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Sexy Zoneの楽曲でセットリストを組んでみた【楽曲紹介編】/20230909

前回の投稿で、FMおとくにさんでのSZ特集セットリストを組むにあたって考えたことをまとめました。

放送中にリアルタイムでTwitterに載せていた楽曲紹介(というか各曲についてわたしが好きなポイントについて語った散文)もnoteにまとめようと思っていたら、いつの間にか半月以上時間が経ってしまって、今更なのですが、乗りかかった船なのでやっぱりまとめます!
あれもこれも触れたいし盛り込みたいって思うから腰が重くなりがちなので、今日はとにかく書き上げて公開することを目標に。

楽曲紹介

全部で30曲だったのですが、わがままを言って1曲増やしていただきました(詳細は後述します)。
すきな曲がありすぎて、あれもこれも入れたいー!となってしまったり、この曲めっちゃすきなんやけど入れたら流れが悪くなる……と思って泣く泣く削ったり、紆余曲折を経て完成したセットリスト。なんだかもう我が子のように愛しいです。
Twitterに書いた内容をベースに、1曲ずつ語ります。公式映像がある曲はそちらのリンクも貼っておこう。
筆者は趣味で結構がっつり音楽を齧ってきた人間なので、調やコード、リズムや使われている楽器への言及が多めです。ご承知おきを。

1. Welcome to Sexy Zone [Fm (G#m)]

アルバム「Welcome to Sexy Zone」より。
タイトルがもうこれから始めるしかない!という感じ。
わたし、舞台でもライブでも、Overtureとかオープニング映像だいすきなんです。幕開きのワクワク感。
このセットリストでも、そのワクワク感をリスナーのみんなで味わえたら、と思って、贅沢に一曲をインストで使いました。
どことなくルパン三世を思わせるサウンドがカッコいい。いつか生バンドでライブをやる時には、こんな感じのOvertureをぜひ聴きたい。

2. 桃色の絶対領域 [Gm]

20thシングル「夏のハイドレンジア」初回版Bより。
Aメロの歌い出しの前に入る勝利くんの息継ぎの音がもう優勝です。Sexy Zoneのセクシーさを真正面から一気に浴びられる、曲全体に色気を纏った曲。8分を刻むウッドベースの音色がたまらなくだいすき。
最近はオシャレな曲調の曲が増えてきたけど、こういうゴリゴリのロックサウンドもカッコよく歌いこなすんですよね、彼ら。
いつか絶対ライブで聴きたい曲No.1。

3. NOT FOUND [Gm (F#m, C#m)]

19thシングル表題曲。
内に秘めた熱さとハングリーさを感じる曲。「外野なんて言わせちゃいな」って歌詞が昨今のいろいろで疲弊気味の心に沁みます。
この曲を5人でリリースしてくれた奇跡に感謝しかない。細身のスーツ姿で美しい顔が5つ並ぶMVもだいすきです。
あとはトラックがもう本当にカッコいい。亀田誠治師匠の編曲&ベースっていうだけでもう最高。ラップパートでベースが高音域に移るのとかカッコ良すぎて。あと自由自在に動き回るピアノもだいすきです。
落ちサビで「誰でもないや 誰でもないんだ 自分で望んだ世界だ」を聡ちゃんが、「叶えたいんだよ 少年だった 僕らが夢見た未来を」を勝利くんが、それぞれ歌うのもグッとくる。

4. 極東DANCE [Dm]

アルバム「POP × STEP!?」より。
MVも、ポプステコンのオープニングも、とにかく最高にだいすきなこの曲。二次元の作り込まれた世界観がバッチリはまるのは、それに負けないだけの押し出しの強さがあるからだろうなぁと惚れ惚れする。
今思うと、4人だからこそのフォーメーションとか振り付けが多い曲なんだなぁ。この夏のアリーナで聡ちゃんが歌ってくれたのも嬉しかった。
マニアックな話をすると、サビの「極東Dancing」のところの刀を振るみたいな振りつけで、全然体幹がブレないポプステコンのケンティーがめっちゃすきです。

