10/26〜10/30 ドル円 トレード戦略
ドル円 week
今週は陰線を確定(白矢印)。
予測していたよりも一足早く落としてきましたね。
またこれまでの相場と比べて規則正しい値動きとなってきた印象です。
これは大統領選を間近に控えているせいかボラが落ち着いてきているのかもしれません。
こうなると来週はさらに動かない可能性もあるでしょう。
ドル円 day
各ラインは前回のトレード戦略で引いたのをそのまま表示させています。
ここで少しおさらいです。
前回のトレード戦略では主に以下の3つ大切なことをお話ししました。
①緑ゾーンを上抜けてもダマシとなる可能性があること
②ニューヨークタイムで緑ゾーンを上抜けない場合は下落させてくる可能性がある
③赤点線(105.120)〜緑ライン(104.946)は次は下抜けてくる可能性があるのでロングは控えめの方がいい
今週の相場ではまさに上記のような動きとなりましたが特に重要なのが②です。
1時間足で見てもらえば分かりますが、NYタイムでは一度緑ゾーンを上抜いていきますが、その後ダマシとなり戻して三尊を描きながら下落に転じています。
このような重要な節目を抜けたにも関わらず、何かしらのチャートパターンを描きながら戻してきた場合は反転する傾向があります。
特にNYタイムなどではその傾向はより強くなります(もちろん環境認識は必須です)。
これはとっても大事なことです。特に時間帯は意識しましょう。
さて来週はといえば、ここから上昇していくのは少し難しい印象です。
ボラも縮小してきていることを考えると、上昇できたとしてもイエローゾーンの上限あたりまでかなと。
また仮ですが白ラインの中で推移してくる可能性もあるでしょう。
しかしこのまま黄色点線あたりが上限となって上値が抑えられた場合は、下抜けてくる可能性もあるかもしれません。もしかしたらその時に103円台を試しに来るかもしれませんね。
ドル円 4h
正直今はロングもショートも仕掛けづらい相場です。
なるべき引きつけてイエローゾーン上限あたりで短期ショートや、ここから値動きの圧縮する動きがあれば下抜けてきたところで短期ショートあたりがベターな気がします。
一つ注意しておきたいのは、前回の反発と比べると(黄色ボックス)、今回は弱い印象なのでもう一段下げてくる可能性もあります。
またここから上昇していく場合はチャネル形成しているかも観察しておきましょう。チャネル形成していくならイエローゾーン上限あたりで一度落としてくるのかなとは思います。
または上昇ウェッジも同じくですね。
まとめ
ドル円 day
う〜ん正直分からないですね。現時点では。
ここからしばらく横にレンジ形成していくならば、その値動きによっては上昇に転じる可能性もあるので、そうなった場合は新しく戦略を立てるべきだと思います。
ここから更にボラが縮小していく可能性もあるのであまり積極的なトレードはやりづらい感じではありますね。
また、底固めが見られない今の値動きではもう一段下落していく可能性もありそうです。
逆にここから上昇に転じるのであれば、”時間的な調整”もしくは”何かしらの材料”が出なければ難しい印象ですね。
材料でいえば米追加経済対策の合意じゃないでしょうか。
大統領選挙前に追加経済対策が成立する可能性は低いと思われますが、いずれは成立するという見方は強いです。
まぁこれも選挙結果によっては大きく水を差されることになりえるので、そのときの市場の悲観による影響は相場に大きく与えそうですね。
とりあえず引き続きドル円をトレードするならショートを軸に戦略を組み立てた方がよいでしょう。
主な抵抗ゾーン
・イエローゾーン(110.758 - 111.326)
・ブルーゾーン(109.327 - 109.569)
・レッドゾーン(107.577 - 108.216)
・ブルーゾーン(106.480 - 106.746)
・イエローゾーン(104.579 - 105.266)
・ブルーゾーン(102.468 - 103.014)
・レッドゾーン(100.085 - 101.296)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?