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セザンヌとシンディ・シャーマン


ポール・セザンヌ『リンゴとオレンジ』1899年・オルセー美術館蔵

このセザンヌの作品には五つの構造があります。《原-芸術》《芸術》《反-芸術》《非-芸術》《無-芸術》です。この重層性を私は評価するのです。

Cindy Sherman - Untitled Film Still #21, 1978

それに対して、シンディ・シャーマンのこの作品は芸術の5つの構造が無くて、たった2層なのです。つまりあるのは《原-芸術》《芸術》です。《反-芸術》も無いのです。だから《非-芸術》も《無-芸術》もありません。セザンヌと比較するとシンディ・シャーマンの芸術構造の薄さが際立ちます。

2. すみません、最初の記事ですが、アップしてから、マガジンの設定でトラブって、記事を消してしまいました。そこで再度書いたのですが、内容が加筆されて膨らみました。ですので、買ってくださった、狩野さん、記事を再度読んでくださるようにお願いします。