5. Freak Your Body [Dm]

アルバム「ザ・ハイライト」より。
こういう治安悪めの曲でも知性と品を感じるのが彼らのSexyさなんだろうなぁと思ってます。誘いに乗っかって、ちょっと悪いことを一緒にしてみたくなっちゃう感じ。
歌の中に出てくる「Hey, don't stop.」 の見せ場がちゃんと4人分あるのが最高。そこをちゃんと使って客席を煽ってくるChapter II アリーナツアーの勝利くんと聡ちゃんも最高。
あと、一番すきなのは、風磨くんが曲の最後の音をセクシーにしゃくり上げるところ。たまらんっす。

6. BON BON TONIGHT [Cm]

17thシングル「麒麟の子 / Honey Honey」通常盤より。
治安悪い系をもう一曲。この曲を聴くと、真夏の夜のヒッピービーチで焚き火とかファイヤーダンスを囲んで踊ってるイメージが頭に浮かびます。Twitterでも同じようなイメージの人が多かったので、きっとこれは焚き火(Bon fire)ソングです。笑
バックトラックが豪華で、インストでも聴きたい曲。サビ前のカウベルとティンバレスが聴こえてくるとめっちゃテンションあがる。サビでメロディと一緒に動くグロッケンもすき。
2番のマリちゃんとケンティーの巻き舌の応酬もだいすき!

7. IF YOU WANNA DANCE [Cm]

アルバム「one Sexy Zone」 より。
FMおとくにさんで初めて聴いたとき、1枚目のアルバムからこんな曲を歌ってたんだなぁとびっくりした曲。サウンドの感じとか、声の幼さとか、和製ジャクソン5を意識してたんだろうなと感じます。コーラスの入り方とかリズムの取り方とか、うまく表現できないんやけど、往年のアメリカっぽさを感じる。Britneyっぽいのかな? Twitterで「SPEEDっぽい」ってコメントもあったんだけど、たしかに頷ける。
コードの話をすると、イントロからAメロのコードは多分Cm9と思うんやけど、上の方の音がしっかり鳴っててGm7みたいに聴こえて一瞬調が迷子になったみたいに聴こえるのがめっちゃオシャレやなぁって思う。他のコードも微妙に定番の進行から外してたりするのがカッコいい。
あと、この頃からふまけんのラップとフェイクは流石の表現力で痺れます。

8. Sleepless [Cm]

22nd シングル「Trust Me, Trust You.」 より。
Sexy Zoneの裏声とコーラスワークの美しさを存分に楽しめる曲。ギリギリまで削ぎ落とした美しさ。電子音が多いからこそ際立つフルートとピアノの音。後ろで鳴ってる楽器の音が薄いからこそ、彼らのボーカルの良さが際立つなぁと聴くたびにほれぼれしちゃいます。曲の終わりがけに出てくるふまけんのフェイク応酬もだいすきです。
特典映像だったMVフルバージョンがもう見られないのが本当に悲しすぎて。2番サビの顔4分割、美しかったなぁ…

9. Pheromone [Am]

アルバム「XYZ=repainting」 より。
こちらもFMおとくにさんで出会った曲。この子たち、こんな色気たっぷりの曲を歌えるの? というか歌ってたの!? と衝撃が走りました。日本の空どころか世界中にフェロモンまき散らしちゃってるよ……!
よく「宝塚っぽい」と耳にするライブでのパフォーマンス、実は未見なのです……めっちゃ気になってます。多分近々買って見ます。
Cメロ?Dメロ?のミュートトランペットの音と、その後のゲーム音みたいな電子音がだいすき。 生の楽器の音と電子音の組み合わせがオシャレ。

10. Wonder Love [C]

アルバム「PAGES」 より。
わたしの思うSexy Zoneの魅力のひとつである「都会的なオシャレさ」がぎゅっと詰まってるこの曲。
前奏からオシャレ。ドラムは一曲通してずっとオシャレやけど、2番に入る前の間奏がドラムだけになるところが息を呑むくらい格別オシャレ。ラスサビ前からの風磨くんのフェイクも洗練されたオシャレさでだいすきです。
何がすごいって、この曲ハ長調(in C)なんですよ。フラットもシャープもついてないの。歌い手と楽器隊の素材の良さとちょっと凝ったテンションコードで勝負するぜ、って心意気がすきです。

