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地球上の生命すべての根本原理を解き明かす名著「土と内臓」


脳細胞の錆びが、パラパラと剥がれ落ちていくような、知的興奮を呼び覚ます名著と出会いました。

微生物がつくる世界「土と内臓」です。地形の発達、および地形学的プロセスが生態系と人間社会に与える影響を研究課題にしている、ワシントン大学教授・ディビット・モントゴメリーと、生物学者で環境プランナーの夫人、アン・ビクレーの共著です。

浅学非才の私が内容を紹介するよりも、生物学に関する碩学や作家から寄せられた、本書への賛辞を列挙します。


「本書は、すべての生命の基礎でもある微生物の世界への扉を専門家以外の者にも開いてくれる、素晴らしい本だ。読者は自分の身体と周囲の世界を、今までと違う刺激的な見方で見ることになるだろう。

ーサンダー・エリックス・キャッツー
(発酵食のバイブルと言われている『天然発酵の世界』著者

本書は、展開の早い小説としても読める。だがそれが語るのは土壌と、さらには私たちの身体の働きについての真実の物語だ。

    ーニール・シュービンー
(『あなたのなかの宇宙 生物の体に記された宇宙全史』著者

体験談と厳密な科学を合体させ、地質学から園芸学、消化器病学にまでおよぶ本書は、微生物の数知れぬ不思議を解き明かす。医学生時代、これを学べでいたらと悔しくてならない。

  ーハワード・フラムキンー
  (ワシントン大学公衆衛生学部長)

本書は、健康な土壌の中に棲む微生物と、健康な腸の中に棲む微生物をじかに結びつけ、体験談と科学的記述を巧みに織り交ぜている。自分の健康に関心を持つ人すべての必読書だ。

  ーエィミー・シチュワートー

#土と内臓 #デイビッド・モントゴメリー #アン・ビクレー

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