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ー 人はまちがえる。どんなにがんばっても、脳がまちがいを生み出すような情報処理を行っているから。ー

リードコピーに惹かれて、脳科学の第一人者・櫻井芳雄教授の新刊、「まちがえる脳」を一気読みしました。


これまでに刷り込まれた脳に関する先入観が、ページを繰るたびにくつがえされ、目からウロコが落ちました。

学術的な解説は門外漢には咀嚼できませんが、うーんと唸った箇所を紹介させていただきます。

人はときどき間違えることを避けられず、いつまちがえるかも予測できない。しかし、まちがえることにメリットもあるらしい。それは新たなアイデアの創出、つまり創造である。

集中しろ、気合いを入れろ、緊張しろの精神論のほとんどは無力。まちがいは必ず起こる。(ヒューマンエラー)

脳はハードディスクではない。記憶はたいてい不正確。裁判の目撃証言も尋問の仕方で変わる。面白い小説も、偉大な発明も、すべて記憶の不正確さのおかげ。

病は気からは本当か。最近の研究で、心が実際に脳や身体の不調を改善するという、事実が明らかになった。

信じることで救われる。プラセボ(偽薬)効果。悩みなどの精神的ストレスが、免疫機能を低下させ、さまざまな病気になりやすくする、生物学的根拠があった。

AIは脳にはなれない。人の脳には1000億のニューロンと、500兆のシナプスがある。

「高齢者の脳は回復する」箇所はむさぼり読みました。

気を元気にする、占い鑑定師の使命を再確認し、襟を正しました。

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#失敗は創造のもと #精神論は無力
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