11. Arms Around Me [C]

19thシングル「NOT FOUND」通常盤より。
語彙力を失っちゃうくらい、最高にオシャレでカッコいい。
英語の歌詞でこれだけ歌で表現できるのはすごいなぁと素直に思います。歌詞を追うだけで必死になっていないのがすごい。あとマリちゃんのこぶし? の入れ方が鳥肌立つくらいだいすき。というか一曲まるまるだいすきです。
サビのど頭のコードが丸サ進行に見せかけてあえて外してるところとか、How I used to hold youのところのハモリとか、ほんまにオシャレすぎて言葉にならないくらいすき。
この曲もフルートとピアノが要所要所で印象的に使われてますね。彼らの声と合うのかなぁ。

12. Love Confusion [D (F)]

アルバム「Welcome to Sexy Zone」 より。
この曲を聴くと不思議とクリスマスのイルミネーションっぽいイメージが頭に浮かびます。キラキラ輝いて煌びやかなイメージ。
ホーン隊やストリングスがしっかり入った豪華なトラックにも負けないボーカルの華やかさを感じます。彼らの都会感や品はこういう煌びやかな雰囲気の曲にも似合うなぁ。Aメロからサビへの転調も華麗でだいすき。
一緒にいる相手をもっともっとすきになってしまう、みたいな歌詞もキュンとする。

13. タイムトラベル [A♭]

アルバム「POP × STEP!?」より。
「みんな大好きタイムトラベル」というキャッチフレーズ(?)があるくらい、FMおとくにさんでもよくセトリに選ばれる曲。例にもれずわたしもだいすきです。
イントロから優勝! 終わり方も優勝! コード進行も心地よさと意外さのバランスが素晴らしくて優勝! フルートがまたいい仕事してて最高!
サビをずっと裏声で通してるのに、最後ワンフレーズだけ地声に戻るのが現実と夢見心地を行ったり来たりしてる感じがして、歌詞とマッチしてるのがめっちゃすきです。
そして、薄々お気付きかもしれませんが、わたしはセクゾの裏声がだいすきです。セトリ内の裏声曲の割合高めです。

14. ROSSO [B♭ (B♭m)]

アルバム「Chapter II」通常盤より。
作編曲の浪岡さんはほんまに天才やと思う…… 転調は神がかってるし(B♭からB♭mへ移行とか、どうやったらこんな自然にできるの?)、ピアノとギターの掛け合いのバランスとタイミングが美しすぎて。もうすごいとしか言えない。「教えてくれ」のところで楽器隊もメロディーと一緒に動くところとか。カッコ良すぎて涙出る。ソロ曲とか関係なく、もうセトリに入れないという選択肢がなかった。それくらいだいすきな曲。
楽曲自体の素晴らしさとケンティーの29歳の今の魅力の相乗効果が見事に発揮された曲だと思ってます。KATEのリップモンスターのCMとライブでの演出、インスタで公開された動画やメイキングなど、ケンティー主導でのメディアミックスの展開も最高でした。

15. RIGHT NEXT TO YOU [D♭]

アルバム「SZ10TH 」より。
説明不要の名曲ですね。曲もMVもカッコいい。 個人的には、セクラバ未満だった頃、YouTubeジャにのちゃんねるを見ていたときに流れてきた関連動画で見て「今のジャニーズってこんなに踊れるの!」って度肝を抜かれた曲。
個人的に、この曲はSZ musicの中でもちょっと異色だと思っています。大体どんな曲を歌っても「セクゾっぽく」なるというか、彼らの色がちゃんと出ることが多いと思うのだけど、この曲はその色を極力抑えて「セクゾっぽくない」曲になっているように感じていて。だからこそ、発表された時の世の中の驚きっぷり、いわゆる「ライネク旋風」はきっと凄かったんだろうなぁ……。
今回のセトリではInterludeの位置付けです。

16. THE FINEST [Bm]

アルバム「ザ・ハイライト」より。
「ザ・ハイライト」以降「シティポップ」という文脈でグループの音楽性を取り上げられることが多くなったけど、セクゾのシティポップはただ懐古したり昔の再現をするだけでなく、彼らが歌うからこその現代的な香りを纏っているのが最大の魅力だなぁと思ってます。
この曲はベースがほんまにだいすきで。音数の少ないトラックをしっかり締める音、超絶カッコいい。
Nulbarichさん提供のこの曲、微妙に拍を外したリズムの取り方とか、moooveのところの下五度のハモリとか、どうやったらこんなオシャレな曲作れるんやろうって感動する。

