人間の思考と意思の力はしょぼい
僕はこれまで、20歳の冬頃に鬱になってから8年間、元気になるために数え切れないほど色々なことを試行錯誤してきました。
本を読んだり、
セミナーに行ってみたり、
スピリチュアルを勉強してみたり、
メンタル治療専門の整体師の先生に施術してもらったり、
心療内科に通って1年薬を飲んでみたり、
結論、、、、全部意味なかったです笑
気休め程度でした。
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それで、思うんですけど今の世の中は、メンタルの話について
「こうやって考えれば良い」
「やる気があればなんでもできる」
という「思考」や「意思」の力でなんとかしよう、という情報で溢れていると思います。
そして、無意識に、自分自身に対しても「こうやって考えればいいか」「もっと意思を強くもたないとな」と思いがちです。
でも、最近思うんですよね。
これらの人間の「思考」や「意思」のパワーというのはとてもしょぼいものだということを。
僕はずっと疑問だったんですよね
「なんであの人はあんなに自信がいつもあるのだろう？」
「どうしてあの人はいつも心からの笑顔でいられるんだろう？」
「どうやったらあの人みたいにいつもポジティブでいられるんだろう？」
これは、自分の「思考」や「意思」でなんとかできるものじゃないなとわかりました。
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元気な人、ポジティブな人というのは身体がまるで違います。
詳しく言うと、身体のエネルギー（ATP）の量と、脳内のホルモンの出方です。
元気な人は身体でいつも効率よくエネルギー（ATP）が作られているから身体や頭がよく動くし、ポジティブです。
そして、元気な人は脳内のホルモンが正常に出ているので、いつも力は抜けてどこかリラックスしているし、雰囲気が明るいんですよね。
それで、この身体の元気さというものは、いくら具合が悪い人間が「思考」や「意思」の力で真似をしようとしても到底真似できるものじゃありません。
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じゃあこの元気な人とそうじゃ無い人の違いはどこから生まれるのか？
それが
・血中アミノ酸濃度
と
・アミノ酸の使われ方の優先順位
の2つにあると思います。
元気な人は、少ない栄養からアミノ酸を吸収して、血液内のアミノ酸濃度が高いです。（人によって〜3倍の違いがある）
このあいだNHKで「すごい先生特集」みたいのが放送されていたのですが、そのすごい先生はお昼はカップ焼きそば、夜はきゃべつの千切り、という食事でした笑
それでも、そんな少ない栄養からアミノ酸をしっかり吸収して体内で効率よく使えているようです。（とっても元気で愛に溢れた先生でした。）
また、元気な人というのは脳内のホルモンに優先的にアミノ酸が使われて、正常にセロトニンやアドレナリン、ドーパミンといったホルモンが出ています。
芸人の渡辺直美さんはとってもおデブですが笑、きっと代謝酵素にはアミノ酸がそこまで使われず、脳内のホルモンに最優先にアミノ酸が使われるので、ポジティブであそこまで影響力があるんだと思います。
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そんなことが最近わかってきてから、僕は自分自身のことをあまり責めなくなりました。
「なんで自分はこんなに自信が無いんだろう」
「なんで自分はこんなに元気が出ないんだろう」
前は自分のダメなところを色々考えては責めていました。
ですが最近は、
「なんで自分はこんなに自信が無いんだろう」→今ちゃんと脳内のホルモンが出てないから
「なんで自分はこんなに元気が出ないんだろう」→今ちゃんとエネルギー（ATP）が体内で上手く生産されていないから
こうやって自分の身体を科学的に、客観的に見れるようになりました。
そうすると、「じゃあどうしたらもっとエネルギーが出るかな？脳内のホルモンが出るかな？」そういった視点で考えられるので、無駄に自分を責めなくなり、解決策を考えるようになりました。
こっちの方が断然生産的ですよね。
細かく言うと、自分の性格や自分自身のことは責めるよりも、自分の身体の状況を自然と分析してる感じです。
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だから、この文章を読んでくれている人に伝えたいのは、
たとえあなたが今、やる気が無かったり、元気が出なかったり、嫌なことばかり考えてしまったり、
そういう状況なら、それは「全て身体のせい」です。
あなたの性格や、あなた自身のせいではありません。
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人間は、身体が求めている栄養素を必要な量しっかりと入れてあげれば、誰しも元気に、ポジティブに生きられるのでは？と最近思っています。
きっと人間は、ちゃんと幸せに、楽しく生きれるように遺伝子にプログラムされている、あとはそのプログラムが正常に働くように栄養素を入れてあげるだけ、なんじゃないかなと思ってます。
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