長崎港 大波止の錨
長崎港は、1571年に開港。徳川時代は、出島から西欧や中国の文化を受け入れる窓口となり栄えた港である。
大正時代に大型船をつなぐ係船ブイを固定するため、長崎港内に投入されたのがこの錨。三菱造船所で建造された豪華客船「天洋丸」(1908年)も係船されていたとのこと。
海岸沿いのジョギングコースでいつも眺めていた錨だが、長崎生まれの長崎育ちの妻は、この錨の存在を知らなかったので、長崎市民の認知度は低いのかもしれない。
錨横のベンチに座って、ビールを飲むとおいしいのだが、夏の日差し