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大して使えないテクニックと売り手の方が少ないアイテムストア

 clusterでお金が絡む発言はタブー視されている雰囲気がありますが、出来るだけ私達がストア機能リリースから行動したことと感じたことを書
きます。最初に技術面を書くので、ストアについて知りたい方は一気に下の方まで飛ばしてください。ただしNFTや株や投資その他etcのような多額の利益が得られると思った方に先に応えると、利益どころかアルバイトした方が稼げるのが現状です。読むのを辞めましょう。

追記:久々、このノート読み返すと画像のフォントとか統一されてなかったり見づらかったりでキモいなw

 アイテムの制限とUnityの使い方をある程度理解しているのを前提に記述

アイテム制限の抜け道

  • meshの無いコライダーのサイズは無制限 

  • ↑バージョン変更に伴いアップロードが不可になりました

  • RidableItemの"Seat"ExitTransform”Leftgrip”Rightgrip”の位置は無制限

  • CapsuleColliderを使えば角度4度まで登ることが出来る

  • Itemコンポーネントの座標から強引にメッシュとコライダーの座標を吹き飛ばす

     これが抜け道。たったこれだけ。期待外れって思った方もいるかと。その通り。ですが、私達はこれを利用してストアページの上位を独占することに成功しました。v( ̄Д ̄)v イエイ。人によっては何言ってんだ!こいつと思う人もいるでしょう。しかし私達は運営がアイテムストアをリリースすると発表してから、まずアイテム制限の抜け道を探し続けました。理由は簡単です。ワールドクラフトには色々不便な事多すぎるからです。私達なりにワールドクラフトをして出した問題点は「移動速度が遅い・ジャンプ力低い・空が飛べない」の3つ。これらの問題を解決するアイテムを作るには抜け道を探す必要があると考え、アイテムを作りながら抜け道を探すということをしていました。現在ではJavascriptを使えるとのことなので詳しい人ほどよりこれらを解決する抜け道を探せると思ってます。

アイテム制限の抜け道について画像を基に記述。
meshの無いコライダーのサイズは無制限から始めます 

  RidableItemの"Seat"ExitTransform”Leftgrip”Rightgrip”の位置は無制限 に関してはclusterCreateGuideのここ見れば作れる。Unityでワールド作ったことある人なら分かると思いますが、めっちゃ簡単

 これのExitTransformの位置だけをうまく利用して「移動イス10m」が生まれました🎊

 次にCapsuleColliderを使えば角度4度まで登ることが出来るを記述

 まず勧めたいのはMeshColliderは極力使わないようにすることとCapsuleColliderが地味に優秀だということ。記述するにあたってCapsuleColliderを使えば角度4度まで登ることが出来るというのは以下の画像のようになる。

※画像の60度× 30度ですね、90-60=30度
※ちなみにカプセルコライダーが4~5度だとプレイヤーは素早く上昇するが角度を大きくしていく(例:PositionX:60度)と上昇は出来るが、速度が落ちる

 これの重要な点は「上に進むことや角度が関係するアイテム(例:階段やはしごの足場関係etc)はCapsuleColliderと相性がいい。blenderで階段や足場のメッシュを作ってBoxColliderを上手に並べるより、雑にカプセルコライダーを傾けて並べるのがラクに作れる。ただしプレイヤーが歩行する際は多少の見た目や違和感が発生するので、こだわりがある人は非推奨。

 最後のItemコンポーネントの座標から強引にメッシュとコライダーの座標を吹き飛ばすについて記述。これが一番謎だった。ぜひこの方法を活用したアイディア商品が出てきて欲しいと思ってます。

完成形はこちら
CubeのPositionYを100に設定
なんかよくわからん文字が出てくるが無視する ヨシッ!!👉
clusterに持ってこれた!
重要 カーソルで見えない”座標を設置”
空中にCubeが設置される
移動イスで確認した。あった。そこにそいつはいた。動くことなく、ただ静かに生まれた

