買ってよかったと思えるものを買う方法

本日からAmazonプライムセールなるものが始まっておりまして、多くのお買い物系youtuberたちが

「オススメ!」
「買ってよかった!」

と釣りタイトルを付けて、実はそこまでオススメしたいと思ってもいないものを無理やり視聴者に紹介して広告収入を稼いでおります。

彼らの大半は、商品の性能を紹介して「こういうところが便利(だから買うべき)」という論調を展開しがちですが、そもそも我々はどのような時に「買ってよかった」と感じるのでしょうか。

買ってよかったと感じるための3要素

僕が物を買うときに意識していることとして、次の3つが挙げられます。

1.適切な品質

例えば、100年壊れない洗濯機と20年壊れない洗濯機と5年で壊れてしまう洗濯機があったとします。

5年で壊れてしまう洗濯機はどこか心もとなく心配になります。
一方で、100年壊れない洗濯機は確かにすごいですが、将来もっといい洗濯機(例えば、以前は無かった乾燥機付きドラム式洗濯機)が登場した時に買い替えることを考えると過剰なスペックかもしれません。

買うものの品質は自分が求める品質よりも少し上であれば十分です。今回のケースでは一般的な洗濯機の耐用年数を少し超える20年壊れない洗濯機はその条件を満たすでしょう。

この例は極端ですが、十分に使いこなせていないスマホに10万円以上払ってしまっている人は「100年壊れない洗濯機」を買うのと同じことをしてしまっているかもしれません。

2.使用頻度

あなたが毎日使っているものを思い浮かべてみてください。

布団、枕、歯ブラシ、箸、スプーン、靴、椅子、パソコン、デスク、冷蔵庫、洗濯機…etc.

もしもそれらがなくなれば、日々の生活は不便になるでしょう。そういった物は(意識しているかどうかは別として)間違いなく買ってよかったもののはずです。

一方で、月1回あるいは年1回しか使わないものを思い出してみるとどうでしょう。かつては「買ってよかったもの」だった可能性はありますが、少なくとも今はあなたの幸福度を上げる物にはなっていないはずです。

使用頻度が低いものを所有するな、というのは極端ですが、物を買う際に使用頻度を思い浮かべて、そこまで使わないのであれば「買わないor安いものにしておく」などの対応をするといいかもしれません。

3.ワクワク感

物を買うとき(特にそれが高価であればあるほど)、その物を手にしたときのワクワク感は買ってよかったかどうかに大きな影響を与えます。

僕も最近、思い切ってブランドものの高級メガネを購入しましたが、そのメガネをかけている自分の姿を鏡で見ると少しワクワクした気持ちになります。

近視を矯正するだけであれば1万円以下の安いメガネで十分なわけで、高級メガネにしたからといってその効果が向上するわけではありませんが(とは言っても、かけ心地は全然違いますけれど)、

事前にいろいろ調べて、取り扱い店舗を探して、ワクワクしながらお店を訪ねて、ドキドキしながらお会計をする。その一連のイベントはお金だけでは変えられない経験だと思います。

欠けた要素と向き合う

上記の3要素が一つでも欠けたら買わない方がいい、と言うわけではありませんが、少し工夫すれば「買ってよかった」と満足感を得られるかもしれません。

適切な品質で毎日使うけど、ワクワクはしない

→生活必需品など。いつもと違う新製品を試すとワクワクするかも。

毎日使ってワクワクするけど、品質が及ばない

→もう少しスペックの高いものを買うことを検討してみよう。

ワクワクするし品質も適切だけど、ほとんど使わない

→完全な贅沢品。これは買わない方がいいかも。


みなさんはどんなときに「買ってよかった」と感じますか?


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