10/12〜10/16 ドル円 トレード戦略

ドル円 week

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今週は長い上ヒゲ付けた陽線を確定(白矢印)。
前回のトレード戦略から引いている仮の緑ゾーンを表示させていますが、最終的にはその中に収まってきましたね。

このような動きを見る限り上値は重いんでしょう。
方向性が定まるまでは、反発された黄色ライン(106.109)を越えるのはちょっと難しいのかなと思います。

さらに緑ラインあたりも底堅いところとなっているので、来週も引き続きレンジ相場となって黄色ライン(106.109)と緑色ライン(104.946)の間で推移するのかなと予測しています。


ドル円 day

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日足のローソク足を見ても、強く否定された動きをしていることが確認できますね(白矢印)。

前回のトレード戦略ではドル円の規則性について話しましたが、そのような動きになってきているようです。
つまり現時点ではこれより上は重い水準、どちらかといえばショートを軸に戦っていったほうがよさそうな相場となっています。

それではどのあたりの水準で仕掛けていったほうがいいのか、4時間足を見ていきます。


ドル円 4h

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来週は黄色ライン(106.109)から緑色ライン(104.946)の間でレンジ相場を形成すると予測した上で、どのようにトレードするかシンプルに視覚化してみました。

ここではブルーがショート仕掛けゾーンで、レッドがロング仕掛けゾーンとなっています。

そして中央の緑ゾーンは抵抗帯です。
しかしこのレンジ間はまだ”節目が曖昧”なため「ここを抜けたから下へ行く」という働きが起きにくいので、緑ゾーンの抵抗帯も約束されたものではないことをご了承ください。


■ショートを仕掛ける場合

1. 緑ゾーンより上で推移しているのであれば、少なくとも赤点線(105.809)より上まではしっかり引きつけて仕掛けたいところです。利確は緑ゾーン付近。
2. 緑ゾーンより下で推移する場合は、しっかり緑ゾーンを抜けて戻したところでショートを仕掛けます。利確は伸ばしても下の赤点線(105.120)あたりまでですが、すぐに反発される可能性も高いので早めの利確がいいのかなと。
しかしこちらのショートは難易度が高いです。
先ほど話したように”節目が曖昧”なため、どちらかと言えばそれまでの値動きの過程をしっかり観察する必要があります。
あまり積極的に仕掛けなくてもいいのかなと思います。


■ロングを仕掛ける場合

1. 出来れば赤点線(105.120)までしっかり引き付けたいところでしょう。
利確も早めが無難でしょう。
ただし下落圧力も強まっている相場なので、そのまま続落する可能性もあります。ロット調整、損切りラインを曖昧にせず、値動きを観察して仕掛けたいところですね。


まとめ

ドル円 day

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まぁ来週も引き続きレンジ相場となるんじゃないでしょうか。
正直、ボラもないのでそこまで真剣にドル円に向き合わなくてもいいんじゃないかなと思います。
狙ったところに来たときだけ見とけばいいかなと。

週足では長い上ヒゲ陽線を確定させていたので、来週はもう一度高値を目指して来る可能性もあるでしょう。それがショートチャンスとなればいいですね。もし黄色ラインや緑ラインを抜けていった場合は静観しようと思っています。

来週は15日にEU首脳会談が控えているので注目ですね。
ポンドはけっこう荒れる可能性が高いので、ポンド系をトレードしている方は警戒しておきましょう。


主な抵抗ゾーン

・イエローゾーン(110.758 - 111.326)
・ブルーゾーン(109.327 - 109.569)
・レッドゾーン(107.577 - 108.216)
・ブルーゾーン(106.480 - 106.746)
・イエローゾーン(104.579 - 105.266)
・ブルーゾーン(102.468 - 103.014)
・レッドゾーン(100.085 - 101.296)

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