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耳コピに挑戦するなら知っておくべき! あなたの「音感属性」

🔰始めに
この記事は、結果として相対音感の方に向けた内容となります。なぜなら、絶対音感の人は耳コピに対する悩みが発生しないからです。

\この記事はこのような方に向いています/
✅耳コピが出来る人は「特殊能力者」だと思っている人
✅机を叩く音でさえ「ドレミ」で聞こえる能力が必要であると思っている人
✅耳コピ=絶対音感だと思っている人


先に言います。
↑上に書いてある事、全部違います。



まず知っておきたいのは、音感には大きく分けて
絶対音感相対音感の2つがあるという事。
(グラデーションありますが、分かりやすく解説するためにここでは2つに分けます。)


「耳コピにチャレンジしたい!」
と思って取りかかってみても、「ドレミでなんか聞こえない!」となるなら、あなたは相対音感である可能性が極めて高いです。

なぜなら、絶対音感とは「そもそもドレミで聞こえちゃう」人たちなので、耳コピで悩むことが無いんです。

⚠️あ、勘違いしないで下さいね!
絶対音感>相対音感って訳じゃないですし、
相対音感って使いこなすととっても武器になるんです!
何を隠そう私も相対音感ですから^ ^


ではここで、絶対音感と相対音感の違いを簡単に説明します。


1、絶対音感
   絶対音感は、音や音階、和音などを聞いたときに、それらの音の高さを正確に識別できる能力です。つまり、どの音がどの音名に相当するか、ドレミで言い当てることができるという事。
   絶対音感は、先天的な要素や早期の音楽教育によって、本人も気付かぬ内に身についている事が多く、「努力して絶対音感になった」というより、「なんか知らんけど聞こえる」みたいな人が大半です。



2、相対音感
   
相対音感は、音の高さを他の音との関係や距離を基準にして認識する能力です。私はこのタイプで、簡単に言うと「この感じは半音だな。」とか「これは3度とんだ。この感じは5度。」のように、音と音のインターバルでとらえます。
(※度数には長短あるのですがここでは割愛)
   相対音感は、ピンポイントで音当てする事は苦手ですが(※これは個人差が大きく、トレーニング次第で言い当ても可能)、
移調する時(例えばハ長調の曲を変ロ長調で弾く、など)、体の中から調が置き換わるように違和感や抵抗感をあまり感じない人が多いです。
 「移動ド」とも呼ばれ、曲をそのまま原曲とは違うキーにスライドさせる事が比較的スムーズです。(もちろん、絶対音感の人も移調は出来ます)


さて、前置きが長くなりましたが、
ここで簡単なテストをしてみましょう!

まずはコチラの動画を聞いてみてください。
知ってる人も多い有名なフリーBGMです。



では次にコチラの動画を聞いてみてください。

さて、何番が1つめの動画の曲のキーなのか分かりましたか?


正解は





⑤番です。

めちゃくちゃ簡易なテストなので、もちろんこれが全てでは無いですが、重要なポイントは、
どの番号を聞いても気持ち悪くなくそれなりに聞けた人は相対音感だと思って良いでしょう。

絶対音感だと、原曲と違うキーは多かれ少なかれ居心地の悪さを感じるらしいので。


あくまで簡易テストでしたが、ご自身の音感属性を知るヒントになれば幸いです。

ここでは耳コピに関する情報を発信していきますので、是非、添付の動画等も一緒に楽しんでいただければ幸いです。

次回は、
相対音感の人が耳コピする方法(初級編)
について解説していきます。
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