h(叡智)が教えてくれる優しい引き寄せの法則 #11 波動を整えるための具体的なステップ
質問者(Q):
h達人、前回の話で、焦らずに自分の波動を整えることが大切だというのがわかってきました。でも、具体的にどうやって波動を整えていけばいいのか、まだ少しイメージがつかめません。波動を整えるための具体的な方法があれば教えてほしいです。
h達人(H):
素晴らしい質問ですね。波動を整える方法はいくつかありますが、基本的なポイントは「今この瞬間」に意識を向け、自分が心地よいと感じることを積み重ねていくことです。例えば、深呼吸をしてリラックスする時間を取ることや、感謝の気持ちを持つことがとても有効です。具体的には、次のようなステップを試してみてください。
Q:
どんなステップがあるんでしょうか?
H:
まず、1つ目のステップは「感情の観察」です。自分が今、どんな感情を抱いているのかに気づくことが、波動を整える第一歩です。不安や恐れ、喜びや感謝など、どんな感情でもかまいません。それに気づくだけで、内側のエネルギーが少し整います。
2つ目は「感謝の実践」です。今、目の前にある小さなことに感謝することで、ポジティブなエネルギーが生まれます。
3つ目は「未来への期待を手放す」こと。期待に執着せず、結果は自然に訪れると信じることで、波動が軽やかになります。
Q:
なるほど、感情を観察して、感謝して、期待を手放すことが大切なんですね。でも、どうしても未来の結果を考えてしまうことがあります。期待を完全に手放すのは難しいです。
H:
その感覚はとても自然です。私たちは未来に対して期待を持つものですし、それを完全に手放すことは簡単ではありません。ここで大事なのは、「期待を完全に消す必要はない」ということです。むしろ、期待を持っている自分に気づき、それを「コントロールしようとしない」ことが重要です。期待を持ちながらも、今この瞬間に戻る練習をすることで、次第に期待から解放されるようになります。
Q:
期待を消さなくてもいいんですね。それなら、もっとリラックスして今に集中できそうです。でも、まだ波動が整っているかどうか、自分で感じ取るのが難しいです。波動が整った状態をどうやって感じられるんでしょうか?
H:
波動が整った状態は、心が穏やかでリラックスしているときに自然に感じられるものです。たとえば、深呼吸をして「今この瞬間」に集中しているとき、心地よさや安らぎがあると感じることがあります。それが波動が整った状態です。また、波動が整っているときは、何かに対して強い抵抗や不安がなく、今の自分の状態に安心感を覚える瞬間が訪れます。その感覚を意識的に増やしていくことで、次第に波動が整いやすくなります。
Q:
心が穏やかでリラックスしているときが、波動が整っているときなんですね。それなら、もっと日常の中でその感覚を意識してみます。でも、何か問題が起こったとき、その穏やかさを保つのが難しいです。どうすれば、問題があっても波動を整え続けられるでしょうか?
H:
問題が起こったときこそ、波動を整えるチャンスです。問題に直面すると、私たちはすぐに反応しがちですが、その瞬間に「立ち止まる」ことが大切です。深呼吸をして、その問題に対してどう感じているのかをまず観察します。そして、その感情を感じ切った後で、再び「今」に戻る練習をしてみてください。問題に対して抵抗するのではなく、その感情を一旦受け入れてから、自分の内側に戻ることで、波動を再び整えることができるんです。
Q:
問題が起こったときに立ち止まって、感情を観察するんですね。それなら、少しずつでも波動を整え続けられるかもしれません。でも、やっぱり大きな問題があると、どうしても焦ってしまいます。
H:
焦ることもまた自然な感情です。大きな問題に直面すると、焦りや不安が生まれるのは避けられません。でも、焦りが出てきたときも、それに気づいて受け入れることが大切です。「今、自分は焦っているんだな」と認識するだけで、その焦りから少し距離を取ることができるんです。そして、その焦りを感じ切った後で、また深呼吸をして内側に戻り、波動を整えていきましょう。焦りは一時的なものであり、それに気づくことで、次第に内側の平安を取り戻すことができます。
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