 空中に移動せずとも初期床の場所からいきなり空中にアイテムが設置できる!なんか一気にいろいろ出来そう!!!・・・
( ^ω^)・・・( ^ω^)・・・( ^ω^)・・・

ダメでした

 結論:移動せずに指定の場所にアイテムを置くことは可能ではあるが、その指定の場所に移動して設置した方がやりやすい
 上の画像にある通り初期床から上空100mにCubeを設置→Cubeからいつも通りアイテムを設置するのが不可能だった。この件から

くぅああああああああ

 ワールドクラフトでスカイボックスをこの方法で擬似的作ろうと思えばできるが、多分めんどい。普通にその高さか位置に移動したほうが建築しやすい。ぜひこの方法を活用したアイテムを作ってほしい。チャレンジャー求む。

※さなさんがスクリプトでItemコンポーネントの座標(親オブジェクト)ごと動かす方法を見つけてくれました。やはりスクリプトが必須なのかも。
感謝m(__)m 

(^o^)ソイヤッ”””””おまけ”””””(^o^)ソイヤッ


ワールドクラフト豆知識:➀特殊なアイテム削除方法
 持てるアイテム(GrabbableItem)を持って、Y:-2のリスポーンに"アイテムだけ"が触れるようにして離すと、アイテムがそのワールド内から消滅します。サーバーを立て直すとそのアイテムは復活します。自作アイテムだけでなく公式アイテムのギターとかでも可能です。お試しあれ!

※追記
 どうやらMovableItemが付いたアイテムを「親オブジェクトごと」リスポーンより下の場所にSetPositionで移動させるとアイテムを自動で消せる??自動削除機能が作れるみたい。←実験中。分かる人は試してみて下さい。Script必須

ワールドクラフト豆知識:➁特殊なアイテム設置方法(フレンド必須)
 
アイテムを設置する前の半透明の緑色に表示される状態(キズモ表示というのかな?)でアイテム同士をくっつけると周りにアイテムを置いてなくても設置可能。原理はよくわからん

ワールドクラフト豆知識:➂特殊なアイテム設置方法
 
アクセサリーのピボットポイント(原点orXYZの矢印の奴)に謎の当たり判定が存在する。原理もよく分からないが今のところこの矢印が悪さをしてそう。

フレンドのピボットポイント目がけてアイテム設置しよう!!

追記
これを逆に利用して「どこでもItemコンポーネント」が出来た。
・アバターの一人称カメラ(FirstPersonCamera)を1m後ろに下げる
・アバターの股下あたりにアクセサリーを付け、限界まで遠く&大きく設置。
フレンドが居なくても、アクセサリー目がけてアイテム設置が可能になるお試しあれ。

イメージ画像・・ちょっとこの辺は随時何か模索する

追記
ポリゴン数の上限が5,000という制約があるが、これを突破する方法を見つけた。先に言うと恐らく1アイテムMax40,000ポリゴンまで使える。ここ数日前に見つけたがテスト中。いつかどこかで詳しく書けたらいいなと予定。ちなみにアクセサリーの制限も突破出来ます。アクセサリーの場合はMax16,000ポリゴン 確認済み 見つけたタイミングとアクセサリーストアのタイミングが被ったので、少し待たれよ。

ストア事情

 さてお金が絡む話になります。私の売上と行動したことも書くので、人によって不快な気持ちになるかもしれません。ここで読むのを辞めようと伝えるのが今までパターンでしたが、ここまで来たらそれなりの覚悟を持ってみてください。創作活動では人と比べないのが一般的な考え方ですが、お金も絡んでるので本気で頑張りたい方は私と比較しなさい。では、ストア事情について私なりの考えを記述します。

売り手のストア事情

・アイテム制限が厄介すぎる&コンテンツガイドラインの存在
手数料50%で10,000Vポイント貯まらないと引き落とせない
・ストアページに”人気順””新着順”の2つしかない
・人気ページに載るには時間が経てば経つほど載るのが難しくなる
・新着ページが大量申請によって埋もれやすい

