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 最近縁あって、伊丹市へ足を運ぶことが多くなりましたが、JR伊丹駅西口に聳え立つ、たくさんの鐘を備えた塔が気になっていました。

 時間に追われて、ゆっくり観察する機会を逃していましたが、先日は塔の説明書きをじっくり読むことができました。

 以下はネットから引用した塔の概要です。

 伊丹市の国際姉妹都市であるベルギー王国ハッセルト市より、国際姉妹都市提携5周年と伊丹市制施行50周年を記念し、平和と友好の象徴として、1990年(平成2年)に伊丹市へ寄贈されました。


 JR伊丹駅西側に記念塔を建設し、記念塔の上部にカリヨンの演奏室と大小43個の鐘を設置、一般公募により「フランドルの鐘」という愛称が付けられました。
屋内には照明装置を備えており、夜間はJR伊丹駅前の街を美しく彩ります。

ハッセルト市の日本庭園


 カリヨン(Carillon=組鐘。ラテン語で「4個で1組」が語源)とは、中世フランドル地方(現在のベルギー・オランダを中心とする低地地方)の繁栄を背景に15世紀頃から登場したもので、教会の塔や鐘楼に設置された複数の鐘を巨大なシリンダー式のドラムで自動演奏したり、奏者が鍵盤とペダルで演奏する楽器です。


 世界中には演奏可能なカリヨンが多数存在しており、ベルギーやフランス北部のカリヨンは世界遺産にも指定されています。
伊丹市のカリヨンは「世界カリヨン連盟(WCF)」に登録されています(日本では他に滋賀県、長崎県ハウステンボスにあるそうです)

 8月15日には、「第20回平和の鐘カリヨンコンサート」が開かれます。

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