目からウロコの「十二支講座」⑬
亥(がい) 十二支獣 イノシシ
亥は「閡じる」(とじる)で、季節は11月、時刻は午後9時から11時の間になります。万物の生命活力が凋落して、種子の中に生命力が内蔵された状態を表しています。
骨組みの形で、閉ざすという意味があり、草木が生命を閉ざされて、地中に潜っている状態です。
亥は生まれたての子豚を意味する、「豕」(し)と字形が似ているところから、亥から豕に、さらに猪と結びつけられました。
亥に猪を配したのは、猪は向こう見ずな動物ですが、よく同族を愛し、子ども思いで陰性の動物であることから。
肉や内臓を食された害獣
亥はねらい見守る
亥は内に秘めたる陽の気(戊・甲・壬)で、内省的に思考し次の再出発(再生)に備えます。
亥を十二支にもつ人の性格
長所 直進性(猪突猛進) 率直 行動的 理論家 思索的
短所 強引 ごり押し 独断専行 衝動的 刹那的 頑固
亥の守り本尊は、阿弥陀如来です。
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