 
最後の新着ページが埋もれやすいというのが、新しくアイテムを販売する際に厄介だと思います。「blenderで8時間かけてアイテム作ったんだ!」「unityもJavascriptも勉強して3日もかかった!」と作る努力したかもしれないが、審査が通っていざストアで公開した時にその努力よりも短い時間で作られた色違い大量アイテムによって埋もれてしまうということが現状起きている。しかし、これを理解してどういう風にアイテム作成と宣伝していくかを考えないと、ストアという名の倉庫の中に商品を放り投げるだけということが起きる。いかに作ったアイテムをワールドクラフトを楽しんでる人たちに伝えるかを考える必要がある。

 最初に思いついた宣伝方法はTwitterで宣伝・イベント開く・ワールドで展示する(ワールドクラフト製)の3つしかないと思い試してみました。またイベントを立てた際に以下のようなアンケートも取り、ワールドに常駐して来た人に使い方を説明しました。が、正直この3つは感触としては微妙です。なのでアイテムをある程度作った後、徹底的にワールドクラフト製のワールドを巡りました。特にアスレチック系は難しいのが多かったですが、今ではクリア出来るようになったのとワールドクラフトを楽しんでる方々と接点が増えたのが一番の大きな要因だったのかな?と思ってます。

 clusterはフレンド申請やTwitterもどことなく慎重に申請するという風潮がある為、この行動が回り回ってTwitterの相互フォローにまで繋がったかと。勘違いしてほしくないのが押し売りのようなことはしてません。普通に雑談してアスレしてただけです。フレンド申請も私からは極力避けました。ただただ普通にワールドクラフトで遊んだだけです。

 +α 小賢しいテクニックですが、私達は移動&便利アイテムパックに固執しTwitterで度々宣伝を繰り返してます。移動と便利なアイテムそのものがclusterのアップデート次第で変更or改善することが可能なので、購入者側からすれば一度買えば勝手にグレードアップするパッケージと思ってもらえ、私の進捗を見るために私のTwitterアカウントをフォローor影で見てくれてるのだと思ってます。もちろんこれは利益度外視の為、同じ方法をやって上手くいく人もいればそうでない人もいるかと。

イベント2回

ワールド3つ +現在も試作品で作って置いてる

1回目のイベント時のアンケート内容&結果

アイテムストアリリース日9/1 イベント日9/9 約10日の時点
私の人望の無さが来場者数を表してますね

 それでは、私達の移動&便利アイテムパックの売り上げとVポイントを開示します。

パッケージ売上:59個

パッケージの制作時間は最低でも100時間ぐらいは費やしてる。改良や差し替えなど諸々全部含め。単純計算なら100時間×時給1000円=10万円 のところたった14026Vポイント
※端数 26Vポイントはイベント開いて宣伝した時に頂いたスパチャ
お金で良し悪しを判断するか、知識や方法の1つとして良し悪しを判断するかはあなた次第

 ここで注目したいのは、パッケージが59個売れたということ。言い換えれば 買い手が59人はいた ということになります。正直私はストアが始まる前は「利用者は多くても20人ぐらいしか居ないだろーなー」と考えてました。が予想より多かったです。場合によっては私達のアイテムは買ってないけど、別の人のアイテムを買った人もいると思います。そういう人も含めてざっくり70人以上は居てもおかしくないはず。現実世界の商売と比べると70人という数は少なく見えますが、clusterの利用人口は200~300人という話をよく聞きます。この総人口が本当ならば十分な利用人口だと思ってます。そして10,000Vポイントを達成した人は私以外にもいるのでやる価値はあります。

