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意見の一致を見た意思決定よりも、意見が不一致だったときの意思決定の方が質が高い。

元BCGの内田和成さんによる【意思決定入門】

経営者になって1番意識が変わったのは、「自分が決めること」。そして、「その決定の責任をとること」でした。

雇われる側で感じていた「何でそんな判断になるかなぁ」という不満も、自分が決める立場になるとその難しさや責任がよく分かります。

この本は沢山の例題があり、自分が意思決定者ならばどうするかのトレーニングにとても良いと思いました。

経営者でなくても、意思決定者意識(自分が決められるならどうするか)を持つことはとても重要だと思います。

「雇われている意識」が成長を妨げているのでは、とさえ思います。

■意思決定とは
例題:東日本大震災におけるTDRの再開を意思決定する

■ディシジョンツリーと期待値評価
例題:東京オリンピックによる自社土地売却

■ゲーム理論
例題:牛丼価格下げ競争
ゲームマトリックス

■不確実性への対応
シナリオプランニング
不確実性が高くてインパクトの大きいもの
✔︎Social
✔︎Technology
✔︎Economics
✔︎Environment
✔︎Politics

■合理性と感情
行動経済学
経済合理性と対立する正義、公平
例題:1万円山分けジャンケン

■リスク認識
プロスペクト理論の価値曲線

■ヒューリスティックとアルゴリズム

■バイアス
確証バイアス
例題:4枚のカードの「母音の裏は偶数」を確かめるには?

■フレーミング
例題:司祭が司教に祈りながらタバコを吸うことを問う

■ギャンブラーの誤謬
例題:白と黒のサイコロのパターン、どれが最も出やすいか

■コンティンジェンシープラン
こういう場合はこう対処すると決めておく

■情と理、右脳と左脳

■意見の一致を見た意思決定よりも、意見が不一致だったときの意思決定の方が質が高い

#内田和成
#意思決定入門

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