17. EXTACY LUV [Bm]

アルバム「Chapter II」 より。
シュッとしてスマートなサウンドやけど実は情熱的な曲。そのギャップがまた彼らの魅力なのよねぇとニヤニヤしてしまう。
この曲もベースがすき! 細かい動きがカッコいいし、ピアノとの絡み方もオシャレ。ピアノもAメロとかサビの3, 4拍目で4分2つでコード変わるところがカッコいい。これもインストで聴きたい曲!
ほんまにどうでもいいのやけど、Crazy crazy crazyって歌うとき舌が絡まっちゃわない!? ってお節介な心配をしてしまう。笑

18. Make You Mine [Cm]

アルバム「Chapter II」 より。
この曲はどうしたってライブツアーでの演出の印象が強いけど、トラックの作り自体が昭和の終わり〜平成初期のバブルの香りがしてて、それを彼らが歌いこなしてるのがまたすごいなぁと思うのです。
セクシーたちはなんで生まれる前の時代の香りをさせるのがあんなに上手なんやろうって不思議に思います。あなたたちまだ生まれてなかったでしょ! って突っ込みたくなる。笑
曲後半のフェイクの応酬は全部盛りって感じでお腹いっぱいだいすきなんだけど、特に聡ちゃんの「言葉じゃなくて」「止められなくて」がたまらんです!

19. make me bright [E]

アルバム「PAGES」 より。
彼らの数ある魅力のひとつが、明るく元気になれないときでも寄り添ってくれる歌があることだなぁと感じてます。 今は暗闇でも、まだはっきり見えなくても、この先に明かりはきっとある。そう思わせてくれるこの曲。だいすきです。
Bメロ、1番と2番でほぼ同じメロディーと歌詞なのに、ふまとけんで歌い方が違うのがすき。落ちサビで変わるコード進行と、マリちゃんと勝利くんの低音もだいすき。
前の記事にも書いたけど、Make You Mineのアウトロの和音進行と、make me brightのイントロの和音進行、実は同じなんです。
これに気づいた時、絶対この2曲は並べなきゃって心に決めました。タイトルも似てることだし。笑

20. Naturally [E]

23rdシングル「Cream」初回盤Aより。
この曲も含めて、セクゾの「そなたは美しい」系の曲がだいすきです。「You're just naturally perfect」って最高の褒め言葉やと思うし、卑屈にならずに受け取れる自分でありたいなぁと背筋が伸びる気持ちになる。
2番のサビの後に入る「サビダッシュ」とでも言うのかな? コードはサビと同じでメロディーが違ってるセクションがだいすきです。
あとは終わり方も最高ですよね。風磨くんの美しい高音ビブラート。
特典映像だったMVは四人四様のデートが楽しめる仕様。どのデートも素敵で捨て難いけど、わたしはケンティーとドライブに行きたいです。笑
最高すぎたMVがもう見られなくなってしまったことが悲しすぎるので、BGMも楽しめる聡ちゃんのPEACH JOHNの動画を載せておきます。

21. Slow Jam [B]

13thシングル「ROCK THA TOWN」通常盤より。
チルめの曲が続きます。
オシャレな曲調に目を眩まされがちですが、なかなかどうして未練がましい歌詞。あんなにカッコいい人たちなのに、こんなに情けない曲もちゃんと似合うのがすごい。ずるい。笑
音楽的には、前奏のホーン隊と間奏のシンセサイザーのフレーズがめっちゃ好きです。カッコいい。
セクゾ、シングルのカップリング曲も気合い入れて作ってるところがいいよなぁって思ってます。だからこそ、もっとみんなの耳に入る機会があればいいのに……もどかしい……!

22. 泡 [B]

アルバム「Chapter II」より。
水の中でたゆたうような、浮遊感のあるサウンド。大きく盛り上がることもなく、ゆらゆらと流れていく音楽。歌詞にもあるように、意識を預けて音楽に身を任せる心地よさ。
セクゾはこういう世界観にもしっくりハマるんだ! と発見した曲でもあります。きっと声質だけじゃなくて、歌い方や声の出し方も含めて幅広い表現ができるからなんやろうなぁ。

23. カラクリだらけのテンダネス [G#m]

16thシングル表題曲。
セクゾはこういうショーっぽい曲もめっちゃ似合うので、ぜひまたこういう曲もやってほしいなぁ……とひそかにずっと願ってます! 歌謡曲テイストが似合うアイドル、貴重だと思うのです。
あと、ブルースハープの音っていいですよね。勝利くんあたりちょっと吹いてみてくれないかなって思ってます。ホーン隊とストリングスもめっちゃいい味出してて、だいすきです。楽器隊が豊かな曲は間奏もゴージャスになるのが最高。

