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信仰#9

日本人は人口の半数近くが無宗教だ。信じるものや祈るもの、信仰するものがないことを意味する。日常生活の中で苦しくなった時、悩んだ時、そう言った時に人は己の信じるものに従って動く。もしくは、神の助言をもとにする。しかし、日本人の多くはその助言をもらう相手がおらず、指針とするものがない。そんな中で発達したのがアニミズム的なものなのかもしれない。日本人はよく自然やお天道様を味方につけることが多いが、それは自然の成り行きであり日本人の謙虚さの所以なのか。唯一神ではなく、この世のあらゆるものには生命が宿っており、その生命を尊ぶ心は神が見ているのではなく、常に自分の周りには霊魂が存在している。それらに背いてはいけない、それらが助けてくれる。そう思ってるのかもしれない。何よりも依存先が多いのはいいことだろうが、自分にとってここら辺の理解や思考はまだまだ浅すぎるため少しずつ考えていきたいと思った今日であった。

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