11/23〜11/27 ドル円 トレード戦略

ドル円 week

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今週は陰線を確定(白矢印)。
週初めに上を試してきましたがやはり超えられずに下落する展開となりました。

しかし先週足の安値を切り上げてきているので、すぐにここから続落になるというわけでもなさそうです。

日足を見ていきましょう。


ドル円 day

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前回のトレード戦略に引いたラインを表示させています。

前回のトレード戦略では「青ゾーン(もっと厳密にいえば黄色点線)が節目となり、上昇した場合は緑点線あたりでショートを検討、青ゾーンを下抜いた場合は緑ゾーンあたりまでは落としていく可能性がある」というお話をしました。

しかし想定よりも下落圧は強く、緑ゾーンを更に下抜いていく結果となり、現在はその緑ゾーンがレジスタンスとして機能しているように見えます。

さて来週はどのように戦略を立てていくべきか迷うところですが、まず上には2つのレジスタンスが存在しています。それが緑ゾーンと青ゾーンです。
特に前回のトレード戦略でも話したように、青ゾーンは非常に強い節目として意識されている可能性があるため、この青ゾーンより下に推移している間は少なくともショート目線でいいのかなと思っています。

…がしかし、底堅いところでもあるので、ここからいったんまた大きく上昇していく可能性も十分考えられるので難しいところです。

日足では直近で陽線を形成していることから(白色矢印)、できればここから上昇してもらって青ゾーン付近まで待ちたいところですね。

ショート目線としていくなら、2つのゾーンでのプライスアクションを見て”短期ショート”を仕掛ける感じでしょうか。


4時間足を見てみます。


ドル円 4h

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4時間足ではいい感じでダブルボトムを作っていきそうな値動きをしていますね。
週明けても形が崩れていなければ、このままダブルボトム形成させて緑ゾーンまでは上昇していきそうな値動きはしています。
しかし仮で引いた黄色ラインを下抜いた時は続落の可能性もあるので注意しておきましょう。
ここからロング仕掛けるのは少し難易度が高いのかもしれません。

ここから下落した場合は放置、上昇した場合はどこが天井になるのかまずは見極めていきたいところです。ここから値動きが小さくなってレンジ相場になる可能性もありそうですし。

ちなみに、これまでの相場では大きく下げていく過程の中で、必ずある一定期間のレンジ相場を形成しています。それを踏まえると、これからそのような相場を作っていくかもしれませんね。


まとめ

ドル円 day

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相変わらず難しい相場です。

今週の週初めにはファイザー社に続いて米国の製薬企業のモデルナ社が新型コロナウィルスのワクチンが94.5%の予防効果を示すデータを発表。このニュースに反応しドル円は上昇しましたが上値は重く一過性となった動きを見るとやはり上値が重いのでしょう。

しかし底堅いところでダブルボトムを形成しようとしており、ここからまた上昇していく可能性もあります。
このように上値も重く、底堅いところであるなら、やはりここからはレンジ相場に移行していく可能性がありそうですね。

基本はショートを軸に、レンジ相場になるなら天井を見極めて仕掛けていくのがいいのかなと思います。
ロングを仕掛けるなら少しロットを調整してやるのがいいかもしれません。

月曜日は祝日ですし、トレードするならロンドンタイム以降が良いでしょう。


主な抵抗ゾーン

・イエローゾーン(110.758 - 111.326)
・ブルーゾーン(109.327 - 109.569)
・レッドゾーン(107.577 - 108.216)
・ブルーゾーン(106.480 - 106.746)
・イエローゾーン(104.579 - 105.266)
・ブルーゾーン(102.468 - 103.014)
・レッドゾーン(100.085 - 101.296)

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