うつ病にはまず、ホエイプロテインが良い理由について
藤川徳美先生の本を読んでいると、うつ病や体の不調を治すのに、まずなによりもタンパク質を多く取ることが大事、と書かれています。
僕は体内のタンパク質の量を表すBUN値が11.3でした。これでも普通の基準(8〜20)としてはタンパク質不足ではありません。
ですが、僕は遺伝的に他の人よりも代謝が悪いと考えられるので、これでは少ないです。また、時期によっては最低基準の8に近い9.3という検査結果もありました。
藤川先生は、うつ病の人はBUNの値を15~20になるよう推奨しています。
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では、なぜタンパク質が大事かというと、第一に、体の全ての臓器の元となっているからです。臓器の状態が万全でないと、代謝を行えず、エネルギーがしっかり体内で生産されません=元気がなくなる。ということになります。
また、第二に、タンパク質というのは体内で一旦アミノ酸というものに分解されます。そして、アミノ酸の配列?が代わり各臓器や髪、爪などに再びタンパク質として形を変え、僕たちの身体を作っているそうです。
また、ここですごい大事なのが、タンパク質が体内で一旦アミノ酸となった時、うつ病の人にとって大切な、セロトニン、ドーパミンという物質は、アミノ酸を原料にして発生しているそうです。
セロトニンはアミノ酸の1つ、トリプトファンから
ドーパミンはアミノ酸の1つ、チロシンから
それぞれ発生するそうです。
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ここで僕が大きな価値観の変換があったのですが、そもそも、抗うつ薬というのは身体の中にあるセロトニンやドーパミンを最大限に出させようとするものです。
なので、体内のセロトニンが1だったら最大1、ドーパミンが1だったら最大1までしか、いくら抗うつ薬を飲んでも出ません。
これはすごい衝撃的でした。でも少し考えたらわかります。これらのうつに大切な物質が出る原料がそもそも無ければ、いくら薬を飲んでも最大量はしょぼいです。
だから、タンパク質から分解されたアミノ酸(トリプトファン、チロシン)を摂取することにより、セロトニン、ドーパミンが出る原料が増えます。
こういった理由からも、タンパク質をしっかり摂ることが、うつに効くということがわかります。
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で!ここからが大切なのですが、肉、卵など、タンパク質を1日に必要な量を摂るのには、結構な量が必要です。
40kgの女性で、卵は1日6個摂る必要があるそうです。
また、タンパク質を摂っても、その中のアミノ酸が全部にしっかり含まれているとは限りません。
そこで、ホエイプロテインの出番になるそうです。
ホエイプロテインとは、人間が外から摂取する必要がある必須アミノ酸9種類(トリプトファン、チロシンを含む)がしっかりと入っています。
なので、ホエイプロテインを摂取するだけで、ドーパミン、セロトニンの原料を摂取できる、ということになります。
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僕は、プロテインとか、サプリなどのものに最初は抵抗があったのですが、その理屈を勉強していく中で、いかにプロテインやサプリが効率的、そして食事だけで賄うのはいかに大変か、ということがわかりました。
そうやって納得すると、プロテインやサプリを摂取する抵抗感がなくなりました。まぁ、もともと身体に必要な栄養素を入れるわけなので、体に悪いはずがありません。
むしろ、主食とされているご飯や麺などの炭水化物をどか食いする方が、乳酸が溜まってしまい、肩こりや倦怠感に繋がるあまり好ましく無いもの、と思うようになりました。
今、日本の常識が正しいとは限らず、分子レベルで栄養学を見ていくと、炭水化物のどか食いや、甘いものを大量に摂取することがいかに体にとって負担、そして気分の落ち込みの原因となるかがわかります。
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そして、昨日の夜、アマゾンからプロテインが届きました。なるべく安くて良いものを、と探していたら、藤川先生の本にも載っていたビーレジェンドのプロテインにしました。
見るからにアスリートが飲むようなパッケージですが、w
とても安いです。公式サイトからだと1kg2600円〜3100円です。
そして、このパッケージの裏に書いてあるものが大事です。
ここに、冒頭に書いたトリプトファン、チロシン、がちゃんと含まれています。これらの必須アミノ酸(人間が外から摂取する必要がある9種類のアミノ酸)が全て含まれているのがホエイプロテインということです。
なので、この記事の題名のうつ病にはまずホエイプロテインが良いというのは、この必須アミノ酸が含まれていて、良い気分にさせる原料が摂取できるということ、タンパク質を摂ることで体内の臓器が修復され、代謝が良くなる=元気になる。
ということです!
