見出し画像

#B010/氷華貴族

画像1

「緑の国」の北方、雪の降り積もる地域に、氷で出来た奇妙な城がある。彼女は150年ぶりに、この城から外に出た――。

かつては普通の人間の少女だったが、氷の妖魔に見初められ、不死の血を与えられた。以来、人と会わず、静かに氷の城で暮らして来た。

その静寂を破ったのは、魔を封じる首輪。不老長寿の欲望に駆られた人間が、彼女の身を欲したのだ。いつ滅んでも構わないと思っていたが、こんな奴らに好きなようにされる訳にはいかない…。

No.010 The Ice Flower Noble Blood

In the snowy northern part of the Kingdom of Green
There is a strange castle made of ice. For the first time in 150 years, she is out of this castle.

She was once a human girl, but a demon of ice took a liking to her and gave her immortal blood.
Since then, she had lived quietly in the ice castle without seeing anyone.

That life was over. It was the collar that sealed the demon.The humans, driven by the desire for longevity, wanted her for themselves.

She thought I didn't care when I died.
But I can't let these people do whatever they want...

画像2

【氷の妖魔】
・イメージは「氷属性のヴァンパイア」
人間とほとんど変わらない外見をしているが、もの凄く美しく、異国の貴族のような衣装をまとっている。

【氷の城】
・「緑の国」出身としたが、三国以外の「氷の国」でも良い。

外観は「氷で出来た洋風の城」 和のテイストである「緑の国」の中においては、異質な場所。日本の”異人館”のイメージに近い。

【出生】
・元々人間であるが、その時は髪も白(もしくは銀)ではない。
昔は普通の黒髪で、普通の「緑の国の民」風だった?

・今着ている衣装は氷の妖魔から与えられたもの。

・魔法剣士タイプ。氷の魔法と、細身の剣を使う。
元々戦うことなどなかったが、150年の間に、主(氷の妖魔)が趣味で教えていた時期があった。

・10人の中では一番戦闘能力が高いが、「首輪」を外した後も、呪がまだ残っており、力が抑えられているものとする。

・(氷の城の)蔵書で分かる範囲の知識は豊富。
実際に目で見た訳ではないので、自身の知識とのギャップで驚くことがある。

・他の者と感覚が大きく異なる為、そうそう心は開けない。
また、周囲に名乗る名前は「氷の妖魔」より賜ったもの。
貴族風の美しい名前であるが、本人は気に入ってはいない。

仲間に心を許した時、本当の名前(「緑の国」風の名前)を伝えることとなる。


画像3


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?