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#012 霧生鷹子/Takako kiryu

#012 霧生鷹子/Takako kiryu

 京都出身。「朱月一派」上忍・霧生孝臣の妻で、自身は女子チームの指導官を務める。旧姓は久我。28歳。愛称は「たかねえ」

 京都を本拠地とし、暗殺接待や毒の扱いを得意とする小規模な忍集団・裏茶道久我流の家元で生まれ、忍道と茶道の教育を受ける。しかし、思春期になるとこれに強く反発。持ち前の才能を誇示するかのように、裏社会で暴れまわるようになった。

 高校生の頃は家出少女のようなもので、半ば抜け忍のようなものとなる。その間に甲賀の「月望」や伊賀の「松山会」に居候し、そこでも力を振るった。その頃に起こった出来事が、今では「鬼の鷹子」という伝説となって語り継がれている。
 そんな風に、若気の至りで無茶な闘いばかりしていたが、長くは続かなかった。ある事件で傷付き倒れてしまった際、当時「朱月一派」の中忍であった霧生孝臣に拾われ介抱される。力こそ自身に劣るものの、孝臣の優しさと芯の強さに触れるうちに、鷹子は自らの弱さに気付く。孝臣に全てをさらけ出し、自身を導いてくれるよう懇願した。

 その後猛勉強し、何とか現役で京都恭教育大学に合格。その頃には実家とも和解。再び茶道を学び始める。大学三年までは学業と修行とでほぼ全ての時間を費やす。
 大学三年の時、忍田ゼミにて現「火宮衆」の指導官・鹿島志鶴と出会う。しばらくは普通に交友関係を持っていたが、やがて彼女が「鬼の鷹子」であることに気付かれる。仕方なしにそちらの方面でも付き合いを始め、いつの間にか二人で「忍」としての活動もするようになった。確かに、「鬼の鷹子の帰還」はそれなりに楽しかったものの、志鶴の趣味に影響されて行っていた行動の数々は、今の鷹子にとっては思い出したくもない黒歴史となっている。

 やがて作動師範の免状を取り、大学卒業と同時にその職に就く。それを生業としつつ、「朱月一派」の若手指導官となった。それと同時期に孝臣と結婚。「霧生鷹子」という名で新たな人生を歩み始めた。

「久我鷹子」であった時のことは全て闇に置いてきたつもりでいる。志鶴はこのことを秘密にすると約束してくれている。大丈夫なはずだ。何かを忘れていなければ。

光穂はこの秘密を知った時、どんな行動に出るのだろうか。

 

【キャラクター情報/Character Profile】

Age/年齢:28
Height/身長:169
Bra size/カップ数:

所属:
   

両親の職業:父親/忍道師範
      母親/茶道師範

特能:
得意武器:
住居:
性格:
趣味:
嗜好:辛いもの 一人でいる時間

【家族構成】


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