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で、どれくらいの量を飲んだら良いのか、ということもすごい大事なようで、藤川先生の本には初心の患者には1日40gのプロテインを飲むことをおすすめしているそうです。
また、基準としては、体重の2分の1のプロテインを摂ると良いそうです。
僕が今69kg、約70kgなので、35gのプロテインを1日に摂ると良いそうです。藤川先生は、うつ病などの人は体内の代謝やトリプトファンなどの良い気分にさせる原料が著しく低いということから、1日40gをおすすめしているそうです。
では、40gをプロテインで摂るには、またこれも少し厄介で、プロテインが届いたら中に20ccの計量スプーンがついていたのですが、これが2杯で40gというわけではありません笑
最初そうだと勘違いしてました笑
まず、20ccだとプロテインの質量は8gほど。そしてプロテインは全部がタンパク質ではなく脂質や炭水化物も多少入っていますので、90%がタンパク質となるようです。
すると、8gの90%なので、7.2gが20ccのスプーン一杯で入っているプロテインの量です。
なので、40gを摂るには、スプーン約6杯(43.2g)が必要ということです。
また、藤川先生はプロテインを1日2回に分けて摂ることを推奨していて、なぜかというと、タンパク質というのは数時間で消化吸収されてしまうそうです。なので、一回でいっぺんに摂ってしまうと、空の状態になってしまうんだとか。
なので、20g✖️2 朝晩などに分けて摂るのが良いそうです。
すると、僕のビーレジェンドのスプーンだと、朝に3すり切り3杯、晩にすり切り3杯のプロテインを飲むと良い、ということになります。
ふぅ、、、ここまで勉強して、やっとプロテインの必要さや、適量がわかってきました。
せっかく何かを摂りいても、中途半端な知識だとあまり効果が出なくなってしまうので勉強って大切ですね。
でもこういう勉強は楽しいです。なにせ自分がもっと元気になるため、毎日を楽しく、幸せになるためだから。
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また、タンパク質を長年あまり摂取してきていない女性などは1日40gは相当きついそうです。
そういう方ももちろん藤川先生の診察にやってくるそうで、そういう女性は
1回20g✖️2ではなく、1回5g✖️2あたりから始め、タンパク質を消化吸収する能力を高めていくと、胃もたれなどが無くなるそうです。
1回5gだと、20ccのスプーンすり切り一杯よりもちょっと少ないくらいなので、飲めなくはなさそうです。
僕は、この1週間くらいで、タンパク質を多めに摂っても胃もたれがほとんどしなくなってきたので、早速20g(スプーンすり切り3杯弱)✖️2回をやってみようと思います。
今朝はスプーン2杯弱だったのでちょっと少なめでした。今やっとこの記事を書きながら必要量がわかりました。
という感じで、毎日プロテインを摂取していこうと思います。
これで、僕の食事は
・朝晩プロテイン
・お腹が空いたらくるみ
・夜にフェロケル(鉄分のサプリ27mg)
です。
今、ビタミンを摂取するサプリを注文しているのですが、海外からの発送のため、10日ほど到着までかかってちょっともどかしいです。
届くまでは、代謝に必要なビタミンB1、B2などは食材から少し摂取しようと思ってます。代謝を促進するビタミンについてもまた記事にしたいと思います。
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