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ニーズだけではなく、ウォンツを満たせ。

スターバックスでマーケティングプログラムをつくったジョン・ムーアさんの「スターバックスはなぜ値下げもテレビCMもしないのに強いブランドでいられるのか?」 

今さらスターバックスと思うかもしれませんが、マーケティングでもブランディングでもマネジメントでも、すべてが本質的で普遍的な要素が詰まっているブランドだと思います。

■ビジネスと正面から向き合う過程でブランドは生まれる。

■「どこにでもあるもの」を「他にはないもの」に変えよ。

正しい商品とは深みと融通性があり、完成度が高くエレガントなものである。そうした商品は顧客の期待に完璧に応え、needsではなくwantsを満たす。

ジェームズコリンズのビジョナリーカンパニーの「ORの抑圧」「ANDの才能」

■「ありのままを伝える」マーケティングか、「話をつくっている」マーケティングか。

「企業らしさ」より「人間らしさ」

■顧客が実際に気に留めるのは、新しいブランドではなく新しいカテゴリー

■低価格は名案を考えつけないマーケティング担当者の最後の手段である

紫の牛を売れ!の著者セスゴーディン

■売上を伸ばす3つのこと

新規顧客の獲得、既存客の購買意欲への働きかけ、高めの価格設定

■最大ではなく、最高になれ。

9000店舗目をオープンするのではない。1店舗のオープンの、9000回目を迎えるのだ。

■シグモイドカーブ
チャールズハンディ「パラドックスの時代」

ゴリアテ(大企業)の座につくか、ダビデ(中小企業)に戻るか

■ニーズだけではなく、ウォンツを満たせ。
消費者のニーズではなく、ウォンツを満たし、現実とウォンツのギャップを埋めている。
ニーズは必要最低限のもの、ウォンツは感情的なもの。

■約束以上のことをする「10分ルール」
開店より10分早く開け、閉店より10分遅く閉める。

■スターバックスのパートナーにとって、会社は目的を達成する手段ではない。彼らにとって会社は、いい人生を勝ち取るための手段である。

■WIIFM=What's in it for me
そこから何が得られるか。従業員を第一に考える。

■従業員が見限るのは会社ではない。人だ。

■商品がブランドをつくるのではない。人がブランドをつくる。

■企業の成長を狂わす3つのC
Complacency=自己満足
Conservation=現状維持
Conceit=うぬぼれ

■組織図の中にお客様を位置づけよ。

■すべてを正しく行え。利益は結果的についてくる。

①事業を構築することに集中してブランドが生まれると、利益は生まれる。
②最大ではなく最高を目指すと利益は生まれる。
③広告よりもビジネス活動でアピールするようになると、利益は生まれる。
④単に顧客の最低限のニーズだけでなく、ウォンツを満足させることを目的としてビジネスを行うと、利益は生まれる。
⑤顧客の中でロイヤルティを超えて親愛の情が育つと、利益は生まれる。
⑥顧客との交流からニーズやウォンツを見出して対応すると、利益が生まれる。
⑦ビジネスのおかげで企業が信頼できるものになると、利益が生まれる。
⑧自己満足に陥らず、現状維持に抵抗し、うぬぼれを打ち砕く企業文化を育てると、利益は生まれる。
⑨利益追求以外のすべてを正しく行うと、利益は生まれる。

#ジョンムーア
#スターバックスはなぜ値下げもテレビCMもしないのに強いブランドでいられるのか

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