 では売り手は果たして59人以上いるのか??売り手と書いてますが、私が考える売り手は継続してストアでアイテムを販売してる人を指します。

・ストア機能リリースにお試しでアイテム販売してそれっきりの人
・アイテム単体で数十個かパッケージ1つ作って販売してるだけ人

は対象外です。辞めた・やったけど興味ない・様子見してるに等しい人間だと思うので。継続しないで利益が得られるほどアイテムストアの利用人口はいないとだけ書いておきます。そしてストアの人気ページと新着ページを見比べて私の考える売り手に該当する人はざっと30人がいいとこです。
買い手は59人以上~:売り手は30人もいるのかな? 
と私の中での結論を出しました。
・・・売り手?|д゚)・・は?こいつ何言ってんだ。人数よりアイテム数は十分沢山あるだろ!!需要と供給の意味わかってないだろ!と思う方はいると思います。

 そこで実際にゲームジャムに参加する際ワールドクラフトで尚且つストアでアイテムを購入を前提に作ってみました。私はワールドクラフトだけどホラー要素を取り入れたいと思い、ストアで「ホラー」と検索し次の画面が表示されました。ホラーアイテムという需要に対し以下の供給と私は捉えてます。

 上記の画像の中に私が想像する「ホラー」に該当する商品があまりなかった。他にも「不気味」「怖い」「ゾンビ」等ホラーと関連する単語を検索したが、自分が買ったの以下の4つ。

写真を撮ってもこっちを見てくるやん。 ᯣᯣ

 私の検索方法が間違っているのかもしれないが、膨大な商品数の中から吟味するのではなく、私の考えるホラーに該当する商品を必死に探すという違和感を感じた。時間が経てば検索方法の改善はされるかもしれないが、検索方法がいくら改善されたところで肝心の商品が無ければ意味がない。「ホラー」というテーマがコンテンツガイドラインに反して少ない可能性も十分にあり得る為、あえて別のテーマも検索する。Unity製ワールドでよくあるテーマを検索した。「カフェ」「ファンタジー/幻想」「サイバー/未来」「春/夏/秋/冬」等ありきたりなテーマで調べた。テーマに沿っては吟味してもいいほど商品があれば全くヒットしないようなテーマも多々あった。何より検索して見て分かったのが膨大な数ではあるが色違いの同じアイテムが多いだけとテーマによっては意外と誰も作ってないという印象が強かった。

 またこれからアイテムストアの売り手の人数だけが減ると予想してます。それは公式がclusterカンファレンスでアバターマーケットとアクセサリーストアの常設をすると公言したので、
・アイテムストアで売れ行きが悪い人
・元々そこまで興味が無かった人
これらに該当する人らはアバター/アクセサリーストアに流れると予想
 また嫌な言い方ですが、アバター関連の方がウケが良く承認欲求も満たされやすいと思うので。もちろん無理してアイテムストアをする必要はありません。ただ売り手側になれる人達のワールドクラフトへの興味の無さを何となく感じるあたり売り手が減る可能性は高いと予想してます。この予想に負い目を感じる必要はありませんが、どう捉え行動するかは自分で考えてください。

 ぜひここまでを読んだ人にやってほしいことは「自分が作りたいものを作って販売したい!」から「ワールドクラフトを楽しんでる人達が何が欲しいのか?どんなアイテムを求めているのか?」を考えて商品を作ってほしい。

今までのclusterのワールド制作含め創作活動では”自分のやりたいように”な考えを持って作ってきたでしょうがその考えを基にアイテムが売れなくて「なんでなんだ!システムが悪い!こうすれば私の商品は売れるんだ!」等と妄言を吐くのはお門違いです。システム改善が行われることは良いことですが、結局システムが改善されても「売れる商品は売れる。売れない商品は売れない。システムがどれだけ向上しようと作っても売れない」なんてことは現実世界でも多々あることです。何故売れなかったのか何に原因があったのか、ビジネスの基本に忠実にやっていけば割とそれなりに納得のいく結果が返ってくるかと。

