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千葉ロッテマリーンズ・谷川唯人捕手 2年目の記録(4)

続きです。

9・10月(イースタン)


14/19試合(スタメン4、途中出場10)

シーズンも終盤に入りますが、4日に初めてプロ初スタメンマスクの日を迎えることができました!またしてもめでたい。
その後はまた中止になることも多かったり出番のない日もあったり。ずーっと出続ける、ずーっと使ってもらうって簡単じゃないなって思う日々が続きます。
1軍は9/27の敗戦をもってCS進出の可能性が完全消滅しましたが最終盤まで縺れたので、そのあたりのチーム事情の影響もきっとあったことでしょう。イースタンリーグ最後の3連戦はすべてセンターでフル出場。今まで打ったことのなかった上位打線でも使ってもらえました。チームが完全に来季に向けて切り替わった瞬間です。本音を言えば捕手で使ってくれよー!でしたけども。

10月(フェニックスリーグ)

15/17試合(スタメン14、途中出場1)

さて、ずっと楽しみにしていたフェニックスリーグの開幕です。
イースタンでの使われ方や参加メンバーを見て、キャッチャーでの出場は1/3程度を予想していました。ところがどっこい。
全試合通じてキャッチャーは谷川選手と植田選手の二人で回しきりました(捕手登録では他に佐藤捕手と松川捕手(途中から合流)が帯同)。途中交代があったのも初戦と21日の2試合のみ、それ以降はすべてどちらかが一人で1試合を任されました。これはとてもとても大きな経験値となったのではないでしょうか。
さらに外野やDHでのスタメン出場もありました。野手の人数が限られているということもありましたが、今シーズンユーティリティに出続けたことが活きた気がしました。おかげ様で出番がなかったのは17試合中2試合のみ。
2022年のイースタン公式戦でスタメンだったのは16試合、それもキャッチャーでのスタメンはたったの1試合だったのに、フェニックスの三週間のあいだだけでスタメンマスクを9試合、その他のポジションも含めて14試合をスタメンで経験することができました。毎日のようにスタメンを張るという初めての日々を、怪我なく無事に完走できたことが何よりもよかったと思います。

11月

フェニックスリーグ終了後、マリンで行われている秋季練習に合流しました。個人的にこれは想定外。(浦和に幽閉されると思ってました)
一般公開されてはいませんでしたので、レポート記事と二日間の公式YouTube配信のみが頼りでしたがこれもまた大きな経験となったのではないでしょうか。まだプレーすることのできない本拠地での秋季練習。いろいろと思うところがあったのではないかと推察します。勝手ながら、私はいろいろと思うところありました。

14日は二度目の契約更改。来季は「とことん結果にこだわる」とコメントしています。
また、20日にはファンフェストがありました。2021は選抜メンバーによるオンライン開催でしたからファンフェスト自体参加するのは初めて。ファンの方の投稿によって、安田選手と一緒に写真撮影会、山口選手と一緒にキャッチボールに参加していたことがわかりました。他の選手を見ても、育成選手はこれから球団の顔になっていくであろう選手とペアになって参加しているようでした。組み合わせを考えた人、天才ですね(個人の感想です)。
イベントとしては、白黒野球対決でスタメンキャッチャーで出場。スタメン発表の映像も、谷保さんのコールも、登場曲での打席入りも見ることができました。なんてこと。感無量。基本みんな専門外のポジションに就いていましたがキャッチャーのみどちらのチームも本職でした。犠牲フライでスーパー代走(笑)を還して打点3も挙げました。
ホームランダービー中はライト付近で球拾いのお手伝い。全然飛んでこなくて暇そうでしたが、転がってきたボールをスタンドに投げ込んでみたりスタンドに向かって手を振ったりと楽しそうにしている様子が伝わってきました。
時々雨も降り極寒の気候ではありましたが、心に残るファンフェストとなりました。

おわり

これにて、ファンが知ることのできる2022シーズンは終了です。2022年中に投稿しようと思いつつ、気がついたらもう明日は2023シーズンのキャンプインです。
2023年は勝負の3年目となります。どうか怪我なく元気に、一日一日を過ごしてくれることを願っています。
チームスローガンも発表されましたね。

「今日をチャンスに変える。」

自分の力で、今日をチャンスに変える。
谷川選手を応援する身としてはとてもしっくりくるというか、スローガンのイメージキャラクターに採用してほしいくらいです。
明日から始まる2023年シーズンが、谷川選手にとって実り多き一年となりますように応援します。

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