24. Sexy Zone [B (F#m / D / Cm / A) ]

1stシングル表題曲。
ストーリー性やキャッチーな歌詞に注目されがちやけど、この曲の楽曲そのものの良さももっと評価されていいとずっと思ってます。なんせ転調が目まぐるしい。キラキラしたBの長調で始まって、前奏は短調、Aメロは長調、サビは短調。切り替えが忙しい分、彼らのキラキラした魅力と「それだけじゃないんだぞ」という内に秘めた熱の両方を感じられる。
落ちサビでCmに下がって「どうすれば夢は叶うのかな?」と少し憂いを見せて。そこからまた転調でF#mに戻るんだけど、最初と同じ調なのに調が上がって聞こえるマジック(NOT FOUNDや本音と建前と同じ手法)。めっちゃ凝ってるやーん! デビュー曲気合い入れて作ったんやーん! と密かに思ってます。
これまでの彼らのストーリーと重ねて味わう歌詞も含めて、この曲がデビュー曲でよかったなって、聴くたびに思います。いつまでも大事に歌い続けていってほしい。
5人で世界に出てきてくれてありがとう。時代を創ろう。

25. RUN  [Bm]

18thシングル表題曲。
時代を創ろう、から10年経って「僕らはまだ始まったばかりさ」と歌える強さ。それを支える力強いバンドサウンド。彼らの芯の強さとハングリーさとしなやかさを感じる曲。きっとこれから何年経っても走り続けていくんだろうって思わせてくれる。
この曲のバンド隊が醸し出してるグルーブ感、めっちゃすきです。どこかの記事で読んだんだけど、楽器ごとではなくバンド形式で複数の楽器を一緒に録音されたとのこと。だからこそこのグルーブ感なんだろうなぁ。
2番のAメロ? の風磨くんパートが力強くてだいすき。 1番と2番でメロディーとか楽器の編成が違ってる凝った構成もだいすき。 前奏とBメロで同じフレーズを重ねてるのもだいすき。 アウトロで雲が晴れて空が見えていくように長い音符で響くストリングスがだいすき。 つまり、RUNがだいすき!!!!!

26. フィルター越しに見た空の青 [D♭]

アルバム「XYZ=repainting」 より。
RUNで全力で走り抜けた先には、多分青空と草原が広がっていて。その美しい景色を立ち止まってみんなで一緒に見たいなぁって思える曲。タイトルが「青い空」じゃなくて「空の青」ってところにもグッとくる。あと、Stay together って改めていい言葉。 離れていても空を通して心は繋がっていられる。
歌割でいうと、こういう短いフレーズを歌い継いでいくタイプの曲、いいですよね。サビでふまけんのロングトーンと裏声がたっぷり味わえるのも嬉しい。
ザ・アリーナのオーラスで4人で向かい合って歌った姿も感動的だったけど、いつかスタジアムでセクラバも含めてみんなで合唱したいなぁとも夢見てます。Sexy Zoneなしでは見られなかった景色がいっぱいあるよ。そしてきっとこれからも。

27. Twilight Sunset [D♭]

15thシングル「イノセントデイズ」初回盤Bより。
夕暮れの空って息を呑むような一瞬の美しさがあって。止められない、閉じ込められないってわかっていても願ってしまう。でも、全てが永遠ではないからこそ、その美しさを心に焼き付けたいとも思うんだろうな。この曲を聴くと、そんなことを思います。
先月まで住んでいたヨーロッパのある街は空が本当に広くて綺麗で、オレンジのグラデーションの空を見るたびにこの曲が頭に流れてました。いつか、夕焼けをみながらみんなで聴きたいし、歌いたい曲。
マリちゃんの「なんて綺麗だ」担がたくさんいることがTwitter上で散見されましたが、わたしは1番Aメロの「I don't know」「もしかしてlove you」も推してます!
間奏のサックスも超絶カッコよくってだいすき。

28. 星の雨 [F]

