したままでいてもらえたらと思います。時間の問題で、次のフェイズはやってくると思われますが、そもそも、この規模でいまの関係性が成立していること自体が、独自路線なので(いい意味!)
というわけで、、、オタク先輩との「りえたく対話」はまだまだ続くわけですが、オタク先輩自身がはじめて「りえたく」に触れた時の初期的な感想と、それに伴う対話、およびそこからの考察については、一旦、筆を置きたいと思います。
【まとめ】
(※感想には個人差があります)
次回は、、、1st.アルバム発売まで7日と迫ってきましたので、このペースだとあと1本しかあげられないから笑、少しだけテンポをあげて更新していく予定です(予定は未定、でもがんばる!)。
【予約受付中】序章と時鐘
【情報解禁!】1st.シングルCD「序章と時鐘」予約受付中!
(2020.10.23予約開始/202011.15発売決定!)
収録曲
1)序章と時鐘
2)ありふれた傷を
3)序章と時鐘(Inst.)
4)ありふれた傷を(Inst.)
↓ MV:フル視聴できます ↓
その他の公式リンク集は、こちらにまとめました。
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