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知性派ゲイと武闘派カトゥーイ。バンコクとパタヤで棲み分けている?

過日、コンドミニアムのジムにて。
フリーウエイト室に20代後半と思しき男が二人。一人は赤のランニングシャツに赤パン、もう一方は同じく赤のランニングシャツに黒パンだが香水を強く匂わせている。
二人ともゲイと断じて間違いないだろう。
更にその後、同年代の男二人が入って来たが、彼らは赤シャツは着ていないが同じく短髪である。友人のようではあるが、ゲイか否かは即断出来ない。

1時間超にわたり、ゲイとその友人たちに囲まれて窮屈さを感じながらも、私は視線を真っ直ぐに、彼らを直視しないよう気を付けながら、ひたすらダンベルの挙上に集中していた。

そういえば10年以上前、パタヤで暮らしていた頃、女子に連れられてゲイの集まるバーで飲んだことがある。彼らタイ人のゲイと色々と話してみると、カトゥーイに較べると知性的な会話が出来る人々であった記憶がある。
タイのカトゥーイは言わずもがなの武闘派で名を馳せており、知性ではなく肉弾戦で勝負をしてはニュースを賑わせている。

パタヤでは数少ないゲイだが、カトゥーイは朝昼夜、日向、日陰を問わず、パタヤを歩けば至る所で幅をきかせている。

知性派のゲイはバンコクで会社員として働き、武闘派のゲイはパタヤの飲食店で気を吐く、、、。うまく棲み分けが出来ているのかもしれない。
しかし今の私の曇った目で眺めると、前進党のピター氏もゲイなのかと思えてくる。


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