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九星気学は、誰もが使える「経営学」

創造的破壊(メガチェンジ)が求められるとき

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コロナ・パンデミックとAI(人工知能)の蔓延で、人類はいま、経済学者のヨーゼフ・シュンペーターの説く、「創造的破壊」(メガチェンジ)を強要されています。

地球の資源をさんざん略奪したあげくに、SDGs(持続可能な開発目標)と唱和されても、しらけるばかりです。創造的破壊とは経済活動ではなく、成長神話でサビついた思考回路を修正することではないでしょうか。

敗戦にうちひしがれた日本が、短期間のうちに奇跡的な復興を成し遂げた原動力の一つとして、モノづくりの現場に統計的品質管理(SQC)が、導入されたことがあげられます。

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周知のようにSQCとは、アメリカの統計学者・デミング博士が提唱した品質管理手法で、ユーザーニーズに沿った品質を、経済的につくりだすための手段を体系づけたものです。

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SQCはまたたく間に日本全国の製造業に広がっただけでなく、行動科学分野にまで応用されて、総合的品質管理(TQC)に発展し、世界に誇る日本企業の経営管理システムとして確立されました。

九星気学とTQCの共通点

TQCは適宜適時に経営計画を作成し(Plan)、その計画を達成するために行動(Do)を起こし、実践活動によって生じた結果をつぶさに検証(See)することで、実働のプロセスで得た経験や情報を取捨選択しながら、計画に修正をほどこして、新たな行動に移るという経営管理手法です。

自然の造形物のひとつであるひとの運気も、自然の循環サイクルに同調(synchronize)させてこそ、円滑に活用することが容易になります。

※「シンクロニシティ」という言葉は、易の「同声あい応じ、同気あい求む」の卦から閃いて、心理学者のユングが生んだものです。

ひとの運気を自然の循環サイクルと照らし合わせて探索するのが、九星気学です。九星気学に限らず東洋の占術では、易の八卦(乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤)が、九つの宮に配された「後天定位盤」(気学盤との呼ばれています)を用います。

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後天定位盤は宇宙と地球を想定した壮大な図ですが、家相や方位、病気なども、この盤でみることができます。

ひとが生まれたときに中宮に入っていた星が、その人の本命星になります。星には一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星の九星があって、それぞれの星は五行の陰陽を内包しています。

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九つの宮は定められた位置から微動もしませんが、本命星は誕生した瞬間から、最短二時間、1日、1ヶ月、1年という単位で、九宮をめぐる旅を続けることになります。(これを星の飛泊といいます)

自分の季節を知ること

九宮を巡回するルートは、先人の卓見と英知で決められていますが、四季の移ろいのように秩序だったものではありません。後天定位盤の中心に位置する中宮から出発して、北西の乾宮へ一歩踏み出し、西の兌宮、北東の艮宮、南の離宮、北の坎宮、南西の坤宮、東の震宮、南東の巽宮の順に飛泊し、再び中宮に戻って、同じ経路で九宮行脚の旅を続行します。

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九星、九宮はともに、ひとの「気」や「質」を表したもので、手で触れたり目視で確認できる物質ではありません。本命星が九宮を一巡するあいだに、TQCと同じプラン・ドゥ・シーのサイクルが、3回も活用することができます。宮の場がもつ気や質を、臨機応変に活用する術(すべ)を会得すれば、人生で遭遇する様々な試練を克服することも容易になります。

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運勢学とは「転ばぬ先の杖」ではなく、「転んだときに、どうして起き上がるか」を自問する、実践哲学です。九星気学の神髄に近ずくほどに、「彼を知り己を知れば百戦あやうからず」(孫氏)の自信と気概が生まれ、精神的バックボーンが強化されることは明白です。

https://hikoden.biz/

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