 ・・(ぶっちゃけ自分が作りたいものを作って販売したいって人の方がすぐ辞めてる気がする。「自分の世界観」を持ってる人が継続してる感じ。好きな物を作ったけど、買ってもらえなかった人も中にはいると思います。自分の「好きなもの」が誰にも共感されなかった!という感覚が無意識の内に発生して辞めちゃうのかもね。自分の好きな物を作る考えも他者の好きな物を作る考えも、自身の性格との相性があると思います。自分がどっちと相性がいいのか試して理解するのがいいのかも)

左のタイプ:辞めてる人多め
右のタイプ:継続してる人多め
「このアイテム(雪だるま)が好き!」な人が辞めて「この世界観(クリスマス)が好き!」な人が継続してるイメージ。
何いってんだ!こいつって人はストアページをよーーーーくみてほしい。

 またワールド/アバター制作/blender/unity/javascriptの高いスキルや才能がなくとも、アイディア商品が通じる世界でもあります。公式の4コマ漫画にも載っていますがリリース直後に私が作った「コライダーエレベーター改(現:高速はしご)」がいい例です。抜け道を見つけて「これならすぐ上に進めるじゃん。俺が助かるな」と思って販売しました。
 
 問題点の空が飛べない=上に行く手段がとにかく面倒→抜け道探したら見つけた→試しに公開→アイテム単体で一番人気になる 9/26時点

 ちなみにそのアイテム単体の売上は21個です。売れて嬉しい!と同時に他の人もそう思ってた?やっぱり?デザイン性のかけらもないけど本当に良いのかそれで??と疑問が増えていきました!ww購入した方々本当にありがとうございます!
 技術的に優れた商品デザインが優れた商品が決して需要を満たすわけではないと私の中で納得しました!以前ある例えで「メタバースは大人が何もない公園で遊んでいる」と言うのを聞いたことがあります。メタバースにいる人間に商売をするとなると、天才が作った宇宙ロケットよりも子供が作ったペットボトルロケットにお金を払って遊ぶ感じなのかな?と考えてます。「公園で遊ぶ」が前提にあることを見失ってはいけないのかも。

 また売り手が既に少なく、今後とも”売り手だけ”が減る要因すらあるので長い目を見ればチャンスは意外と転がっています。またアバター/アクセサリーストアが常設されるとこの2つのストアだけは”デザインによる熾烈な競争”が起こると予想してます。アバターとアクセサリーにJavascriptやギミックが付けられるなら別ですが、現状そのようなことはありません。ひたすらblenderとデザインの技術を磨いて流行のデザインを察知して作るファッション業界のような競争になると予想してます。ですがアイテムストアは「デザインとかblenderとか知らないよ!でも普段ワールドクラフトはやってるよ!大体把握してる!」という人でも、挑戦すれば意外と通用すると思ってます。

 ただし「我には万人が求める磨き上げた抜群のセンスとスキルがあるんだ!!」という方は私のいう事を全て無視してください。それが一番です。通用しなかった時は自分を見つめ直しましょう。

追記
こういうことを言うと現実世界と同様の精神や考えを持ち込むな。競争をもたらすな!もっとメタバースらしくて自分らしいやり方を広めろ!と言われそうですが、お金が絡み販売相手がNPCではなく人間である以上通用しないと心がけています。ただ頑張って作ったけどやっぱり売れんかというのも受け入れてます。

 私の行ったこと全てを実行する必要はありませんが、今は総アイテム数は多いけれど需要を満たすアイテムは少ない為、早いもの勝ちでそれなりに利益や恩恵を獲得できると思います。何となくですが「興味がないからいいや!やーめた!」という人が結構いる気がします。clusterの利用人口を考慮すると、当面は慈善や奉仕に近いレベルでアルバイトした方が稼げるのが現状です。
 が、利用人口が増えた時ユーザー側からは、明確な数字とどのタイミングで増えたかなんて分からない。またそれらを見極め「今ワールドクラフトで最も売れるアイテムはこれだ!」と判断できるのか。そんな判断をするよりあらかじめ多く早くアイテムを置いておけば”早いもの勝ち”を知らない間に獲得できてた!なんてことも起きると思ってます。とにかく考えてアイテムを作りましょう

