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証明ゴールと成長ゴール

『やり抜く人の9つの習慣』コロンビア大学の成功の科学
ハイディ・グラント・ハルバーソン

唯我さんが帯を書かれているのを見てついつい購入。100ページちょっとで、とてもシンプルで本質的で読みやすい。社会心理学者ならではの調査結果を元にした事例も面白い。

私も大学時代は心理学専攻だったのですが、知覚心理学や一般心理学よりも社会心理学や経済心理学がワクワクしたのを覚えています。変な実験する人がいるんだなとw

✔︎メンタル・コントラストを活用する。
目標を達成して得られること、そこに至るまでに考えられる障害を理解すること。

✔︎メンタル・コントラストを深める。
書き出した「得られること」を味わってみる。書き出した障害を見直す。

✔︎上級者ほど頻繁なフィードバックを。初心者にはあまり頻繁にチェックすべきでない。

✔︎これまで思考とこれから思考

✔︎現実的な楽観主義者であること
→楽観というより夢見る現実主義者?
「目標は達成できる」と信じるのは変わらず大切なところです。しかし、「目標は簡単に達成できる」と考えてはいけない。
例:ダイエット成功者の調査

✔︎失敗してもいい、失敗なんて何でもないと考えると、実際に失敗する確率は大幅に低くなる。

✔︎証明ゴールと成長ゴール
証明ゴールの問題点=能力を発揮することを阻害する最大の要因は不安感
成長ゴールの良い点=失敗を学びと捉えることができ、失敗の落胆からあなたを守ってくれる味方になる

✔︎成長を実感する充実感は、完璧を目指す緊張感とは、まったく別のもの。

✔︎固定的知能観と拡張的知能観
素晴らしい成長の機会に恵まれたとしても「成長することなどできない」と思い込んでいれば、現実にも、成長することはありません。

✔︎すべての挑戦の共通点=「誘惑に打ち勝つ」必要があるこということ

✔︎意志力は使うと消耗するもの。少し休んで回復させる。また、意志力は筋力のように鍛えられる。

✔︎やめたいことを焦点を合わせるのではなく、自分が望む行動を起こす代替プランを立てる。

#やり抜くひとの9つの習慣
#ハイディグラントハルバーソン

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