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今年3月に延伸・開通したばかりの地下鉄御堂筋線の終着駅・「箕面萱野」を訪ねました。

北摂は40年ちかく棲みつづけた馴染みの土地で、懐かしいにおいに包まれました。
箕面萱野は、以前は牧歌的な街並みでしたが、新設の駅周辺は、大型の商業施設がひしめいています。


どこの地方都市でも見かける、00銀座のイメージが重なりました。一時期栄華を極めた千里ニュータウンの衰退を目撃してきただけに、人口減少のなかで、いつまでこの賑わいが維持できるのか心配になりました。


箕面大滝や3000種を超える昆虫、980種の植物など、豊かな自然に恵まれた「明治の森箕面国定公園」を背にしているだけに、近代化や利便性だけでなく、人と自然の融和に配慮した個性的な街を期待していました。


ランチ抜きの空き腹でしたが、人波に酔って、コーヒーいっぱい飲むことなく帰途につきました。

わたしは、北摂から近鉄奈良線の枚岡へ移り住んで10年になります。最初は、コンビニ一軒もない陸の孤島に戸惑いましたが、山岳仏教の聖地・生駒山連峰に抱かれて精神的には心豊かな毎日を送っています。

スピリチュアルの世界では、物質的豊かさを追求する「土の時代」から、人間性をとりもどす「風の時代」に移っています。行政も街づくりのプランナーの方々にも、箱づくりよりも人と自然への愛を優先して欲しい、そんな思いが込み上げてきました。

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#明治の森箕面国定公園 #生駒山連峰
#土の時代 #風の時代

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