偉そうにアドバイス

 何を作るかを決める→実際に作る→販売する→宣伝するを基本1人でやる/既にやっている状態だと思ってください。現実世界ではこれを会社を立ち上げて複数人で行っているものです。運営は販売するの部分を担っており、ガイドラインに違反してなければ大体審査は通ります。裏返せば他3つを1人で行う/行ったので、原因は自分自身の可能性が大きいんです。私は無口な外人さんと2人体制でやってます(最近はさなさんのアドバイスもあり実質3人)1人でやる以上このどこかに売れなかった原因が発生するので突き詰めていけば、今のアイテムストアでは割と上位になれると思ってます。そしてclusterはソーシャルなので協力者を集めることも、購入者側の意見や感想の情報収集も可能です。

 チームでやってるならお金はどうなってるの?と思う方もいるでしょう。全部私のモノです。さなさんはあくまでもjavascriptの簡単なアドバイス程度ですが、外人さんにはイチャモンレベルの指摘をしてもらってます。第三者目線で見た時どう改善すればいいのか、そもそもこの商品は購入者&利用者にとって求められているのか等、議論をしょっちゅうしてます。議論するためだけにチーム編成してる感じ。

 また「自分のアイテムが誰に使われてるか分からない」なんてこと言ってる人もチラホラ見ますが、探そうと思えば探せます。
・clusterの新着ワールドでサムネに課金アイテムが映っていれば見に行く
・twitterで課金してワールドツイート投稿してる人のワールドを見てみる
・売り手/買い手ともに「この人は継続してるな~よく見るな~」という人のワールド全部巡る。プレイヤー名も記憶する

 結構キモいことをしました。使ってくれたのを見るのが1番嬉しいのと、自分が考えてた以上の面白い使い方をしているのを見つけると、次のヒント改善点が思い浮かびました。今までのclusterではワールドを見て楽しむ・遊ぶ・常駐して喋る等がメインでしたがヒントを見つけに行くという新しい楽しみ方が生まれたんだと思います。ワールドを巡るのは本当に良いことです。

 また何を作るか決める際に私には以下のイメージを基に3つの問題点を解決するアイテムを作ってます。

ワールドクラフトの「重力」は謎

 物理や理科の話をするつもりはありませんが、現実世界では全ての物体に「重力」が作用します(専門的知識を身に着けてる人から指摘が入ると思いますが、無視します)しかしワールドクラフトの世界では「アイテムは浮くのにプレイヤーは落下する」という私のイメージを基に「この環境下でどうやってアイテムを設置するのか?どうやってあそこに移動するのか?」等、考えながらアイテムを作成&改善を行ってます。もちろんこんな風に考える必要はないですが何を作るか決めるという行為は、4つの過程の中で一番難しいです。なのでこの部分が議論として盛り上がります。仕事ではないのでアイディアを却下して作らないのではなく、作る優先順位を決めてる感じです。既に忘れてるアイディアも沢山あるかも。

運営に期待するのを辞め、自分に期待しましょう

 運営は基本システム改善しかしてくれません。お金が発生する以上、私や運営ではなく、売上という数字よって生々しい結果だけが自分に返ってきます。普通にメンタルをえぐってきます。気持ちも切り替えましょう。もしかしたら、私達が誰よりも運営に期待していなかったからこそ一番人気になれたかもしれません。アバターストアはもっと過激な世界になりそうですね・・・売上マウントやランキングマウント等がめちゃくちゃ起きそう。←ダルい対人トラブルまで起きたりね

