ブリッジとテンタクル活動から考える筋活動

リハ塾の松井です！

TwitterでKonumaさん @PTBC8 がこんなツイートをしていました。

杖の話が挙がったので、
私の考える支持物を用いる時の注意点について。

支持物にもたれかかると、支持物と身体でブリッジ活動となり、屈筋(支持下面の筋)優位となります。

屈筋優位では、支持物がないと姿勢の維持が困難なため、支持物はあくまで伸展活動の補助となるような使用が良いと思います。 pic.twitter.com/BtlGVYGjhn

— Konuma@神経科学×姿勢制御×バイメカ (@PTBC8) January 9, 2021

臨床では杖や平行棒など支持物を使って歩行練習などをすること、あるいは杖など歩行補助具を使って歩行する方を対象とすることは非常に多いと思います。

僕自身、臨床でも杖など支持物を強く握り込まないようにとか、杖歩行中に上から引っ張られるようにとか、キューイングを出したりしますが、こんな風に言語化してるのを見て、頭の中が整理された気がしてすっきりしました。

今日はこのツイートから臨床で活かせるポイントを僕なりに分析して解説します！