自分自身を経営する。
ピーター・ドラッカーの「ドラッカーの講義」
非常に珍しい、話し言葉によるドラッカーの講義をそのまま文字起こしている隠れ著作。体系化された文章でしか触れていなかったので、非常にリアルな言い回しに「あ、そんな風に話すんだ。」とドラッカーファンにはたまらない一冊だと思います。
✔︎自分自身を経営する。
✔︎経営者は、私たちがすでに把握し理解していることを上手にまとめ上げることと、私たちがまだ把握も理解もしていないことをモノにし、それらを役に立つ生産的なものへと育てあげるイノベーターになることの両方を学ぶ必要に迫られる。
✔︎経営はある種の教養である。
✔︎あらゆる企業が答えを迫られる5つの質問
①われわれの使命は何か
②われわれの顧客は誰か
③顧客が重視するものは何か
④われわれはどんな成果を上げているのか
⑤われわれはどんな計画を立てているのか
✔︎思いやりのある人になるために
・備忘録をつくる
・40代に突入する前に、仕事とは別の活動を実生活で見つけること。
✔︎世界はリーダーかリスナーかのどちらかに分かれる。
✔︎モーツァルトは偉大なピアニストでもあったが、名バイオリン奏者でもあった。しかし、一流になれる楽器はひとつだけ、ふたつは無理と判断し、ピアノにした。
✔︎人類の歴史上初めて、私たちは自分自身を経営する責任を負わされるのです。
✔︎経営とは、企業経営ではなく、現代社会のあらゆる組織を統治するための決定的な要素なのだということ。
✔︎人材と力、価値観、構造と組成、責任
✔︎バランストスコアカード
企業や組織のビジョンと戦略を四つの視点から具体的なアクションへと変換して計画管理するためのフレームワーク
①財務②顧客③業務プロセス④学習と成長
✔︎1930年代アメリカのキャデラックを売る時、シボレーと同じ部品なのにステイタスを誇示するために売り込みを始めたのが、マーケティングの始まり。
✔︎マーケティングの目的は何か
ふたりが答えにたどり着いた。ひとりがセオドアレヴィット、もう1人がドラッカー。
✔︎マーケティングとは顧客の視点から組織を見る行為
#ドラッカーの講義
#ピータードラッカー
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