大学教員に採用された皆様おめでとうございます!

こんにちは。

note上でちらほら大学教員採用報告を目にするようになりました。

自分自身、現役大学准教授として大学教員になることの大変さをよく知っているので、そうした報告を目にするとただただ「凄い!」と思ってしまいます。


少し僕の周りの話をします。

僕が所属する学会では助教の最低ラインが「国際論文誌に3本掲載」と言われています。また表向き年齢制限は無いですが、完全供給過多状態なので、わざわざ「これまでどこにも採用されてこなかった30後半の``年寄り"」を採用する必要はなく、30前半までに助教になれていない人は就職がかなり困難になります。

周りを見ても
・27歳で学位取得
・ポスドク:28~29歳
・助教:29~34歳
・35歳までに准教授に昇進

というパターンが非常に多いです。(僕もギリギリこのレールに乗れています)

学位取得してから7年たってもまともなポジションに就けていない人は・・・(あとはご想像にお任せします)


分野によって事情は多少違うところもあると思いますが、どの研究分野の公募戦士も学位取得直後から暗黙のタイムリミットまでのカウントダウンと闘いながら研究に打ち込んでこられたかと思います。

そんな過酷な戦場を戦い抜いた公募戦士の皆様に改めて祝福の言葉を送りたいと思います。

本当におめでとうございます。

まだ、戦いの渦中にいらっしゃる戦士の皆様、どうか最後まであきらめず応募書類に魂を込めてください。

よろしければサポートよろしくお願いいたします。