9/7〜9/11 ドル円 トレード戦略
ドル円 month
9月になりましたので月足を見てみましょう。
8月の月足は上ヒゲの長いピンバーとなりましたね(白矢印)。
その前の月ではそれまでのローソク足を一気に下抜いて大きな陰線を形成しており(緑矢印)、そこから更に下落に転じても良さそうでしたが、最終的にはイエローゾーンを完全に下抜くことが出来なかった動きを見るとなかなか底堅いところであります。
現在は高値を切り下げ、安値は切り上げという動きをしており、今月はどちらに抜けていくのか注目したいところです。
ドル円 week
週足を見ても完全な乱高下相場で方向感は全く分かりません。
ただ、今週の確定させたローソク足を見ると陽線が大きくなってきているので(白矢印)、ブルーゾーンを上抜いてく可能性が少し高くなってきたように感じます。
とはいえ、この相場で安易にブルーゾーン抜けたからといってロングを仕掛けたりはしません(スキャではやりますが)。
基本的には下目線として、もしブルーゾーンを抜けたとしても静観します。
ただし一点注意深く見ておきたいのは、週足の直近高値(黄色ライン)を明確に上抜いてきた時は、レッドゾーンまで上昇していく可能性もあるので、そこでチャンスがあればデイトレでロングもありかと思います。
まぁ結構乱高下なると思うのでなかなか難しいかもしれませんが。
ドル円 day
さて日足です。
今のこの値動き、かなり要注意です。
日足レベルで頭抑えられて上ヒゲも付けており、一見すると下落するように見えます。
もちろんセオリー通りならこのまま下落することはよくあるのですが、個人的な経験では上昇していくことが非常によくあります。
特に上昇して前日の高値(赤ライン)をしっかり上抜いていった場合は要注意です。ブルーゾーンを上抜いていく可能性もありそうです。
もちろん上値は重いのは間違い無いので、上昇していったとしてもブルーゾーンの上限や黄色ラインで反発される可能性もあるので、その辺りはしっかり頭に入れておきましょう。
さて上昇していくと話しましたが、もちろん下落する可能性も高いのです。
それは緑ボックスを見てもらえば明らかですが、左の緑ボックスは陰線3本で下落しているのに対して、右の緑ボックスではたったの陰線1本で下落しており、明らかに下落圧力が増しています。
それに対して今の上昇スピードは非常に緩やか。
このような相場は基本的にはまた落とすことが多いんです。
なので一つの目印として前日安値(緑ライン)にラインを引いておきましょう。
ややこしいですね。
経験上では上昇していくことがよくあるのですが、値動き的には下落する可能性もあるという。
あとは時間足を落として分析し、実際の相場に合わせてトレードしていくしかなさそうです。
ドル円 4h
4時間足で注目したいところは、直近で少し底固めしてきていること(緑ボックス)。
このような値動きがくると下落しづらい相場となり、この後の値動きによってはダブルボトムのようなのを形成して(仮の白ライン)上昇していく可能性もあるでしょう。
つまり週明けはまずここからダブルボトム(なると仮定して)の右底をどのように形成するのか観察したいところです。
しっかり底を抑えられて切り上げていくようならロングを仕掛けるチャンスもあるかもしれませんし、逆に値動きが崩れるようならショートのチャンスとなりそうです。
まぁどちらもあまり長くポジションは持たないほうがよい気もしますが。
ダブルボトムが崩れて三角保ち合いに展開するとかもあるので。
あとは週明けの動き次第ですね。
まとめ
ドル円 day
難しいところですが、もしブルーゾーンへ潜って上限にへばりついた動きをしているようなら上へ抜けてくる可能性も高まるのかなと(ただし抜けてもダマシとなる可能性も高い)。
逆にここから落としてくるようなら、またブルーゾーンからイエローゾーンの間で推移、またはイエローゾーンを抜けようとする動きが来る可能性もあるのかなと思っています。
まぁ今はそのぐらいで見ておけば良いのかなぁと。
あとは週明けとなるので分かりませんね。
大統領選まであと約2ヶ月。
それまではこの方向感の無い相場は続きそうですね。
主な抵抗ゾーン
・イエローゾーン(110.758 - 111.326)
・ブルーゾーン(109.327 - 109.569)
・レッドゾーン(107.577 - 108.216)
・ブルーゾーン(106.480 - 106.746)
・イエローゾーン(104.579 - 105.266)
・ブルーゾーン(102.468 - 103.014)
・レッドゾーン(100.085 - 101.296)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?