7/6〜7/10 ドル円 トレード戦略

ドル円 month
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7月に入りましたので月足を見ていきましょう。

まず6月の月足は実体の小さな陽線のコマを確定させました(白矢印)。
上下に長いヒゲを付けて相変わらず予測がしにくく、今月も方向感のない相場となりそうです。

仮でチャネルラインを引いてみました。
2016年はトランプが大統領選で勝利したことにより、株価上昇に繋がりトランプラリーを形成(黄色ボックス)。
それからは乱高下しながらじわじわと高値を切り下げてチャネルを推移しています。

このチャネル内の値動きについての印象は、チャネル底の反発が強く、徐々に上を試してきているようにも見えます。
特に相場環境が大きく変わったのは縦の赤ライン以降ですが、それまでは下落圧力が強まっていましたが、赤ライン以降(今年に入って)からは完全に相場環境が変化したように見えます。

とは言え方向感は定まらず、これまでと同様に今月も3月の月足(緑矢印)にインサイドしていく値動きを作ってくるんじゃないでしょうか。

まぁ分からないので予測するだけ無駄ですね。
週足を見ましょう。


ドル円 week
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週足では上ヒゲ付けた陽線を確定(白矢印)。
このローソク足の特徴は、次のローソク足でもう一度上ヒゲを試しに来ることがよくあります。

例えば直近の例でいうなら緑矢印のローソク足です。
上昇する余力がまだ残っている場合、このようなローソク足を形成することが多いので注意しておきたいところでしょう。

気休め程度で白ラインを引いてみましたが、まぁ参考程度くらいでいいのかなと。
重要なのはやはり水平ラインですから。

ドル円 day
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一週間空いてしまいましたが、前回のトレード戦略では仮で上図のゾーンを引いていたと思いますが、これはまだ使えるのでそのままにしておきます。

そして黄色ボックス内のパワーバランスとしては下落圧力の方が強いと言うことも分かります。
直近でもレッドゾーン上限で強く反発されて大陰線を形成(白矢印)していることから、上を試すような動きが来ても、このローソク足(白矢印)を上抜くまではショートを軸に戦った方が勝算が高そうです。
もちろん短期売買です。

次に下落した場合、強く反発されそうな第一の候補としては仮の黄色ゾーンでしょう。
前回のトレード戦略よりも少し位置を調整しました(107.048~107.226)。

基本的にはこの緑ゾーンから黄色ゾーンで乱高下相場を作ってきてもおかしくないかなと思います。
仮にどちらかに抜けたとしても様子見がいいのかなと思いますね。

それと上の赤い水平ライン(108.623)は、上昇してもそこから反発して落としていく可能性もあるので引いておきました。

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見やすいようにレンジ形成されやすい価格帯を黄色ボックスで囲んでおきます。この中で推移する可能性もあるでしょう。


ドル円 4h
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さて4時間足で見ると気になるのが大陽線ですね(白矢印)。
その後も反発するも限定的となって横に推移しています。

このような動きが来るともう一度直近高値(赤の水平ライン)を目指してくる可能性もあります。
週足でも話したように上ヒゲ陽線も付けていますし。

ただし気を付けたいのが、先週金曜日は米国金融市場がお休みだったこともあり下落できなかった可能性があります。
ここから狙うのは上昇ではなく、上昇したときのショート狙いの方がリスクを低減できそうです。

なかなか難しい相場ですが、大きなトレンドを狙うよりも、ゾーン間ごとに意識して値幅を小さくコツコツ取っていくのが賢明かなと思います。


まとめ

ドル円 day
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今のドル円は難しいですね。
月足で見ても分かるとおり超乱高下相場なので、とにかく短期売買に徹したいです。

この相場は少なくとも今年の大統領選までは続きそうですよね。
トランプとバイデンどっちが大統領になっても「ウンコ味のカレーかカレー味のウンコ」みたいなもんなので、どちらにしても相場はまだまだ大荒れになりそうな予感がします。

来週も身を引き締めてトレードしていこうと思います。


主な抵抗ゾーン

・イエローゾーン(110.758 - 111.326)
・ブルーゾーン(109.327 - 109.569)
・レッドゾーン(107.577 - 108.216)
・ブルーゾーン(106.480 - 106.746)
・イエローゾーン(104.579 - 105.266)
・ブルーゾーン(102.468 - 103.014)
・レッドゾーン(100.085 - 101.296)

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