15thシングル「イノセントデイズ」通常盤より。
この曲を聴くたびに、彼らの愛の深さ広さに触れて泣きそうになるし、心の中にあるもやっとした気持ち、ドロッとした気持ちが浄化されていく感じがします。
「愛」が「希望」に変わっていく。大きな愛で世界を包んでくれる彼らがいてくれるから、前を向いて生きていける。愛する人を愛したいから、わたしも懸命に誠実に生きよう、って思わされます。
満点の星空の下で聴きたい曲。いつかスタジアムで、ピアノ入りのフルオーケストラで、と願ってます。
ちなみに、この曲は6分18秒という長さ。ここ最近の曲は3分くらいのももあるのでなんと倍くらいあるのです。もしかしたらセクゾの曲の中で一番長いかも? と思ってます。

29. Dream [E♭]

アルバム「ザ・ハイライト」より。
「夢みたいに綺麗に消えてok?」 って歌詞に対して、okなわけないよ!ってずっと思ってたけど、例え夢みたいに綺麗に消えてしまうとしても、自分の中でずっと大事に抱きしめていたい、ってことだよな、と今は思ってます。
さよなら、って言いたくなくても言わなきゃいけないときはやってくる。そんな時にも、さよならっていったあとにも、ずっと心に寄り添ってくれる曲。
iriちゃんの作る繊細な曲がだいすきです。 イントロのギターのフレーズが曲を通してずっと流れてて、その上で細かい違いがいっぱいあって。ギターの揺らぎがまたいい味を出してる。サビで楽器隊が一拍/半拍遅れて入るところとか、一番と二番のサビでコードが違うところとか。細やかに作られてるなぁと感じます。
アウトロでベースがちょっと遊ぶところも、まさに「夢みたいに消える」ような儚いラストも、たまらなくすき。
Dメロの中島からの落ちサビ菊池は最強。Dメロと落ちサビの間に一小節足されてるところがこれまたニクいです。

30. それでいいよ [E♭]

アルバム「POP × STEP!?」より。
わたしがSexy Zoneをすきになった理由のひとつは彼らの持つ強く優しい「肯定力」で。
うまくいかない日も、すきになれない自分も、それでいいよ、って言ってくれる。どうしようもない気持ちにも寄り添ってくれる。
音楽を通してそんな彼らの優しさにわたしもたくさん救われてきたし、きっと多くの人がそうだろうなと思ってます。
歌詞の暖かさもあるんだけど、音楽そのものも背中を押してくれる感じがする。アコギとかストリングス、ピアノの生楽器の音がよく聴こえるからかな。コード進行もなんだか暖かい。
歌詞の最後の一節は「まだ君が知らない 君に続いてく旅へ」。セットリストの最後にぴったり、と思って選曲をしました。

En. HIKARI [C]

このセットリストがラジオで流れたのは、9月に行われた事務所の記者会見の数日後でした。
会見やそれ以降のいろいろを受けて、もうセットリストは提出してしまっていたけど、どうしてもこの曲をセクラバのみんなと聴きたい……!という思いが生まれて、前日昼にダメもとで曲を差し替えることができないかを聞いてみました。
交渉してもらったところ、夜の部には「一曲足す」という形で、朝の部にはなんと次の番組の一曲目に「はなさんからのリクエスト」という形で、それぞれ放送していただけることに。ありえないご配慮に、改めて感謝しかないです。
暗闇で先が見えない時に自分達が励まされる曲でもあり、自分達にとっての光である彼らに届けたいメッセージでもあるなぁと改めて思ってます。

まとめ

自分の選んだ曲を並べて眺めてみると、改めて、彼らの楽曲に現れる「知性」「品」「都会的なオシャレさ」「やさしさ」「あたたかさ」「強さ」が自分にとっての大きな魅力なんだなぁと感じました。
きっと、同じ魅力を感じていても人によって選ぶ曲や並べ方は違うと思うし、一つとして同じセットリストにはならないんだろうなとも思います。だからこそ、毎回のFMおとくにさんのSZ特集が楽しみなんだなぁ。

この記事のサムネイルにもなっているセットリストの画像。どんなコンセプトで作ろうか、と考えた時に、頭に浮かんできたのはカミツレの花でした。
花言葉は「苦難の中の力」。今このときにぴったりだなぁと。

HIKARIの歌詞にあるように
「希望が呼んでいる。飛び込んでしまえ。 君となら行けるさ」
これからどんなことが起こっていくかはわからないけれど、彼らのこれからが光り輝くものでありますようにと祈り続けています。

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