買い手のストア事情

・ワールドクラフトでしか使えない
・アイテムの吟味ではなくアイテムが無い。品不足(供給不足)
・公式アイテムとの競合
・興味ない色違いアイテムがページをスクロールする時、邪魔。
・商品によっては”値段で渋る”

 買い手と書いてありますが、私が購入した時の感情と行動です。1購入者の意見と考え方として捉えてください。私は今までがっつりワールドクラフトでワールドを作ってきた訳ではないが、ゲームジャムにワールドクラフトで参加してみよう!と思った時は、テーマがある為アイテム購入の検討した(あくまでも検討/きっかけ)ただお題企画やそのほかの企画でワールドクラフトで参加する際、購入の検討はする。

 アイテム購入の際の感情と俺の行動


「こういう系のアイテムが今欲しいだよな~」と思って、そのアイテムの単語と関連する単語を調べても意外となかった

ストアで必死にアイテムを検索して「おっ!これはいっぱいあるやん!」って時に自分が考えてたアイテムとは違って、尚且つ色違いアイテムが多かった時は普通にムカついた

商品によっては「ワンチャン公式が作るかもしれんし~カラーキューブを上手いこと使えば作れるし~・・」購入を辞めた

ストアページ見るのは楽しいが、買う時はめっちゃ心の中で喋ってる。ほぼ毎日見てるから検索もほぼしない 新着ページ見てることが多い

自分の思い描いたイメージとデザインがマッチした時は即購入

マジで個人的な値段の考え方だけどアイテム単体・パッケージ共に800円までは払う(許せる)1000円超えたあたりから妙なハードルがある(ワールドを作る際に「これこのワールドにいるかな~・・」のようなブレーキがかかる)ただ一度課金するとこの辺のハードルが下がりがち。今の俺は800円以下だったら割とアイテム単体・パッケージどちらでも買ってる。俺のハードルは800円 ←個人差は必ずあるかと

作者の名前で検索してること多い。←商品によってはこっちの検索方法が速い。

買ってみた感想


 購入した上でワールドを作ってみたが「このアイテムを使えばこんな風になるよ!」というより「こういう世界観のワールド向けのアイテム!」というアイテムが多かった。もちろんどちらも助かる。ただどうしても難しいのが同じ系統(ホラー)だけどリアルなデザイン(血の付いた人の腕)とマンガチックなデザイン(人形)をいい感じに分けて統一したくても難しかった。アイテムが無かったから今回はしぶしぶとはいえ、この辺は良い感じに自分で選べるほどアイテム数が欲しい。ホラー関係なしに。

 買い手目線というのは私以外にもいるので、意見はまだまだあると思います。なので出来るだけその情報を素直に述べましょう。運営だけでなく売り手側のユーザーにとって役にたつ情報になると思います。もしくは#clusterの要望買い手側の意見を発信しましょう。

いつだって過去の俺は未来を見ていた


 俺達のアイテム本当に便利だなってつくつぐ思うwマジで建築スピードがやっと上がった。調子にも乗ってるし謙虚な姿勢とかにもならない。知らないかもしれないが、大分前から1人でずっとどうすればいいのか考えててよかった。下記の記事は6月ぐらいだったはず。もっと遡ればワールドクラフトリリース初期(2022/2月)から記事書いてた。もう今に至っては謎の記事になったが当面の間、俺達のアイテムを使えば建築スピードは一気に上がる。
 ワールドクラフトがリリースされた当初いつかゲームジャムでワールドクラフト部門orお題企画でワールドクラフトのみの企画が来ると思ってた。もしその企画が来たら建築スピードが遅すぎるのが厄介だった。俺が勝てないから。勝つために作った。マジでやることないときワールドクラフトで何かしらのバグを1人で探してた。無口な外人さんも同じことを考えてバグを探していたみたい。それが何よりも嬉しいことだった。初期よりかは段違いになった。

