(03)Retirement O VISAを申請する

バンコク銀行で普通預金と定期預金の口座を開くことができたので、リタイアメント O ビザの申請のためにチェーンワッタナーの移民局へ向かう。ここは最初にTM30を申請したところと同じ場所。申請書のTM87は日本で予めPDFを入手して下書きを済ませておいた。受付でTM87の申請書を入手し、必要事項を書き込んで、さらに奥の窓口に提出すると、書類が確認された上で、番号札を手渡される。
待つこと小一時間。最終の書類提出は15:30までだったと思うので、早め早めに準備を整えるのがよろしいかと。
担当官は若い女性で、必要な書類を手渡すと丹念に書類の記載事項を確認する。
「定期預金(80万THB)の通帳のコピーはないの?」と英語で聞かれたが、「あ、忘れました、すみません」というと、デスクの後ろのEPSONの複合機でコピーを取ってくれた。
さらに書類の確認が進むが、定期預金の通帳が手元になく、複合機の中にあるようなので、「すみません、わたしの通帳をまだ返してもらっていないようですが」と告げると、「Oh」とはいうが、「Sorry」とは言わなかった。役人はどこでもこんなものなのだろうか。Retirement O VISAの申請に必要な書類は以下の通り(2023年4月現在)。

・パスポート
(有効期間6か月以上、滞在期限21日以上)
・TM87(VISA申請書本体)
・80万THBの残高証明書
・写真(4×6cm、イミグレの地下で依頼可。
 100THB)
・TM30の申請後の半券
・居住場所の手書きの地図
・タイ国内での電話番号
・パスポートのコピー(顔写真、VISAのページ)
・80万THBの残高のある預金通帳のコピー
・賃貸借契約書

これらの中では、「タイ国内での電話番号」が難しいかも知れない。また、各コピーにはパスポートと同じサインを、青ボールペンで行う必要がある。
まずは申請が受理されただけで一安心。
5月に結果を受け取りに、またチェーンワッタナーへ行くことになる。

Retirement OA VISA 申請の領収書(指定された日にこれをイミグレに持参する)


(続く)

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