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機材紹介:Archtop Tribute AT135TTP

前回の機材紹介ではフルアコを紹介しました。今回はセミアコを紹介したいと思います。同じArchtop Tributeのセミアコになるのですが、こちらも検索しても紹介している記事はほぼないので記録として残しておこうと思います。

フルアコのAT102と同様に渋谷の箱物ギターショップ、WALKiN'プロデュースで寺田楽器製造の国産セミアコAT135TTPです。現行モデルですが品薄で入荷待ちになっているようです。

Archtop Tribute AT135TTP

スペック詳細は以下にありますが、Gibson ES-335の過渡期の1964年頃のスペックをモデルにしているようです。登場から翌年の1959年のモデルで一旦の完成を見た335も、その後、様々な仕様変更の試行錯誤が続けられたらしく、フルアコのようなトラピーズ・テイルピースにセミアコ用のショートピックガードのこのモデルもその試行錯誤の頃の仕様らしいです。

1959年モデルのAT135STPはストップ・テイルピースでピックガードはまだフルアコを流用していたロングガードで、335の王道スタイルですね。

価格は上がっており、18万ほどになっているようです。私はメルカリで購入したのですが、昨今のメイド・イン・ジャパン・ギターの高騰を鑑みるに結構コスパよく入手できたのではないかと思います。

シリアルから製造は2019年のようです。AT102と同じく私がセカンドオーナーのようですが、前の方が試奏程度しか使っていなかったらしく、とてもきれいで状態が良いです。AT102同様、国産の丁寧な作りが光るギターだと思います。

弦はErinie Ballの10-46を張っていますが、出荷時はDaddarioのEXL 115(11-49)が張ってあるらしいので、次は11からのセットを試してみようと思います。弦高は10-46だと1.5mm程度が限界かなという感じですが、11のセットにしたらもう少し下げれるか試してみようと思います。

ジャズギターを練習しているので音はフルアコの方が好きなのですが、セミアコはやはりコンパクトで取り回しがしやすいのが良いところですね。見た目もフルアコは大きくてずんぐりしているのに対して、セミアコはスマートでカッコいいです。最近はこちらが気に入っていて、メインで弾くことが多いです。

また何か思いついたら追記したいと思います。ご参考になれば幸いです。

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