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世界2.0 メタバースの歩き方と創り方

佐藤航陽さんの「世界2.0 メタバースの歩き方と創り方」

「お金2.0」も衝撃でしたが、こちらの「世界2.0」もとても衝撃でした。WEB3.0の中でもキーワードの中心であるメタバース。非常に分かりやすい説明と、非常に本質的なことが言語化されていて、とても勉強になりました。

P194の世界構築マニュアルの1ページだけでも元が取れる満足度のある本です。佐渡島さんの話、秋元康さんの話、堀江さんの話なども出てきて非常に興味深い上に、エピローグの佐藤さんの生い立ちの話にも、とても胸を打たれました。

■新しいテクノロジーは、「過剰な期待」と「過剰な幻滅」に交互にさらされながら普及していく。

■メタバースというのは、世界を創造するということ。つまり、神の民主化。

■世界とは、視認できるビジュアルとしての「視空間」と、社会的な機能と役割を持つ「生態系」が融合したもの。

■視空間を要素分解すると、「アバター」と「フィールド」になる。

■うまく回っている生態系3つの特徴
1.自律的であること
2.有機的であること
3.分散的であること

■生態系の役割と価値の種類
1.実用的価値
2.感情的価値
3.社会的価値

■価値をつくる人、価値を感じる人
価値をつくる人と価値を感じる人が、綺麗に分離せず、時に入れ替わるなどする二面性を持つ生態系はより強固に育っていく。

■個人の意志→母集団を形成→生態系に進化

■個人から分人へ。
ひとりの人間の中に多様な自分が存在する。

■マルチバース、マルチアバター、マルチ人格
人間のマルチ人格化、マルチ世界化。

■仕方なく働く→好きなことをやって生きていく→なりたい自分で生きていく

■仮想世界は現実世界と同水準の複雑さと柔軟性をもつ生態系に進化することで、一つの巨大な生命のような存在に近づいていく。

#メタバース
#佐藤航陽

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