まとめ

 大して役に立たないテクニック各種。実はこのテクニック各種は私に会いに来た方全員に教えました。また中身を暴いた方もいると思います。しかし教えた方の中で参考にしてくれた人/中身を暴いた人含め、これらのテクニックを生かした商品は特段売れてる様子は見られない(まあ私達の商品と競合を起こしてるのも原因ですが)ので、役に立たないのです。

ストア事情
売り手
・継続している人数少ない&今後は減る
・テーマによってはチャンスはいくらでも
・当面はアルバイトの方が稼げるレベル
・買い手の欲しいものを考えて作るという選択肢
買い手
・テーマを絞るとアイテム数が少ない
・ワールドクラフトでしか使えないという買い手側の制限に対して、個人差によるコスパの判断をしてしまう商品
・ストアページ見るのは超楽しい、INしたら必ず見るレベル
・気に入った作者はいる

 本当に長いどこかで聞いたことあるような説教じみた内容でした。またこれから私達の夢の無い考えから生まれたアイテムを凌駕できるデザインやスキルを持ったプレイヤーが現れることを望んでます。

追記
消耗品でないデジタル商品の差別化は難しいのかもね。ぶっちゃけ何人か私達の商品をパクってみたけど売れないから自分らしい商品つーーくろって人。何人か見つけてるよ(^o^)見てるよちゃんと。キモいだろ。名前や構造があまりに酷似してるから気になってTwitterまで見つけてやった。安心しろ。パクってもいい派だ。ビジネスの基本は成功事例をマネすることと聞く。それがアイテムストアで通用するのかしないのか知りたいんだ。モラルとかマナーとかクソどうでもいい。パクってめちゃくちゃ売れたらお前の勝ち、売れずに埋もれたら俺が天才だった。したたかに笑いながら殴り合いをしよう。そっちの方が100倍楽しい

これから本気でアイテムストアを頑張りたい方へ

 私達は誰よりも”ちゃんとワールドクラフトをして、ちゃんと考えた”だけです。難しいことは特段してません。むしろ古臭い考えと行動の連続です。今まで見て見ぬふりをしてた人は沢山いるのではないのでしょうか。特にワールドクラフトを巡る&楽しんでる人達と仲良くなるという選択肢を。お金を払う多くは彼らです。アイテム作るよりかは簡単だと思います。目をそらさないように。お金を払う方々も良く見てます。当然です。・・・本当に古臭いやり方ですね。しかし現実は私達をストアページのトップへと押し上げてくれました。
 ここまで読んだら「そこまでして頑張りたくはない」と言う人が多く、スキルやセンスを持ってる人ほど嫌がる方法だと思うので、スキル無し初心者でもやりやすい環境・やる価値は充分・長期的な目で見ればチャンスは意外と転がってると予想しました。

 娯楽コンテンツにも関わらずビジネス的なつまらない方法で、如何にも「古臭い努力」って感じで本当に夢がない。私達の行動が必ずしも正解とも思ってません。娯楽コンテンツですので「面白い」方法を探してください。「これおもしれー!最高じゃん!くだらねぇけど買ってみよ!」ぐらいの感じで。くれぐれも私達を成功事例と捉えないように。私達の商品を真似した商品が売れてないのは、私達が成功してない証拠です。

このnoteではページを独占だの成功事例をマネするだの言いましたが、本質的にはアイテムストアの上の方に載ってるだけです。ランキング1位/売上No.1なんて文字は何処にも書いてません。アイテムストアはまだまだリリースされて3か月です。自分なり方法を試してダメだった/既にダメな気すると思った時、参考してくれると嬉しいです。

+なんとなくのもつおの予想
 私達のつまらない考えを凌駕できるセンスやスキル持つプレイヤーを望んでると言いましたが、本当は宗教じみた狂信的な崇拝に近い力を持ったプレイヤーが凌駕するのかな?なんて予想してます。カリスマ性と言ったらいいのでしょうか。ちょっとだけワクワクしてます。

以上


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